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ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

ミラクル・ムーン

2014-11-08 17:27:33 | 観察
11月5日は「ミラクル・ムーン」でした。

ミラクル・ムーン?
スーパームーンなら知ってるけど。
(ちなみにスーパームーンと錯視

171年ぶり?
一生に一度?

そんなに珍しい天体現象なら事前にいろんなところで話があってもよさそうなのに
全く事前には聞いてなかった。

一体なんなの、ミラクル・ムーン。

秋の名月、十五夜は旧暦8月15日の月の事ですが、
旧暦9月13日の月=十三夜も「後の月」(豆名月、栗名月)として愛でたそうです。

8月15日と9月13日の両方の月を愛でてこそ粋などと
特に江戸時代の遊郭で客を誘う口実にされたようです。

ところで旧暦(=太陰太陽暦)では太陰暦と太陽暦のずれを調整するために
閏月が挿入されることがあります。

閏月は13月としてではなく、24節気の内の12の中気のずれに合わせて
挿入されるので、どこに入るかは「ずれの具合」によります。

つまり、年によっては3月が2回あったり、5月が2回あったりするわけです。
(閏月自体は19年に7回あり、ほぼ3年に一回)

そして、今年は171年ぶりに9月が2回になっており、
9月と閏9月で13日が2回、つまり十三夜が2回あったことになります。

その2回目の十三夜を「ミラクルムーン」と言うそうです。

とどのつまり、暦上のつじつま合わせでたまたまそうなっただけで、
旧暦で生きていた人にとっては大事なイベントかもしれませんが、
天文現象でもなんでもないので、特にいつもの満月と違うわけではなく
いつもより大きいとか、赤いとか、きれいとかいうわけではありません。

旧暦の暦上で珍しいことが起こったからと言って、別にねぇってところです。
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