こんばんは♪
では
1幕のつづきを書こうと思います^^
タイトル:
『新月』- The Fulll -
アーティスト:Produced by 横山和俊
品番:YKCP-0022-23
発売元・販売元:LOVE&ROCK , 横山企画室
定価:5,500円(税込)
発売日:21.11.17
Musicians:横山和俊(Key. Manipulate)
岡崎達成(Dr. Manipulate)
大槻隆 (Gt. Ba. Manipulate)
Sachi (黒色すみれ)(Violin)

購入方法
・Stars☆Tokyoにて(〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-15-6 ヒーロービル1F)
・
LOVE&ROCK STORE
^^人^^人^^人^^人^^人^^人^^人^^人^^人×∞
M01:潜入(作曲:大槻隆)
(二幕第1場使用、M11、Take1Fix)
15分の休憩BGMの後「新月ZERO」のショートバージョンからこの曲へ繋がり2幕が始まりました。
この大槻君の原曲は前作『
遥かなる空』で使用されていて、今回用に編集されたバージョンを収録しました♪
今回はアメリアの潜入シーンでした^^
M02:Asuka - inst. -(作曲:横山和俊)
(二幕第2場使用、M12、Take4Fix)
※舞台では歌曲ですので、そのテイクは12/22発売のDVDでご確認下さい♪
朧だった頃の黒田伸介と飛鳥(リサ)が再会する大事なシーンの曲です。
原曲は『
朧雲』で使用された「飛鳥の願い」というインストで、今回のために歌メロを考えました。
歌を聴くと最初からこういう曲だったんじゃないかと思えます^皿^
伸介とリサの後半の歌を輪唱にしたのは個人的にナイス判断だったと♪

M03:暗闇の中で(作曲:大槻隆)
(二幕第3場使用、M13、Take1Fix)
ギタリストの大槻君なのにアンビエントな曲です^^b
拷問を受けているサムとパメラのシーンの曲です。
これは公演本番中に尺を演技に合わせて変えてゆき、4日目あたりから最終的にはサムが殺される直前のセリフ切っ掛けで(横山の生エフェクト効果で)曲を終えるようになりました。
直前の無音は大事です^^
M04:奪還(作曲:大槻隆)
(二幕第3場使用、M14、Take3Fix)
ロバートの「俺だ!」切っ掛けでスタートする激し目の曲です^^
この収録バージョンが原口さんOKが出たテイクです。
本公演ではセリフのメリハリに合わせて多少構成を変えて演奏されました♪
M05:Amazing Grace Reprise(作曲:不詳、岡崎達成)
(二幕第4場使用、M15、Take4Fix)
最初部分「M15-1」はアメリアが実際に歌う部分で、その仮歌メロがシンセで入っているバージョンがありました。
実際はキーも変更してアメリアの悲しみ溢れる歌声が広がりました♪(その辺は12/22発売のDVDでご確認下さい♪)
そして後半部分「M15-2」はかっちゃんのオリジナルインスト曲です。
ここで途中演奏がストップする所が1箇所がありますが、、、本公演では2箇所になり、横山がセリフ切っ掛けで止めたりスタートしたりしてます^^
クスッとするシーン^0^
それに付いてくるバイオリンのさっちゃんも大変だったと思います♪
M06:Family - inst. -(作曲:大槻隆)
(二幕第4場使用、M16、Take6Fix)
※舞台では歌曲ですので、そのテイクは12/22発売のDVDでご確認下さい♪
ボーカルが入ったバージョンは
『新月』- Vocal -に収録されてます。
前半部分「M16-1」のインストでロバート、エミリー、アメリア、ケビンたち家族の覚悟、、、涙の名シーンです。




