5/27に発表された物価指数は前年同月比0.3%の下落となった。
日銀が目標とする2%程度の物価上昇率には程遠い。
今日までのサミットの結果とも合わせ、ますます消費税増税時期が遠のいた、
と言わざるを得ないんだろう。
ただ、これらの評価は経済評論家や経済番組などに委ねるとして、
一消費者として少し違和感を感じる、と述べておきたい。
もともとこれら報道の根拠となる「全国消費者物価指数けは、
いわゆる「コアCPI(生鮮食品除く)」の数値を使用している。
ここで問題というか、気になるのが「生鮮食品除く」
確かに価格変動が激しく、そのままの数値を使うと物価の推移を見るには
相応しくない、というのは分かる。
季節による変動もさることながら、天候や病気その他の外的要因で大きく変動、
統計的には除外して当然なのかもしれない。
しかし、ここ数年生鮮食品の値上がりが激しく、生活を直撃している。
特に肉、魚、野菜、果物。
肉の値上がりは激しい。
うちのように安価な肉を買っている家庭には影響が大きい。
安い牛肉でビーフジャーキーを作るのが楽しみの一つだったが、
今は高くて手が出ないか、安い肉は脂身が多すぎてジャーキーには使えない。
得意料理の一つに手羽元のチューリップ揚げ、手羽中の唐揚げがあるが
鶏肉も大きく値上がりしいつの間にか「安いがうまい」ものではなくなってしまった。
野菜も高い。
天候に左右されにくいキノコ類は安定しているが葉物が特に高い。
もちろん季節変動が大きいのは分かっているが、この時期この価格の感覚で見て
高くて手が出ないことが増えている。
加工品は企業努力もあるのか、比較的平穏に推移し、
ガリガリ君の値上げが世界的ニュースになるくらい。
といっても、いつの間にかスライスチーズは7枚入りになっているし、
マーガリンは300gになっている。
900mlの乳飲料や牛乳も増えた。
ソーセージには鶏肉の入っているものが増えた
(鶏肉自体も結構高いけど、豚肉よりは安いので)
物価指数に生鮮食品を入れろ、というつもりはない。
ただ、生活実感として、物価が下落しているとは到底思えない。
そもそもめったに買わないというか、購入サイクルの長い家電品、
性能向上が激しく同性能で比較すると価格下落の激しいIT製品、
生活実感にそれほど響かない電力料金やガソリン代。
値上がりすれば、買わないとか、頻度や量を減らすとかできるものと
できないものでは感覚的にも受ける影響の大きさが異なる。
もちろん生鮮食品だって高くなれば安いものに移行するから、
高くなった分がそのまま支出増になるわけではないが、
なんとなく食生活がレベルダウンした気にはなるし、
最安品や特売品を買っている身にはかなり堪える。
まあ、物価が下落したから消費増税を先延ばしにしろとは思っていない。
むしろ、生鮮食品など生活直結の物価を見ると、たとえ2%でも
上げてほしくないというのが正直なところ。
日銀が目標とする2%程度の物価上昇率には程遠い。
今日までのサミットの結果とも合わせ、ますます消費税増税時期が遠のいた、
と言わざるを得ないんだろう。
ただ、これらの評価は経済評論家や経済番組などに委ねるとして、
一消費者として少し違和感を感じる、と述べておきたい。
もともとこれら報道の根拠となる「全国消費者物価指数けは、
いわゆる「コアCPI(生鮮食品除く)」の数値を使用している。
ここで問題というか、気になるのが「生鮮食品除く」
確かに価格変動が激しく、そのままの数値を使うと物価の推移を見るには
相応しくない、というのは分かる。
季節による変動もさることながら、天候や病気その他の外的要因で大きく変動、
統計的には除外して当然なのかもしれない。
しかし、ここ数年生鮮食品の値上がりが激しく、生活を直撃している。
特に肉、魚、野菜、果物。
肉の値上がりは激しい。
うちのように安価な肉を買っている家庭には影響が大きい。
安い牛肉でビーフジャーキーを作るのが楽しみの一つだったが、
今は高くて手が出ないか、安い肉は脂身が多すぎてジャーキーには使えない。
得意料理の一つに手羽元のチューリップ揚げ、手羽中の唐揚げがあるが
鶏肉も大きく値上がりしいつの間にか「安いがうまい」ものではなくなってしまった。
野菜も高い。
天候に左右されにくいキノコ類は安定しているが葉物が特に高い。
もちろん季節変動が大きいのは分かっているが、この時期この価格の感覚で見て
高くて手が出ないことが増えている。
加工品は企業努力もあるのか、比較的平穏に推移し、
ガリガリ君の値上げが世界的ニュースになるくらい。
といっても、いつの間にかスライスチーズは7枚入りになっているし、
マーガリンは300gになっている。
900mlの乳飲料や牛乳も増えた。
ソーセージには鶏肉の入っているものが増えた
(鶏肉自体も結構高いけど、豚肉よりは安いので)
物価指数に生鮮食品を入れろ、というつもりはない。
ただ、生活実感として、物価が下落しているとは到底思えない。
そもそもめったに買わないというか、購入サイクルの長い家電品、
性能向上が激しく同性能で比較すると価格下落の激しいIT製品、
生活実感にそれほど響かない電力料金やガソリン代。
値上がりすれば、買わないとか、頻度や量を減らすとかできるものと
できないものでは感覚的にも受ける影響の大きさが異なる。
もちろん生鮮食品だって高くなれば安いものに移行するから、
高くなった分がそのまま支出増になるわけではないが、
なんとなく食生活がレベルダウンした気にはなるし、
最安品や特売品を買っている身にはかなり堪える。
まあ、物価が下落したから消費増税を先延ばしにしろとは思っていない。
むしろ、生鮮食品など生活直結の物価を見ると、たとえ2%でも
上げてほしくないというのが正直なところ。
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