【バイコヌール 珍道中 (12)】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/93/2cc0037f9a1743d8b4be6a06942fcb2c.jpg)
ガッチャコン、ガッチャコン。
レールの上を貨物列車に乗せられて
50mの鉄のかたまりが
横倒しで運ばれてくる。
仰々しくて、まがまがしい威圧感かと思ったら違った。
小さい。
噴射口がこちらを向く。
束ねられたエンジンノズルが美しい。
細身の外観は近づくにつれ、
とても頑丈な事がわかる。
硬そう。
薄くはない。
痩せているけど、骨太。
工業機械そのものといった感じ。
あっという間に通りすぎてゆく。
すげえ、本物だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/4c/eba79a65262a82e0d20c3491d3cd74a8.jpg)
前日にバイコヌール入りしたツアー御一行。
この日は朝から皆、浮ついた感じ。
7時にホテルのロビーに集合。
雲が空を覆い、昨日と違って
日光が肌を攻撃してきません。
大型バスに揺られ、
昨日やってきた砂漠の道を引き返すこと数十分。
砂漠にぽつんと現れた線路沿いに
バスは停車。
観覧スペース確保の為、
急げや急げと
疲れも忘れてダッシュ。
プレスの間をぬって最前列へ。
というか人数に比して観覧スペースの広いこと広いこと。
周りに何もないから当然っちゃあ当然か。
走ることなかったなw
プレスの方々も観光客来やがったと呆れ気味でした。
周りは警備兵やら、本物の銃やら、マジもんの装甲車やらで
しっかり?
いや割と緩め?
ロシアンスタイルなのか、あまり威圧感もなく
のんびりと、しかし見るとこ見てるで感で守られている感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/48/34b60607a727b31bc5aa2f60208fde29.jpg)
ふと目をやると
遠くにロケットの発射台。
整備塔やチューリップ型支柱、マストが開ききっている。
主人を待ちながら待機しているのねと
反対方向を見ると
さらに遠くに組み立て工場とおぼしき大きなビル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/cf/b831b9869718a0ecd4e1c3ad364c31b3.jpg)
プレスの何mmで撮るよ。
GMSだからデータ送るの大変など。
報道現場の裏側を垣間見ていると
やおら皆が色めき立ちます。
「あ、見えた」
「出てきた」
え?どこどこ?とビルを睨みつけますが、
肉眼ではよくわかりません。
ああ、また目悪くなったか。
カメラでズーム倍率をマックスにしてみると、、、
「あ!」
見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/ee/2c3380c6ee4220498ae07536c7ec8100.jpg)
ゆっくりと列車に引かれてやってくるソユーズロケット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/2d/a49b574e09348e4f7b0f5baaa28469c7.jpg)
すげえ。
本物。
綺麗。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/95/a0f5723b6ed70d32a81d60a92b16b576.jpg)
童心に返って、夢中でシャッターを押しました。
結構早いスピードでこちらへやってきます。
大切なものをゆっくり慎重に、、、
という感じはなく、
粛々と工業品を運ぶといった方がしっくりきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/72/d33071b5647aa07c7aff70cdbcac1072.jpg)
砂漠だから、警備の車が追走すると煙があがる。
なんか映画で見たような演出だなと
思っている間にソユーズが一旦線路の奥まで移動完了。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/4b/6f319c436bde07d60af67587393ebf2a.jpg)
前向きでやってきた列車が
スイッチバックして、今度は目の前を通過します。
ソユーズタソが、小ぶりのお尻を向けて
発射台に向かうわけですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/2d/378f9d249ab08b368168904f972685e4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/3a/0b77dffff0273bf4f2ad30117bc75609.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/38/010665c200505d38b79ab462a791159a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/ce/4c7e29e34055fbb33782dcf3e729a69b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/23/a53a284a8c7c762305613d211bd7ca70.jpg)
目の前3m程の距離を
ガチャコンガチャコンと運ばれていくソユーズ。
間近に見た彼女は
細身だけど芯の強そう…
たいそう気の強そうな女性でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/b8/f3d0133f79b28cb4cf3cd99a632cb991.jpg)
余談ですが、
私フィギュアスケートのリプニツカヤ女史のファンなのですが、
ソユーズタソはあんな感じ。
まさに小柄なロシアン美女。
さらに余談というかエクスキューズですが、
やみくもにソユーズを女性に例えてるってわけではないですよ。
古今東西、船乗りは乗る船の事を女性に例えるそうですから。
母船っていうでしょw
(カーク船長もエンタープライズ号をShe is beautiful. つってたし)
擬人化の歴史は深いのねw
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/21/7dff224d4b9b35a6e366089e85781cd0.jpg)
