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ヤフーブログからの引っ越し組

東海道中膝栗毛

2010-05-10 00:29:31 | ぶつくさ
絵が浮かばなかったので、たまには真面目(?)な話でも。


「東海道中膝栗毛」 十返舎一九


弥次さん、北さんの珍道中であることは皆さんよくご存じだと思います。

小学校の文学史にだって、江戸時代の代表作でてくるくらい。
岩波文庫から上下巻でてまして、高校の時に買って読みました。


文体がほぼ江戸時に書かれたままなんで、少々理解に苦しみましたが、終始笑いながら読めました。
あっ、もちろん注釈つきで。

ただこの本、結構下ネタ大盛りだったっていうとこまでは、学校で教えてくれなかった。
でも笑いのネタとして書かれてるので、全然ヤらしくないし、現代にも通じるものがあると思います。
教えてもらったのってせいぜい「風呂の釜を踏み抜いて大騒ぎ」ぐらいじゃなかったですか?



外国の方が、「電車で堂々と××っぽい漫画(日本人はそんなにヤらしいと思ってない)
を読む大人に驚いた」という話を聞きますけど、
昔から耐性ついてるというか、そういう文化だったのかもしれないですよね。
(それか自分がマヒしてしまったか……)



では、なぜ旅に出るようになったか。
訳は「膝栗毛発端」として、一番初めに載っていますが、
実はかなり後から書かれたもの

「なぜ彼はダース●イダーになったか」みたいなw 現代でもやってる手法ですね。

これが結構不謹慎でアレな話ですが、あくまで「洒落本・滑稽本」としてみれば
立派に笑いをとるお話です。


ぜひ伺ってみたいですが、なぜ旅に出るようになったか、目的は何か、
ご存知の方ってどれくらいいるんでしょうか…
私読むまで正直知らなかったです。

知らなかったのは自分だけなのか、案外知られてないのか
真相ぜひ知りたいです。




ちなみに昔聞いた友達は、うすらあってました。

お時間のある方は、「しってた」「しらない」だけでもいいので
コメント残してもらえたら嬉しいです。