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ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

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思い切って「プリンセスラインバス」にすれば

2009-06-14 11:21:41 | 政治経済
京都の「京急バス」、東京の京急が待った 社名再変更へ(朝日新聞) - goo ニュース

まったく同じ社名の会社は存在する。
もちろん一定の条件はあるが、同じであっても法的には問題がない。

よく取りざたされる例としては、日本交通がある。

有名なのは、東京と大阪の日本交通。
どちらもバス、タクシー、ハイヤーなどをやっており、略称はどちらも日交。

ただし、ロゴは全く違い、東京が「桜の図柄にN」なのに対し、大阪は「丸の中に日交」だ。

同じ会社だと間違える人もしばしば。
全く別会社ではあるが、混同する人も多いので、最近は提携を行っている。

どちらも1940年代に設立された会社で、
どちらかが先に一方的に有名になったわけではない。

なお同名の日本交通が別会社として存在するが、多くは大阪の日本交通の関連会社。
また、これらと関係のない日本交通も存在する。

いずれにしても、同じ社名で同じ愛称の会社が現に許されているわけで、
今回は片方は社名で片方は愛称だから、登録もできたわけだし、
競合しなければ問題ないと考えるのは、ある意味あり得ること。

我々関東に住んでいる人間にとって「京急」と言えば
バスだろうが電車だろうが「京浜急行」以外の何物でもなく、
まさか「京都急行」の略だと思い付く人もいまい。

しかし、「京都急行バス」がずっと長く営業していて、
自然に「京急」、これは「けいきゅう」でも「きょうきゅう」でもいいが、
そう呼ばれて親しまれているとか、京都の人が東京に来て、
京浜急行の京急を見て勘違いするほどであったとしたら、別の解決策もあったろう。

しかし、それほどの知名度もなく「京急」が単なる愛称ではなく、
商標登録してあるとあっては、「京急バス」も引かざるを得ない。

で、元の朝日の記事には
>新社名は「京都急行バス」で調整中という
が、これまたどうなのかな、と思う。

というのも、「京都バス」が存在するし、「京都交通」というバスもあるし、
それぞれ高速バスも急行もあるようだし、
京都市バスもあるし、あえて京都急行にするメリットは?

「プリンセスラインバス」が愛称として親しまれているのであれば、
思い切ってそれを社名にしては?
ブランド名が社名になった例は数知れず。

「トリオ」って知ってます?「日本製靴」は?「旭光学」は?
「オニツカ」ってなんの会社かわかりますか?

あの「松下電器産業」だって変わりました。

サンテレビにしろ、KissFMにしろ、個性的な名前はそれだけでメリット。

カタカナは京都に似つかわしくない?
それならもともと「プリンセスラインバス」も似つかわしくないでしょう。



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