「ブリュレ」の監督、急死

映画「ブリュレ」の林田監督が32歳で急死 - goo 映画

映画「ブリュレ」を撮った林田監督が32歳で急死したそうだ。

死因などは今のところ不明。
まだ３２歳の若さだった。

試写会当日も会場に現れ、
双子の不思議さに感銘を受け、この映画を思い立った、
など、映画にかける意気込みを語っておられた。

映画の出来としてはまだまだだったとは思うけど、
公開をとても喜んでおられただけに残念と言うか、気の毒と言うか。

しかもお気の毒なのは、「ブリュレ」の１０/２５からの公開に際して、
毎日劇場へ足を運んでいたのに、１０/３１を最後に顔を出さなくなり、
１１/５にスタッフが事務所で遺体を発見した、というから、
その間、事務所で一人静かに横たわっていたことになる。

ひょっとしたら、薄れゆく意識の中で死神と対峙しながら、
自分の人生を振り返っていたのかもしれない。

今突然思い出したので、ついでに書いておくと、
よく、死の直前に思い出が走馬灯のように頭の中を駆け巡る、と言うけれど、
あれは、場合によっては本当です。

それは身体や脳に大きい衝撃を受けたとき、
具体的に言うと車にはねられたりした時なんかですが、
おそらく、激しい衝撃で脳内シナプスに大量の信号が流れ、
過去の記憶がランダムに呼び起こされるのだと思う。

その激しい衝撃の後、
つまり、記憶が脳内にフラッシュのように再現されたあと、
本当に死んでしまうか、死なないで済むかは運次第です。

ともあれ、監督のご冥福をお祈りします。