帰宅してまずするのが点呼。
一匹、コスズがどうしても見つかりません。
小さいし緑だし、今日は特に食欲旺盛な奴のために
葉っぱ多めにしたので、まぎれちゃってわからないようです。
もう一匹は見つけて、さっき脱皮殻たべてました。おそらく3齢か?
そして点呼の最中、出会いたくなかった奴に出会ってしまいました。
同じ大きさの子で、同じ日に脱皮していたので多分兄弟。
そろって仲良くウエストポーチを……(〒_〒)
以前のものよりも色合いが淡いので、また別の寄生蜂でしょうか。
何にせよ許せん。
もちろん即むしり取って、また眼鏡クリーナーの蓋をかぶせて確保済です。
おもわぬところで良く活躍するな、眼鏡クリーナーの蓋。
まったくこんな幼子になんて仕打ちを!!悪魔の虫だわっ!!
勇気ある方はこちら。
(2014年コスズメからこいつがでてきたとき)
(その中身)
兄弟そろってキセイサレーズになってしまった彼らは
全く動かずに葉っぱの裏でひたすらじっとしています。
まだ生きていますがこの先どうなるんだろう。
終齢になってからようやっと区別のついてきた「よりめちゃん」。
2番目の目玉が特により目です。
まさに爆食。出すものもすごい。
茎のほうまでがじがじやってることもあります。
そろそろ徘徊に注意しないと。
朝玄関で母が「こんなところに脱走してるよ」というので
えっ?まさかよりめちゃんが?と出ていくと、なんだか見たことのない芋虫でした。
誰これ?
お尻の角でスズメガとはわかるけど……
なんか地味ーだし目玉模様も中途半端で、なんだろう?まあいいか、と
一旦庭の植え込みに避難。
室内に戻りイモハンひっくりかえしたら
ベニスズメににてる……
なんだってーー!ベニスズメ!?
あのどピンクの美しいベニスズメ!?
というわけでうちに来ていただきました。
土はセスジように用意しておいたんだけどね。
しかしこれもこのサイズまでお外にいたので寄生率高し。
どうすりゃいいのか、必死で検索すると
なんとウカイさんとひのこさんのブログがヒット!
(ご両者みてますかーー!! 助かってますよ!!)
葉っぱで繭を作るというからヤブカラシやらかきの葉っぱやら伸びすぎのツタの葉っぱとかバリエーション取り交ぜてちらして出勤。
帰宅後。
……かなしいかなどれも全く使われていませんでした。
右下に映っている、もしゃもしゃした何かのかれた根の下にいるのを発見。
まだカサコソしてるみたいです。
なので上から葉っぱをかぶせておきました。
さあ誰が無事成虫になるか。
あるいはキセイーズ以外全滅か。
祈るような気持ちです。
もし、自分が成虫の姿を待ち望んで飼育する虫が寄生されていたら、正直言って、腹立たしく想います。
が、寄生者が居なければ、生物界は大変なことになります。
寄生者を観察しながら、私は、身勝手な(人の想い)を想う時があります。
「寄生者に寄生されれば助かるわ!」(と想われてしまう種)も居れば、「どうかこの種にだけは寄生しないで!」(と想われる種)も居る・・・
それって、言い換えれば人の身勝手・・・かもしれない?・・・
私は、もしかすると(寄生されてしまえばいいのに)の立場に生まれていたかもしれない・・・
そう想うとね・・・( ´∀` )
又、寄生者に生まれていたならば・・・( ´∀` )
そんな事ばかりを考えてしまう。きっと、暇で呑気な幸せ者なのでしょうね・・・私は・・・☆
害虫として踏んづけちゃうので。
今年はピセリとレモン全滅で超怒っております。
脱走も繰り返してそのたびに大捜索なんて大変ですね。
何とか無事に成虫になり、その直後には指に乗ってくれるといいですねー(*^_^*)
。
「ホウネンタワラチビアメバチ」なんて
その名の通り、これが増えると「豊年」とうことで
農家の人たちがいかにこの寄生蜂を大事にしていたかわかります。
自然界にとっちゃなくてはならない生物。
ただ、スズメガ系統は卵から育てたやつすら最終形態を見られぬままなので
一回くらいはせめて完成形を見たいよー
マイルールで基本的に庭にいたやつ、外からはなるべく持ち込まないのと
相当珍しい奴(自分がそう思っているだけ)もしくは、やむを得ず草抜きなどでそこから排除しなければならないやつを捕獲しています。
パセリとレモンだと、アゲハ蝶系統?
農作物育てていると害虫以外の何物でもないですよね。
自業自得なのですよ。
カラーボックスの後ろに、べっちゃり床にたらされちゃってて
シミになって落ちません。
一匹でもいいから、成虫の姿を拝みたい……