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ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

見たい映画、観た映画(その1)

2011-02-27 01:26:33 | 映画関連
皆さんは年間何本ぐらい映画を見ますか。

こう聞いた場合、人によって数字が大きく違うのは当然ですが、
カウント対象をどう見るかも人によって違うようです。

もっとも狭義に捉える場合は、映画館で見た本数でしょうか。

ここ10年、年間の映画館の入場者数は、1億6千万~1億7千万人。
昨年は1975年以来の高い数字で、17400万人でした。

子供料金は3歳からのようで、その人口はざっくり12400万人なので、
平均1.4回/年・人、映画を見ていることになります。

ところがこれには数字のマジックがあって、総務省の統計によれば
1年間に1回以上映画を見た(TVは除く)人の率は、
男性で32.4%、女性で42.4%に過ぎません。
女性の数の方が多いので、平均すると大体37.5%、つまり3/8。

1.4回を3/8で割ると3.7回となります。
5/8の観ない人は0、3/8の観る人は3.7で全体の平均が1.4になります。

ところがこれにも数字のマジックがあって、
総務省の別の統計によれば、映画を見る人の59.6%は年間1~4日。
5~9日の人は21.7%、10~19日の人は12.7%ですが、
100~199日以上が0.4%、200日以上も0.2%います。

このように分布が極端に偏ると、平均が傾向を代表しなくなってしまいますが、
この統計での平均は年間7.8日となっています。

37.5%の人の平均が7.8で、残り62.5%の人は0なので、
全体の平均は、2.9日となり、どの数字も一致しません。
つまり、これらの数字から平均的な日本人の映画鑑賞パターンは読めず、
調査や統計方法が違うとはいえ、とても不思議です。

さて、範囲を少し広げて映画館以外のホールや試写室で見たものもいれると、
私の場合、何本かと聞かれればこれでカウントします。

ここ数年は、大体数十本と言ったところでしょうか。
2010年:68本、2009年:82本、2008年:72本、
2007年:62本、2006年:53本、2005年:44本。

多い方だとは思いますが、この程度では自慢になりません。

前述のように年間100本ご覧になる方は、ごろごろおられるし、
200本以上観る方も10万人近くおられます。

2005年以降、日本国内で公開される映画がぐっと増えて、
年間700~800本ぐらいです。

昨年はこの6年で最少、716本でした。
(一昨年は762本、その前3年間は800本を超える)

200本以上と言えば公開映画の25%~30%近く見ていることになります。
すごい量だし、すごい率です。

更に範囲を広げると、DVD/BDでの鑑賞をカウントに入れる人も多いでしょう。
毎週何本もレンタルされている人もいるようです。

こちらはリアルタイムで公開されDVD化されたものだけではなく、
過去の作品や未公開作品(いわゆるDVDスルー)も含まれるので、
母集団はぐっと増えます。

そして、TVの番組で上映されたものを含める人もいるようです。

しかし、ペイテレビなどのようなノーカット/CMなしのものと、
ズタ切り、CM前後で同じシーンを繰り返す編集のものを同列に扱っていいか、
と言う疑問も生じてきます。

あまりにも映画の雰囲気を損なう切り方、CMの連続に
見るのを止めてしまうことさえあります。

ま、それはともかく、劇場公開ものだけで700本以上。
月平均60本以上の映画が公開されていますから、
どれを見るか、どれが見たいかの識別は大変です。

さて、少し長くなったので、あとは別記事に。
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