ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

映画「イチケイのカラス」@ユナイテッドシネマ豊洲(2023/1/20)

2023-01-20 22:33:39 | 映画感想
2023/1/20。ユナイテッドシネマ豊洲。4番スクリーン。
スクリーン入り口に内部の座席レイアウトと上映中の映画のビラが貼られているが、
それが「コナン」だったもんだから、一瞬チケットを見返してしまった。

豊洲でも「コナン」をやっていたが、3番スクリーンの間違いだったようだ。
係員に指摘してあげればよかったかな。

とにかく中に入ったら、既に入っている観客の年齢層を見て、少なくとも「コナン」ではないと確信。



竹野内豊、黒木華、柄本時生、斎藤工、向井理、吉田羊、宮藤官九郎、小日向文世ら。



人気TVドラマを映画化した場合、TV版を見た人をある程度念頭に置いていると思われるので、
登場人物紹介エピソードが延々と続くようなことがないのは好印象。

「入間みちお 竹野内豊」「坂間千鶴 黒木華」などと、約名とキャスト名がテロップで紹介されるが、
いつしか、「防衛大尽 鵜城英二」 「弁護士 月本信吾」のように、役の説明と役名に変わっていた。



冒頭、貨物船が、自衛艦と衝突し、-転覆沈没する事案が発生し、乗組員全員が死亡する。

イチケイ(東京地裁第3支部、第1刑事部)から岡山県秋名市に異動となった入間みちお(竹野内豊)は、
貨物船船長の妻、島谷加奈子(田中みな実)が、納骨の際に弔問に来た防衛大臣、鵜城英二(向井理)を
傷つけようと振りかざした包丁で事務官を切った傷害事件の担当となる。
事件の背景にある自衛艦と貨物船の衝突の原因究明が必要と感じた入間は、職権発動して、真相を探ろうとするが
最高裁からの指示で担当を外されてしまう。

同時期、裁判官の「多色経験精度」によって岡山の日尾美町で弁護士活動に勤しむ坂間千鶴(黒木華)は
町の7割の住民が直接または間接に関わっている大企業の工場で似たような症例が広がっているのに気づき、
工場の汚染物質が原因とみている神玄弁護士、月本信吾(斎藤工)と手を組んで、工場の不正を暴こうとする。
一旦は失敗するが、体調不良を謡える息子のために損害賠償裁判を起こしたラーメン店店主とその工場を訴え、
天敵の入間みちおと再会してしまう。

型破りで何を考えて事件の真相を明らかにしようとしているのかよく見えない入間裁判官。
一方、正義感を振りかざし、悪を暴こうとする坂間弁護士。

果たして、事件の真相は。
貨物船衝突事件の際の種瀬栄寛加瀬公活日誌を紛失していると言う怪しい゛うぜんも重なり、
事件は大きく天気を迎える。



試衛館が航海日誌を紛失した、という設定にそんなことありえないと思ったが、
実際に過去に辞令があるらしい。
映画のようなケースではなく、国際紛争に関する物らしいが。
紛失するわけはないと思ったので、紛失させずに改ざん、もしくは黒塗りにすればいいのにと思った。
防衛機密に関するものであるとか何とかで黒塗りは簡単にできそうな気がするし、改ざんは良く報じられることだ。



ちょっと気になった点。
本筋の採番とは別の裁判で、裁判官として庵野英明が登場するが、居眠りして、弁護人だから検事に
「裁判長!」と呼ばれる。
しかし、一人裁判官の裁判なので「裁判長」ではなく「裁判官」か正しい。
以前「裁判官が一人の場合は裁判長とは言いません。」と矢代弁護士(元裁判官)がおっしゃってました。



瀬戸内海を結ぶ鉄道道路併用橋が出て来るが、本四連絡橋の3ルートのうち、明石海峡と今並街道は、
自動車専用道であり、小島坂出ルートの瀬戸大橋のみが鉄道との併用橋で、本州側は倉敷市。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 28年前のあの日(1995/1/17... | トップ | 2023/1/20の朝の東京スカイツ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画感想」カテゴリの最新記事