MLBのプレーオフは、10/2(NL)、3(AL)のワイルドカードゲームから
ワールドシリーズ第7戦が予定されている10/31まで、ほぼ1か月行われる。
仕組みはこうだ。
まず、MLBは30球団が15チームずつアメリカン・リーグ(AL)と
ナショナル・リーグ(NL)に分かれている。
ALはDH制があり、NLはDHがないのが特徴。
各リーグはそれぞれ5チームずつ東地区、西地区、中地区に分かれている。
各地区が奇数と言うことは、地区をまたがる組み合わせが必ず発生するということであり、
両リーグも奇数なので、リーグをまたがる対戦も必ず出るということになる。
あぶれたチームは休みにすればリーグ間、地区間の試合がなくなるのでは、
と思ったあなた、論理的にはそうだが、4月(正確には3月下旬)から9月の
183日間で162試合をこなそうと思ったらそうそうは休んでいられないので、
リーグまたがり(インターリーグ)や地区またがりがないこともあるレベル。
さて、話が逸れたが、プレーオフの仕組み。
各地区5チームの中で最も勝率の良いチームが地区優勝。
これが各リーグ3チーム。
この3チームは地区シーズに進出する。
地区優勝チーム以外で最も勝率の良い2チームがワイルドカード。
なお、MLBには引き分けがないので「勝率の良い」は「勝ち星が多い」と同義。
ワイルドカードの2チームは勝率の良い方のホームゲームとして、
1試合だけのワイルドカードゲームを実施、勝った方が地区シリーズに進出する。
ワイルドカードゲームを勝ち上がったチームは、地区優勝で最も勝率の良かったチームと
地区シリーズで対戦する。
残りの2チーム、つまり地区優勝で2番目3番目の勝率のチームが対戦する。
地区シリーズは5回戦で3勝勝ち抜け。
勝ち上がった2チームがリーグチャンピオンシリーズに進出する。
リーグチャンピオンシリーズは7回戦、4勝勝ち抜けとなる。
こうして各リーグのリーグチャンピオンが決まる。
両リーグのリーグチャンピオン同士が7回戦のワールドシリーズを戦い、
先に4勝した方がワールドチャンピオンとなる。
*
さて、アメリカン・リーグを見ると各地区優勝チームは確定し、
ワイルドカードもNYYとOAKで決まっているが、
NYYとOAKのどちらが勝率が上か、つまりどちらのホームゲームとするかは確定していない。
残り3試合で互いの対戦試合はないので、NYYが2勝以上かOAKが1勝以下なら、
NYYがホームをとるが、それ以外の場合は同じか逆転もある。
ややこしいのは、最終的に同じ勝率、つまりは2チームが同じ勝敗数になった場合で、
規定では直接対戦の勝ちの多い方がホームになっているが、今季のNYYとOAKは
3勝3敗でこれまた同率。この場合どうなるのかが気になるところである。
*
一方、ナショナル・リーグはATLの東地区の優勝が決まっているだけで、
中地区、西地区は優勝も未定。
ただ、勝率から言って中地区の上位2チーム、CHCとMILのプレーオフ進出は決定。
どちらかが地区優勝でどちらかがワイルドカードの1チーム目になる。
西地区はCOLとLADのいずれかが地区優勝になることは確定だが、
優勝を逃したチームが2チーム目のワイルドカードになるとは限らず、場合によっては
中地区3位のSTLにワイルドカードをかっさらわれる可能性が残っている。
COL、LAD、STLとも残り3試合の直接対戦はなく、同じ勝率になる可能性がある。
仮に3チームが同じ勝敗数になった場合、COLとLADが地区優勝のプレーオフを行い、
負けたほうがSTLとのプレーオフを行うことになる。
これに勝てば、中地区2位(CHCかMILのどちらか)とのワイルドカードゲームに進み、
さらにそれに勝ってやっと地区シリーズでリーグ最高勝率(CHCかMILのどちらか)との対戦。
今のところ、NLのワイルドカードゲームは10/2の予定だが、仮にそうなった場合、
9/30までがレギュラーシーズンなので、10/1に西地区優勝決定戦、
10/2にワイルドカードチーム決定戦となって、ワイルドカードゲームがずれる可能性も。
こちらは外野なので、そうなったら面白いなんて暢気なものだが、可能性がある以上、
事務局としても考えておく必要があるわけで今頃てんやわんやなのではないかと想像する。
*
残り3試合、どうなるか興味津々です。
ワールドシリーズ第7戦が予定されている10/31まで、ほぼ1か月行われる。
仕組みはこうだ。
