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クロアゲハの若齢幼虫、ナミアゲハとの比較

2019-07-09 23:07:57 | 昆虫/虫・その他生物
以前クロアゲハかもしれない幼虫がいて、もうすぐはっきりすると思っていた矢先、
いなくなってしまった話を書きました。

幼虫は羽化直後の初齢幼虫から何度も脱皮を繰り返し大きくなります。
初齢->2齢->3齢->4齢と少しずつ姿を変化させつつも、基本的に色は類似。
5齢幼虫(終齢)になると、突然緑色になって目立つようになります。

クロアゲハとナミアゲハの幼虫は食する木も同じで、色形も似通っています。
ここでも何度か取り上げていますが、終齢幼虫はもちろん、三齢、四齢幼虫も
細かい差異があって見分けることができます。

しかし、初齢、二齢では小さすぎて、形を肉眼で見分けるのはかなりやりにくい。
ぱっと見、色が違う(ナミアゲハは黒、クロアゲハは茶色)のですが、
色白の(茶色っぽい)ナミアゲハもいて尻付近の白帯も若齢幼虫でははっきりしませんし
見間違えることがあります。

今回初齢幼虫と思われるクロアゲハの幼虫を見つけたのでアップします。

最初に言っておくと、実は初齢、二齢の初期ぐらいまでは、幼虫の形がかなり違います。
ナミアゲハ、クロアゲハともとげとげで、大きくなるにつれてだんだんと棘が小さくなって、
ボコボコのゴジラの皮膚のようになり、終齢でついにつるつるになるのですが、
当初のとげとげの姿が相当違っています。





「いいから、幼虫の写真早く! 」とお思いのあなた、


お待たせしました。




これがクロアゲハ。


とげとげ具合がかなり激しい。
頭の方のとげがすごい。

これがナミアゲハ。


生まれたては体長1mmぐらいしかなくとても小さい。
直径1mmほどの球体の卵の中にいたわけですから当然ですね。
生まれるとすぐに卵の殻は食べてしまいますが。

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