2017/8/9、109シネマズ木場。
木場としては一番キャパの大きい3番スクリーン。
夏休みと配給会社のお上手な宣伝の効果で、子供多し。
ただ、シネマポイントカード会員は少ないと見え、いつも早めに満杯になる
高い席(エクゼクティブシート、会員は普通料金)は空いていた。
**
スティーブ・カレル、クリステン・ウィーグ。
笑福亭鶴瓶、中島美嘉、松山ケンイチ、生瀬勝久、芦田愛菜、いとうあさこ、山寺宏一。
*
1980年代、イーブル・ブラットという悪ガキが主人公の人気TV番組があった。
しかし、主役を演じたバルタザール・ブラットが成長して人気が落ち、番組は打ち切り。
成長してしまった子役には誰も見向きもしない。
成長したバルタザール・ブラット(声:松山ケンイチ)は番組のキャライメージそのままに
本物の悪党と化していた。
バブルガムを使い大型貨物船に侵入し、世界最大のダイヤを盗みだす。
ブラット侵入の連絡を受けたグルー(声:笑福亭鶴瓶)とルーシー(声:中島美嘉)
それにミニオンのメルらが貨物船に向かい、船に乗り込んだグルーはいろいろあって、
世界最大のダイヤは取り返したものの、ブラットには逃げられてしまう。
この後、反悪党同盟の新長官がバレリー・ダ・ビンチ(声:いとうあさこ)は
グルーに首を宣告、反発したルーシーも一緒に首になってしまう。
帰宅したグルーは3人の子供たち
(マーゴ=声:須藤祐実、イディス=声:矢島晶子、アグネス=声:芦田愛菜)に
首になったことを伝える。
ミニオンたちはグルーがまた大泥棒に戻ると期待するが、グルーは泥棒は止めたと宣言し、
ミニオンたちはあきれ返って家出してしまう。
グルーの家に執事のフリッツ(声:山寺宏一)が現れ、グルーに双子の兄弟ドルーがいて、
父が死んだので家で話がしたいという。
グルーはルーシーと3人の娘を連れて、ドルーの島に行くことになった。
出迎えたドルー(声:生瀬勝久)は、見た目はグルーそっくりだが、ふさふさの金髪。
ルーシーと子供たちを観光に行かせ、グルーとドルーは話し合うことになった。
ドルーの目的は二人の父が大泥棒で財を成していたが、ドルーは泥棒のセンスがないので、
グルーに泥棒指南をしてほしいと言うものだった。
最初は断っていたグルーだが、ドルーの持つスーパーカーに魅せられて、
協力することになる。
果たして事の顛末は。
**
子供は多かったが、あまり笑っていなかったように思う。
子供向けとも言い切れず、大人向けというほどでもなく、中途半端と言えば中途半端。
無難なファミリー向けなのかも。
ブラットがてっぺん禿げなのも大人には年齢を表現していると分かっても子供には通じない。
*
グルーとドルーの兄弟の再会と和解。
ルーシーと3姉妹の母娘の信頼関係の構築、といったファミリー映画に必須の物語がテーマで、
「ミニオン大脱走」はエピソードの一つに過ぎない。
なのに、営業上の観点からミニオンを前面に出したと思われる。
おかげで日本での出足は絶好調。
週末動員数で3週連続1位と東宝東和の思惑は大成功と言えるが、
邦題と内容の違和感はぬぐえない。
*
日本語版はオープニングタイトルから、笑福亭鶴瓶、中島美嘉、松山ケンイチ、
芦田愛菜、いとうあさこらの名前を英字表記で出すなど日本のマーケットを
多少意識した造りになっているが、本編の英文は日本語にせずそのままで
Disney/PIXARほどのこだわりはないと見た。
(この辺も子供には通じまい)
*
吹き替えキャストは続投。
英語版では、アグネスの声は交代しているが、日本語吹き替え版の声は芦田愛菜のまま。
悪役は松山ケンイチ。
非常に張った喋りでアニメの吹き替えと普通の芝居では喋り方が異なるんだな、
と言うか変えて然るべきだなとは今回改めて感じた次第。
オリジナルのドルーは、スティーブ・カレルの二役。
吹き替えは、笑福亭鶴瓶と生瀬勝久。
なぜ二役でないかは想像だが、グルーはヒスパニック訛りで、
スティーブ・カレルが訛って喋っているので、
それを関西弁バリバリの笑福亭鶴瓶にしたのは十分理解できるが、
ドルーはアメリカンな喋りなので、スティーブ・カレルには普通にこなせるが、
笑福亭鶴瓶にはバリバリの東京弁は無理、と見たのではないか。
ネファリオ博士は、ハンソロ宜しく凍結されてしまっていて、登場せず。
ミニオンが「SING」のオーディション舞台に紛れ込むなどパロディもたっぷり。
ルーシーは2作目からの登場で中島美嘉も同作から。
英語版のクリステン・ウィーグも当然そうだろうと思っていたら、
1作目の養護施設の嫌味なおばさん、ハッティさんの声だった。
その意味では山寺宏一も「1」では敵役のベクターだし、
「2」では一時犯人と間違われるかつら屋だった。
こういうのは連続出演とはいえるだろうが、続投とは言えまい。
木場としては一番キャパの大きい3番スクリーン。
夏休みと配給会社のお上手な宣伝の効果で、子供多し。
