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羽田発航空機、新航路を飛行か

2020-01-31 21:26:38 | 地域・コミュニティ
羽田空港の発着回数を増やすために羽田発着の航空機の飛行経路を変えると言われている。
昨年だったか一昨年だったか、3月頃に小型機が我が家の上空をまっすぐ北に飛んで行くことがあって
これが新航路の飛行テストか、と思ったものだが、事実はどうだったか定かではない。

マスメディアは新宿、渋谷、品川で騒音がひどくなるとか、不動産価値が下がるとか散々煽った。
大都会に住んで全くの騒音のない世界なんかないんだから、煽りすぎだと思ったのは私だけか。

暫く東大阪に住んでいたことがあるが、伊丹空港に着陸する航空機が家の上空を飛ぶことがよくあった。
羽田に当てはまるとは言い切れないが、大して気にならなかった。

うるさければ、二重サッシにする費用は出してくれるだろうし、実際大して実害はないのかもしれない。
米軍基近くで騒音(轟音、爆音)に長年悩まされておられる方々から見れば、なにを大騒ぎしている、と
言われてしまうかもしれない。

それはともかく、まず言っておくことは飛行機は「風に向かって飛び立ち、風に向かって降りる」ということ。
いつも同じ方向から同じ滑走路を使って離着陸するわけではない。

現在の羽田空港には、北北西から南南東に伸びる2本の滑走路(西側がA、東側がC)と
それに60度ぐらいで交差し、北東から南西に伸びる2本の滑走路(北側がB、南側がD滑走路)の
4本の滑走路がある。

4本同時に使うわけではなく、使う滑走路は風向きによって異なり同時には2本だけ。
新航路で問題になっているのは、南風の時の着陸。
都心を通り、AとCに向かって降りるので、減速、降下の騒音が気になるというわけだ。

一方、北風の離陸の時は全く逆の飛行経路を飛ぶのであれば、同じように加速、上昇時に都心を通るはずだが、
新経路は従来経路同様飛び立った後大きく東に迂回してから目的地への航路を取る。
但し、従来の飛行経路より東への迂回量を減らす。
従来は東京湾からTDRをやり過ごしてから江戸川に沿って北上していたのを、新経路では荒川を北上する。
高さが違うから問題はないだろうが、荒川沿いは東京ヘリポートに向かうヘリコプターの飛行経路でもある。

で、この付近でわずかだが影響が出るのは、北風時の離陸便。
C滑走路を使って離陸し、夢の島城東を通って荒川を北上するため、最短でも8kmほどあった江戸川沿いから
最短で2kmほどとなる。
当然エンジン音も聞こえるし、機影も大きく見える。

運用時期はまだ先のはずだが、北風の強かった今日は新飛行経路? と思われる機影を何機か見た。


残念ながら拡大しても白飛びして航空会社まではわからない。

暫くしてもう一機。これも会社判別不能。


この間およそ1時間。
この時間帯の羽田離陸便は西日本方面に向かう便が多く、ほぼ30本。
真上だとちょっと気になるかも。


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