↑素敵な家族でした♪(ロバート役原口勝さん、エミリー役松岡由美さん、アメリア役ラリソン彩華さん、ケビン役末次寿樹くん)
更に歌曲「M16-2」へと繋がっていきます。
大槻君唯一の歌曲ですが、何度も書き直して名曲が誕生しました^^b
家族や兄弟系は大槻君に任せて安心♪
ちなみに本公演では『新月』- Vocal -に収録されたような歌メロでハモらずほぼユニゾンで歌ってもらい、朴訥の中の力強さを強調しました。(その辺は12/22発売のDVDでご確認下さい♪)
2幕からのインストを含めた大槻君楽曲は創作過程の中盤に出来ましたが、『新月』の世界観の幅を広げてくれて横山的には大感謝でした^人^
M07:Rising to Action I - inst. -(作曲:岡崎達成・横山和俊)
(二幕第5場使用、M17、Take5Fix)
※舞台では歌曲ですので、そのテイクは12/22発売のDVDでご確認下さい♪
ボーカルが入ったバージョンは
『新月』- Vocal -に収録されてます。
涙が乾かぬ間にこの楽曲へ展開していきます^皿^
ちなみに原曲は横山ソロの『
Awareness』から「
ironical -inst.-」です。
楽曲的にはボーカルバージョンから稽古中にオケを変更して、よりビートを強調したアレンジに変えました。
この曲はテンポが75でしたが、振り付けが出来てから遅く感じたので77に上げました♪(2でもだいぶ違います)
本公演ではかっちゃんの生ドラムも全開で圧のあるシーンになりました♪
M08:Interlude(作曲:岡崎達成・横山和俊)
(二幕第6場使用、M18、Take3Fix)
「Rising to Action I」を元にかっちゃんがオーケストレーションをアレンジしてくれました♪
そしてセリフ中に「
蒼の海」(←初めて原口作品に横山が提供した曲)に関するところがあるので、さっちゃんのバイオリンでテーマ曲のメロを入れてあります^^
本公演ではセリフとメロのタイミングの合う場所を3日目辺りに見つけて、さっちゃんに合図して弾いてもらいました🎻(←という事で、このCDバージョンと本公演ではバイオリンが出るタイミングが違います♪)
M09:Rising to Action II - inst. -(作曲:岡崎達成・横山和俊)
(二幕第7場使用、M19、Take4Fix)
※舞台では歌曲ですので、そのテイクは12/22発売のDVDでご確認下さい♪
「Rising to Action I」の別バージョンでかっちゃんがリアレンジしテンポも90になってます。
ここから更に僕が稽古場でリズムの補強をしました。
M10:Negotiation(作曲:岡崎達成・横山和俊)
(二幕第7場使用、M20、Take5Fix)
原曲は横山ソロの『
Vigils』収録の「
vigils」です。
それを元にかっちゃんが更に違ったアンビエント音や展開を付けていきました♪
原口さんOKが出ていたのですが、このシーンには振り付けがあり後藤健流君(前作『
遥かなる空』の主演の青木遥人役でもあったスーパー振付師)と相談しました。
最低限のアクセントを付けて尺を決定し毎回同じ展開で繰り広げられることになりました♪
本公演では生ドラムが更に緊迫感を足していきました🥁
M11:Turn the Tables(作曲:岡崎達成)
(二幕第7場使用、M21、Take5Fix)
かっちゃんのデジデジな楽曲で形勢逆転的なシーンで使用されました。
カウントダウンしているセリフですが、音楽的にもアタックを入れてカウントダウンの緊張感を加えています♪
因みにこのシーンはヘザーの「進め!」で悲鳴が起こるので、そのタイミングで次曲に飛ばしてます。
従ってこの収録されているような曲の最後までは使われていません^^
M12:Rising to Action III - inst. -(作曲:岡崎達成・横山和俊)
(二幕第7場使用、M22、Take6Fix)
※舞台では歌曲ですので、そのテイクは12/22発売のDVDでご確認下さい♪
最初に
『新月』- Instrumental -に収録されました。(新たにアクセントが加わったりTD&リマスタリングされています)
普民達の決死の抗議デモのシーンです。
かっちゃんの作ったこのライジングシリーズは3つありますが、どれも少しづつタイミングやハモメロが違っていました。
原口さんはじめ演者の方々の努力は大変なものだったと思いますが、とても熱を帯びた素敵なシーンだったと思います^^b



