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日常と好きなものと母の自宅介護の極私的記録

身長50メートル、体重は3万5千トン!?

2015-09-12 00:24:54 | バイコヌール 旅行
【バイコヌール 珍道中 (13)】




ソユーズの体重は3万5千トン…
ではございません。
えーと、いくらだっけ?
詳しい方助けて!


ただ身長は50m程。
そう。
まさに胸につけてるマークは流星っす。
ウルトラマンと同じ高さ。
ソユーズの実物は、
案外小さい印象を受けたので、
子供の頃思い描いていた
ウルトラマン=とんでもねえ巨人、、、の印象が変わってしまいました。


そんなロシアのウルトラマン。
じゃないか、ウルトラの母。
違うリプニツカヤ(なんのこっちゃ!前回の 記事を参照あれw)

ソユーズの発射台への設置風景を間近で眺めました。




ちょうどバス移動と共に
列車の運搬作業も終わる感じ。
バスの窓ごしに発射台へ近づくソユーズも眺めることができ
どんだけ贅沢なんだとw

急げや急げと発射台のゲートをくぐって
ソユーズの間近へ行こうと周りを見渡して
はたと我に返りました。


マジですごいとこ来てるわ。


発射台の間近ってことは
まさにここから宇宙に向かってロケットが飛んでくわけで。
宇宙飛行士も当日ここへ来て乗りこむんですな。



どうりで10歳の頃テレビで見た風景が
フラッシュバックするわけだ。
ソユーズだけじゃない
マジもんのチュルパン式発射台!
整備塔カッコイイ!
あ!ロケットを照らす電灯、見た見た。
おお!発射台の先に広がる断崖絶壁。
ロケットの爆発的な噴射を受け流す例のあれ。
その先の荒野もすげー。
実際に見ることができるなんて。


今でも自分があの場所にいたことは信じられません。


おかげで同行の喫煙仲間=副村長に
一服するかい?と尋ねられても
「いやいいっす(- -)」と無下に断ったわけです。
スミマセヌ…
発狂せんだけよかったってくらい
大興奮してたようですw




プレスやNASA、JAXA、ロスコスモスの関係者、
クルーの家族、バックアップクルーが見守る中
ロシアのロケット職人達が粛々と作業を進めていきます。

「おーい、そっちあげようか?」
「ん?問題?ねえって!いくぞー」

ってな調子でしょうか。
なんか建築現場に来た感じ。



見れば作業員は楽しく談笑したり、
時には真剣な目つきになったり。
中には規制線まで寄ってきてNASAの関係者と
ロケット部品の記念品の物々交換なんてやってる人も。
日常なんですね、この風景が。
画面の中の夢まぼろしではない。
すげー仕事だなあw


そうこうするうち
ソユーズが再び動き出します。

ガンダム大地に立つ!チューン♪
いや違う、
ソユーズ発射台に立つ!!!!

グイイイインと
着実に、そしてスムーズに
立ちあがっていきます。

カックイイ。



皆で記念撮影をしてる間に
チュルパン発射方式の支柱が閉じ
あっという間にイベントは終了。


打ち上げに向けての
おめかしを整えるソユーズに
泣く泣く別れを告げ、バスに戻りました。


もう十分すぎるっす。
帰って寝たいやw

この日はまだまだ長いのに
もう終わった気分でおりましたとさ。




次回へつづく。

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