「はよせんか」で年齢地域が特定できるとは思えない

犯行時間帯に「はよせんか」の声　香川３人不明(朝日新聞) - goo ニュース

「はよせんか」が聞こえたことは事実でしょう。
朝のワイドショーでも盛んに取り上げていた。

この言い回しは比較的高齢の人が使うことが多い、まではいいでしょう。
あるいは、若い人はこう言う言い方はあまり（ほとんど）しません、
はたまた、普段の会話の中では使わない言い回し、
これもいいでしょう。

しかし、５０代以上に限定されるとか、四国の上半分と九州に限定される
というのはどうなんでしょう。

誰かが言ってたじゃん。

怒ってる、上からの物言い、高圧的、
そうなんですよね。
時と場合によって言い方は変わってくる。
相手の男女、年齢、相手方との関係でもどう言うかは変わってくる。

「はよし」
「はよしい」
「はようしいや」
「はよせい」
「はようせいや」
「はよせんか」
「はよせんかい」

全部あり得ます。（語尾の変化は他にもありえる）

声の主は男らしいけど、加害者が被害者に対して言ったのか、
加害者の一味が仲間に向かって言ったのか、
どういう状況か判らないのに断定はできない。

被害者に対して言ったのなら、何かを要求していたとも考えられるし、
加害者の一味に対してなら、犯行を促す発言、
あるいは逃亡のために焦って出た言葉、
いろいろな状況があり得ますし、
「早くしろ」と言うのを初めて言ったのか、
何度か言った末に焦りが高まり、「はよせんか」と声を荒げたのか、
いろいろあり得るわけで、
この言葉だけで、年齢や地域が特定できるとはとても思えない。

また、毎度言うけど
はよせんか、ではなく、
↓→→→→　
はよせんか、です。
→→↑→↓