(↑ゴードン役の赤沼正一さん、スーザン役の石野さやかさん、パメラ役の山田南実さん、、、そしてお写真ないですがエリック役の末野卓磨さん。ご苦労様でした^^/)
M13:Awakening(作曲:横山和俊)
(二幕第7場使用、M23、Take2Fix)
前半部分「M23-1」は『
朧雲』で飛鳥が斬られて死んでしまうシーンの曲「空」から始まり、後半「M23-2」は『
遥かなる空』でも使われた「連鎖」からリアレンジされた曲です。
過去作とのリンクを音楽でもしてきましたが、今回は伸介は飛鳥(リサ)を救えました♪
そして「連鎖」のモチーフは過去数々あり、この曲が始まると誰かが死ぬと思いますが今回ヘザーは死ななくて済みました^皿^
この曲のラストは朧のテーマモチーフでもあるように、曲のフレーズを聴いたら数々のシーンが浮かぶようになったら、その曲達も本望です♪

←ヘザー役の林愛子さん
M14:King Alexandra(作曲:横山和俊)
(二幕第7場使用、M24、Take5Fix)
原曲は横山ソロの『
Proceed』収録の「
torrent」です。
このシーンの前半「M24-1」は王と普民レジスタンスとの熱い会話で使われましたが、日によってバックの音楽展開とセリフのタイミングが合ってきていい効果が出ました。
そして後半「M24-2」はバトルシーンですが、大槻君のギターによって成り立つ素敵な曲に深化しました^^b
自分でもこんな発想なかったです🎸
本公演では伸介とクリストファー将軍までの殺陣も進化して尺が変更されたので、音楽も毎回ベストな長さを求めて詰めていきました♪
CD収録されたこのバージョンから、途中無音を作りアレキサンドラ王のセリフを立たせ、後半のバトルで尺を詰めたものが本公演で繰り広げられました^^b(その辺は12/22発売のDVDでご確認下さい♪)

←クリストファー役の清水宗史くん
M15:Liberty New World Order - inst. -(作曲:横山和俊・原口勝)
(二幕第7場使用、M25、Take5Fix)
※舞台では歌曲ですので、そのテイクは12/22発売のDVDでご確認下さい♪
ファイナーレ第一弾曲なので作業的には後半に創作しました。
大きく分けて3つの組曲です♪♪♪
最初「M25-1」の歌の部分はメロは違いますが後半に出る歌「M25-3」の導入部と同じコード進行にしました。
50秒から「M25-2」となりますが、本公演では王の「退け・・・」というセリフ切っ掛けでMac💻とさっちゃんのバイオリン🎻が同時で「弾き」始めます^^
同時なので僕とさっちゃんは動きでシンクロしてスタートしてます♪
本公演では1分36秒あたりから「M25-3」としてレジスタンスの歌になるのですが、歌メロを稽古中に色々変えたおかげで結果無理なく芝居に入り込んだ熱い歌になったと思います^^b
この辺の歌メロは原口さんの創作楽譜からも引用して共作という形になってます♪
無血革命をやり勝ち取った感をこの曲から感じて下さい♪・・・^皿^インストデスガ
M16:Epilogue I-II(作曲:横山和俊)
(二幕エピローグ1&2使用、M26、27、Take2Fix)
原曲は横山ソロの『
Vigils』収録の「
snowdrop」です。
作曲した時の「雪山での遭難」イメージが投獄シーンに採用されました^^
エピローグ1と2は繋がっているので元は同じでアレンジを変えました。
エピローグ2のラストですが、ピアノ曲に変わります♪
このフレーズは『新月』以降のお話『
蒼の海』『
果てしない海』のメインテーマの導入部分です。
本公演ではリチャード王子とアレキサンドラ王の会話の長さが実は重大で、流れからそのまま『果てしない海』で言われた由緒あるセリフに繋がります^^
「野望という荒波で・・・」辺りでこのピアノになって欲しいと桑さんにお伝えしたら毎回当てはめて下さりました🙇♂️
音楽に芝居を合わせて頂いて毎回感謝すると同時に、カーテンコール時に桑さんへ今日の評価をして遊んでましたd^^b(その辺は12/22発売のDVDでご確認下さい♪)


