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映画「ドラゴン・タトゥーの女」@109シネマズ木場

2012-02-28 19:39:25 | 映画感想
2012/2/26、109シネマズ木場。



ダニエル・クレイグ、ルーニー・マーラ、ロビン・ライト、クリストファー・ブラマー。

**

ミレニアム誌の記者、ミカエル・ブルムクウィスト(ダニエル・クレイグ)は、
実業家のハンス=エリック・ヴェンネルストレームの不正を記事にするが、
逆に名誉棄損で訴えられて敗訴し、一時的に社を離れることにした。

その頃、ミカエルのことを調べていたフローデ(スティーブン・バーコフ)は
彼をヘンリック・バンゲル(クリストファー・ブラマー)のもとに呼んだ。

表向きの依頼はヘンリックの評伝(≒伝記)を書くことであり、
その実は、40年も前に失踪した姪、ハリエットを殺した人物を
突き止めることだった。

ミカエルは、昔の事件で解決は到底無理だと考えたが、
ヘンリックが持つヴェンネルストレームの不正の証拠を渡すという条件で
調査を引き受ける。

ミカエルは手伝いを要求、調査会社を通じて、自分を調べていた
リスベット・サランデル(ルーニー・マーラ)を助手として雇う。

精緻で執拗な調査に没頭するリスベット。
親族のインタビューからヒントを手繰り寄せていくミカエル。

果たしてハリエットは誰に殺されたのか。
調べるうちに一族にまつわる凄惨な真実が浮かび上がってくる。

***

スウェーデンの小説「ミレニアム 3部作」の1作目の
スウェーデン映画「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」の
ハリウッド・リメイク。

2部目、3部目のリメイクはあるでしょうか。

オリジナルのリスベットはノオミ・ラパス。



ミステリーとしてはなかなか面白い。
原作が売れたのもわかる気がする。

人物の相関はセリフだけではわかりにくい。
ダニエル・クレイグじゃないけど、聞いただけでは何が何やら。

登場人物はそれほど多くはないが、謎ときに必要な部分、
特に家系図の部分はもう少し丁寧に描写してほしかった。

人物や場所の設定をオリジナルから変えてないのは好印象。
ただし、クローネでいわれても金額の多寡はよくわかりません。

ルーニー・マーラの体当たり演技は、とてもシャイな性格とは思えません。
カメラの前に立つと人が変わってしまうかのようです。

なかなかリスベットとミカエルの接点が交差しないのでやきもきしました。
二人の出会いはもう少し違う展開を考えてました。

ダニエル・クレイグの問題が解決してなかったからですが、
失踪事件が解決して終わりかと思いきや、そこからが長かった。

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