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大相撲七月場所、13日目

2021-07-16 22:47:50 | スポーツ
まずは気になる序ノ口の勝南桜。

今日の相手は元幕下の御船山。
1年前の七月場所の途中休場から1年ぶりの復帰初戦。
怪我からの復帰、休場明けとはいっても、そもそも実力が違い過ぎ。
体重も159kgと86kgの勝南桜の倍近い。

立ち合いから一気に寄られ、なすすべなく土俵を割った。
これで104連敗。
六番相撲までは勝機もあったが、今日は全く勝つ要素がなかった。

これで0勝7敗。今場所も全敗、と言いたいところだが、ひょっとしたら八番相撲があるかもしれない。
がんばれ、勝南桜。



十両。

阿炎は、立ち合いから一気の押しも寄り切れず反対に土俵際まで押し込まれる。
しかし体を入れ替えて組み止め、寄り切って10勝目。
これで3連敗のあと3連勝。
水戸龍が負けて3敗となったため、豊山とともに優勝争いのトップに並んだ。

炎鵬はなかなか中に入れなかったが、最後は高篤山の引きに乗じて寄り切りで4勝目。

豊山は貴源治の突っ張りをものともせず食い止めて寄り切り。
貴源治の突っ張りはいわゆるうわづっパリであまり効いていないように思える。

幕内。

宇良は魁聖につかまったが、「反り」で体を入れ替えて出し投げ。
しかし、物言いがつき、髷に手がかかっていたとして反則負け。
投げる際首根っこを押さえる手が「グー」になっており、掴んだと言われてもやむなし。

4敗同士は、一山本が力なく押し込まれて足を滑らせ押し倒された。
照強が勝ち越し。一山本は勝ち越し目前で4連敗、勝っていたころの勢いが全くない。

石浦は離れて取ろうとする志摩の海を捕まえ、足を飛ばすなどして崩し下手投げで勝ち越した。

数字の上ではまだ優勝の可能性のある玉鷲。立ち合いからの鋭い押しで宝富士に完勝、10勝目。

もう一人の3敗、琴ノ若は千代翔馬を食い止め土俵中央で投げの打ち合い。
千代翔馬は上手だったが、体勢が悪く先に土俵に落ちた。

豊昇龍と逸ノ城は取り直しの一番。
どちらも息が上がっていたが、豊昇龍が豪快な下手投げで勝った。
引き上げる際、付き人によりかかる食らいつかれていて「とにかく重い」の一言。

北勝富士が隆の勝の一瞬の引きに乗じて押し出して勝ち越し。

大栄翔は今場所一番の相撲で押し出し阿武咲を負け越しに。

明生はがっぷりから粘る霧馬山を寄り切り、7勝として勝ち越しに望みをつないだ。

御嶽海は一気の寄りで隠岐の海を寄り切り7勝目。
いつものことだが、御嶽海は惜敗が少なく、完勝と完敗の差が激しい。

大関対決。
照ノ富士は正代に振り回されたが慌てずついていき最後は突き倒し(決まり手は押し出し)

白鵬は立ち合い高安のまわしが取れなかったが、体を開いての取ったりが見事に決まった。

これで白鵬、照ノ富士ともに13連勝。
2枚までの力士がおらず、優勝争いはこの二人で確定。

明日は照ノ富士と高安、白鵬に正代。
千秋楽は白鵬対照ノ富士でほぼ決まりなので、どちらが勝っても優勝は千秋楽まで持ち越し。

一方、正代、高安とも7勝。
明日は今日と入れ替わりの対戦で千秋楽は正代対高安でほぼ決まり。
7勝7敗で千秋楽に勝ち越しをかけることになりそう。

御嶽海も7勝で明日は豊昇龍。
粗削りで強引なところもある豊昇龍だが相撲はうまい。どちらが勝ってもおかしくない。

残り2日。
白鵬が復活の全勝優勝を達成するか、照ノ富士が白鵬を破って横綱昇進を勝ち取るか。
仮に千秋楽全勝隊列になれば、白鵬の優勝と照ノ富士の昇進は両立しそうな気もするが。

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