↑リチャード王子役の鈴木凌平さん、そしてアレキサンドラ王役は桑さんこと桑原辰旺さん
M17:Epilogue III 新月Reprise - inst. -(作曲:横山和俊・岡崎達成)
(二幕エピローグ3使用、M28、Take3Fix)
※舞台では歌曲ですので、そのテイクは12/22発売のDVDでご確認下さい♪
ボーカルが入ったバージョンは
『新月』- Vocal -に収録されてます。
当CD1枚目収録の「Prologue 新月」の別バージョンにてフィナーレ第2弾バージョンです♪
この曲を創作の最後にしました♪
「Prologue 新月」からこのエンディングにおいて演奏アレンジを変えた点は、まずドラムをかっちゃんのテイクに差し替えました。
元々かっちゃんテイクをもらっていたのですが、「オープニングから派手なドラムはなんかまだ早い」と判断し「Prologue 新月」では僕のドラムテイクを採用してます^^
あと最後に「愛に変わった」ので、バイオリンを追加してより美しく優しく広いアレンジで本公演歌曲のラストを飾ってます♪
イントロ約40秒の間にブックマンのセリフを言い切れば(「新月城」・・・ドラムフィル♪という流れ)いいのですが、セリフの速さの帳尻合わせは大変だったと思います。
(賀集さんとタイミングを何度も計り、2発アタックを入れる事にして本公演に臨みました^^b)

↑オープニング前にミューサイ&ブックマン&魔女達&和雲麗奈さまの儀式^^
これをやって出て行き「プロローグ新月」をやや緊張しながら演奏してましたが、この「エピローグ新月」の時は気持ち良さいっぱいで演奏してました♪
M18:LOVE始まり(作曲:横山和俊)
(二幕エピローグ3使用、M29、Take2Fix)
当CD1枚目収録の「OLMECA」の別バージョンにて本編最後曲です♪
この曲の創作も後半にしました♪
黒田伸介が一人で喋るこのラストシーンの選曲は
初打ち合わせ段階で原口さんが決めたので、終わり用にリアレンジをしました^^b
収録されたこのバージョンより実際はセリフに合わせて短く再編集して演奏されました♪
本公演ではエンディングでギターとバイオリンの即興で盛り上げ、最後はピタッと無音でしめましたb^^
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
CDの楽曲解説が『新月』の本公演振り返りの感じになりました^^
一瞬の間の後はカーテンコールということで、今回は「Rising to Action III - inst. -」が使われました♪
この辺の幸せ感は12/22発売のDVDでご確認下さい^^b
最後の締めを「ありがとうございました〜〜〜」切っ掛けで演奏に戻ります。
この最後の最後、ミューサイの見せ場ということで🎸🎻対決がステージ上で繰り広げられラヴ&ロックショーの締めが繰り広げられました♪
4日目くらいから演者さんも残って袖で観て盛り上がっていてくれました\^^/


お写真はありませんが、バルバトス役の円城寺正俊さん、グレン役の前川大樹さん、リアン役の鮫嶋樹さんもありがとうございました♪
演出助手も務めたブラッド役の佐藤秀幸さん、
アフタートークでもありがとうございました♪
全スタッフさん、関係者さん、そして会場でご覧になった方々、配信でご覧になった方々
ありがとうございました^^/

最後に主催&ロバート役の原口勝さん、今回もありがとうございました^^/
3月から始まった長い創作期間でしたが、また自分の音世界の表現が広がりました♪
次は12/22発売のDVD『新月』ですね^^b
以上2枚組CD
『新月』- The Full -の解説でした♪
このCDを聴いて思い出して素敵な時間をお部屋に広げて下さい\^^/
皆様のお耳に届いて聴かれ続けますように♪
※ループ地獄への道は
こちらから^^b