まず、MLBは30球団が15チームずつアメリカン・リーグ(AL)と
ナショナル・リーグ(NL)に分かれている。
ALはDH制があり、NLはDHがないのが特徴。
各リーグはそれぞれ5チームずつ東地区、西地区、中地区に分かれている。
各地区が奇数と言うことは、地区をまたがる組み合わせが必ず発生するということであり、
両リーグも奇数なので、リーグをまたがる対戦も必ず出るということになる。
あぶれたチームは休みにすればリーグ間、地区間の試合がなくなるのでは、
と思ったあなた、論理的にはそうだが、4月(正確には3月下旬)から9月の
183日間で162試合をこなそうと思ったらそうそうは休んでいられないので、
リーグまたがり(インターリーグ)や地区またがりがないこともあるレベル。
さて、話が逸れたが、プレーオフの仕組み。
各地区5チームの中で最も勝率の良いチームが地区優勝。
これが各リーグ3チーム。
この3チームは地区シーズに進出する。
地区優勝チーム以外で最も勝率の良い2チームがワイルドカード。
なお、MLBには引き分けがないので「勝率の良い」は「勝ち星が多い」と同義。
ワイルドカードの2チームは勝率の良い方のホームゲームとして、
1試合だけのワイルドカードゲームを実施、勝った方が地区シリーズに進出する。
ワイルドカードゲームを勝ち上がったチームは、地区優勝で最も勝率の良かったチームと
地区シリーズで対戦する。
残りの2チーム、つまり地区優勝で2番目3番目の勝率のチームが対戦する。
地区シリーズは5回戦で3勝勝ち抜け。
勝ち上がった2チームがリーグチャンピオンシリーズに進出する。
リーグチャンピオンシリーズは7回戦、4勝勝ち抜けとなる。
こうして各リーグのリーグチャンピオンが決まる。
両リーグのリーグチャンピオン同士が7回戦のワールドシリーズを戦い、
先に4勝した方がワールドチャンピオンとなる。
*
さて、アメリカン・リーグを見ると各地区優勝チームは確定し、
ワイルドカードもNYYとOAKで決まっているが、
NYYとOAKのどちらが勝率が上か、つまりどちらのホームゲームとするかは確定していない。
残り3試合で互いの対戦試合はないので、NYYが2勝以上かOAKが1勝以下なら、
NYYがホームをとるが、それ以外の場合は同じか逆転もある。
ややこしいのは、最終的に同じ勝率、つまりは2チームが同じ勝敗数になった場合で、
規定では直接対戦の勝ちの多い方がホームになっているが、今季のNYYとOAKは
3勝3敗でこれまた同率。この場合どうなるのかが気になるところである。
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一方、ナショナル・リーグはATLの東地区の優勝が決まっているだけで、
中地区、西地区は優勝も未定。
ただ、勝率から言って中地区の上位2チーム、CHCとMILのプレーオフ進出は決定。
どちらかが地区優勝でどちらかがワイルドカードの1チーム目になる。
西地区はCOLとLADのいずれかが地区優勝になることは確定だが、
優勝を逃したチームが2チーム目のワイルドカードになるとは限らず、場合によっては
中地区3位のSTLにワイルドカードをかっさらわれる可能性が残っている。
COL、LAD、STLとも残り3試合の直接対戦はなく、同じ勝率になる可能性がある。
仮に3チームが同じ勝敗数になった場合、COLとLADが地区優勝のプレーオフを行い、
負けたほうがSTLとのプレーオフを行うことになる。
これに勝てば、中地区2位(CHCかMILのどちらか)とのワイルドカードゲームに進み、
さらにそれに勝ってやっと地区シリーズでリーグ最高勝率(CHCかMILのどちらか)との対戦。
今のところ、NLのワイルドカードゲームは10/2の予定だが、仮にそうなった場合、
9/30までがレギュラーシーズンなので、10/1に西地区優勝決定戦、
10/2にワイルドカードチーム決定戦となって、ワイルドカードゲームがずれる可能性も。
こちらは外野なので、そうなったら面白いなんて暢気なものだが、可能性がある以上、
事務局としても考えておく必要があるわけで今頃てんやわんやなのではないかと想像する。
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残り3試合、どうなるか興味津々です。
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