ただ、シネマポイントカード会員は少ないと見え、いつも早めに満杯になる
高い席(エクゼクティブシート、会員は普通料金)は空いていた。
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スティーブ・カレル、クリステン・ウィーグ。
笑福亭鶴瓶、中島美嘉、松山ケンイチ、生瀬勝久、芦田愛菜、いとうあさこ、山寺宏一。
*
1980年代、イーブル・ブラットという悪ガキが主人公の人気TV番組があった。
しかし、主役を演じたバルタザール・ブラットが成長して人気が落ち、番組は打ち切り。
成長してしまった子役には誰も見向きもしない。
成長したバルタザール・ブラット(声:松山ケンイチ)は番組のキャライメージそのままに
本物の悪党と化していた。
バブルガムを使い大型貨物船に侵入し、世界最大のダイヤを盗みだす。
ブラット侵入の連絡を受けたグルー(声:笑福亭鶴瓶)とルーシー(声:中島美嘉)
それにミニオンのメルらが貨物船に向かい、船に乗り込んだグルーはいろいろあって、
世界最大のダイヤは取り返したものの、ブラットには逃げられてしまう。
この後、反悪党同盟の新長官がバレリー・ダ・ビンチ(声:いとうあさこ)は
グルーに首を宣告、反発したルーシーも一緒に首になってしまう。
帰宅したグルーは3人の子供たち
(マーゴ=声:須藤祐実、イディス=声:矢島晶子、アグネス=声:芦田愛菜)に
首になったことを伝える。
ミニオンたちはグルーがまた大泥棒に戻ると期待するが、グルーは泥棒は止めたと宣言し、
ミニオンたちはあきれ返って家出してしまう。
グルーの家に執事のフリッツ(声:山寺宏一)が現れ、グルーに双子の兄弟ドルーがいて、
父が死んだので家で話がしたいという。
グルーはルーシーと3人の娘を連れて、ドルーの島に行くことになった。
出迎えたドルー(声:生瀬勝久)は、見た目はグルーそっくりだが、ふさふさの金髪。
ルーシーと子供たちを観光に行かせ、グルーとドルーは話し合うことになった。
ドルーの目的は二人の父が大泥棒で財を成していたが、ドルーは泥棒のセンスがないので、
グルーに泥棒指南をしてほしいと言うものだった。
最初は断っていたグルーだが、ドルーの持つスーパーカーに魅せられて、
協力することになる。
果たして事の顛末は。
**
子供は多かったが、あまり笑っていなかったように思う。
子供向けとも言い切れず、大人向けというほどでもなく、中途半端と言えば中途半端。
無難なファミリー向けなのかも。
ブラットがてっぺん禿げなのも大人には年齢を表現していると分かっても子供には通じない。
*
グルーとドルーの兄弟の再会と和解。
ルーシーと3姉妹の母娘の信頼関係の構築、といったファミリー映画に必須の物語がテーマで、
「ミニオン大脱走」はエピソードの一つに過ぎない。
なのに、営業上の観点からミニオンを前面に出したと思われる。
おかげで日本での出足は絶好調。
週末動員数で3週連続1位と東宝東和の思惑は大成功と言えるが、
邦題と内容の違和感はぬぐえない。
*
日本語版はオープニングタイトルから、笑福亭鶴瓶、中島美嘉、松山ケンイチ、
芦田愛菜、いとうあさこらの名前を英字表記で出すなど日本のマーケットを
多少意識した造りになっているが、本編の英文は日本語にせずそのままで
Disney/PIXARほどのこだわりはないと見た。
(この辺も子供には通じまい)
*
吹き替えキャストは続投。
英語版では、アグネスの声は交代しているが、日本語吹き替え版の声は芦田愛菜のまま。
悪役は松山ケンイチ。
非常に張った喋りでアニメの吹き替えと普通の芝居では喋り方が異なるんだな、
と言うか変えて然るべきだなとは今回改めて感じた次第。
オリジナルのドルーは、スティーブ・カレルの二役。
吹き替えは、笑福亭鶴瓶と生瀬勝久。
なぜ二役でないかは想像だが、グルーはヒスパニック訛りで、
スティーブ・カレルが訛って喋っているので、
それを関西弁バリバリの笑福亭鶴瓶にしたのは十分理解できるが、
ドルーはアメリカンな喋りなので、スティーブ・カレルには普通にこなせるが、
笑福亭鶴瓶にはバリバリの東京弁は無理、と見たのではないか。
ネファリオ博士は、ハンソロ宜しく凍結されてしまっていて、登場せず。
ミニオンが「SING」のオーディション舞台に紛れ込むなどパロディもたっぷり。
ルーシーは2作目からの登場で中島美嘉も同作から。
英語版のクリステン・ウィーグも当然そうだろうと思っていたら、
1作目の養護施設の嫌味なおばさん、ハッティさんの声だった。
その意味では山寺宏一も「1」では敵役のベクターだし、
「2」では一時犯人と間違われるかつら屋だった。
こういうのは連続出演とはいえるだろうが、続投とは言えまい。
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