あっという間にソユーズとの邂逅が済んでしまい
息つく間も無く
バスに乗り込み移動開始。
発射台への設置風景、
つまり
「ソユーズ大地に立つ!」(吊り下げられるが正確かw)
その姿を見に行きます。
次回へつづく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/93/2cc0037f9a1743d8b4be6a06942fcb2c.jpg)
ガッチャコン、ガッチャコン。
レールの上を貨物列車に乗せられて
50mの鉄のかたまりが
横倒しで運ばれてくる。
仰々しくて、まがまがしい威圧感かと思ったら違った。
小さい。
噴射口がこちらを向く。
束ねられたエンジンノズルが美しい。
細身の外観は近づくにつれ、
とても頑丈な事がわかる。
硬そう。
薄くはない。
痩せているけど、骨太。
工業機械そのものといった感じ。
あっという間に通りすぎてゆく。
すげえ、本物だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/4c/eba79a65262a82e0d20c3491d3cd74a8.jpg)
前日にバイコヌール入りしたツアー御一行。
この日は朝から皆、浮ついた感じ。
7時にホテルのロビーに集合。
雲が空を覆い、昨日と違って
日光が肌を攻撃してきません。
大型バスに揺られ、
昨日やってきた砂漠の道を引き返すこと数十分。
砂漠にぽつんと現れた線路沿いに
バスは停車。
観覧スペース確保の為、
急げや急げと
疲れも忘れてダッシュ。
プレスの間をぬって最前列へ。
というか人数に比して観覧スペースの広いこと広いこと。
周りに何もないから当然っちゃあ当然か。
走ることなかったなw
プレスの方々も観光客来やがったと呆れ気味でした。
周りは警備兵やら、本物の銃やら、マジもんの装甲車やらで
しっかり?
いや割と緩め?
ロシアンスタイルなのか、あまり威圧感もなく
のんびりと、しかし見るとこ見てるで感で守られている感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/48/34b60607a727b31bc5aa2f60208fde29.jpg)
ふと目をやると
遠くにロケットの発射台。
整備塔やチューリップ型支柱、マストが開ききっている。
主人を待ちながら待機しているのねと
反対方向を見ると
さらに遠くに組み立て工場とおぼしき大きなビル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/cf/b831b9869718a0ecd4e1c3ad364c31b3.jpg)
プレスの何mmで撮るよ。
GMSだからデータ送るの大変など。
報道現場の裏側を垣間見ていると
やおら皆が色めき立ちます。
「あ、見えた」
「出てきた」
え?どこどこ?とビルを睨みつけますが、
肉眼ではよくわかりません。
ああ、また目悪くなったか。
カメラでズーム倍率をマックスにしてみると、、、
「あ!」
見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/ee/2c3380c6ee4220498ae07536c7ec8100.jpg)
ゆっくりと列車に引かれてやってくるソユーズロケット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/2d/a49b574e09348e4f7b0f5baaa28469c7.jpg)
すげえ。
本物。
綺麗。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/95/a0f5723b6ed70d32a81d60a92b16b576.jpg)
童心に返って、夢中でシャッターを押しました。
結構早いスピードでこちらへやってきます。
大切なものをゆっくり慎重に、、、
という感じはなく、
粛々と工業品を運ぶといった方がしっくりきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/72/d33071b5647aa07c7aff70cdbcac1072.jpg)
砂漠だから、警備の車が追走すると煙があがる。
なんか映画で見たような演出だなと
思っている間にソユーズが一旦線路の奥まで移動完了。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/4b/6f319c436bde07d60af67587393ebf2a.jpg)
前向きでやってきた列車が
スイッチバックして、今度は目の前を通過します。
ソユーズタソが、小ぶりのお尻を向けて
発射台に向かうわけですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/2d/378f9d249ab08b368168904f972685e4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/3a/0b77dffff0273bf4f2ad30117bc75609.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/38/010665c200505d38b79ab462a791159a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/ce/4c7e29e34055fbb33782dcf3e729a69b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/23/a53a284a8c7c762305613d211bd7ca70.jpg)
目の前3m程の距離を
ガチャコンガチャコンと運ばれていくソユーズ。
間近に見た彼女は
細身だけど芯の強そう…
たいそう気の強そうな女性でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/b8/f3d0133f79b28cb4cf3cd99a632cb991.jpg)
余談ですが、
私フィギュアスケートのリプニツカヤ女史のファンなのですが、
ソユーズタソはあんな感じ。
まさに小柄なロシアン美女。
さらに余談というかエクスキューズですが、
やみくもにソユーズを女性に例えてるってわけではないですよ。
古今東西、船乗りは乗る船の事を女性に例えるそうですから。
母船っていうでしょw
(カーク船長もエンタープライズ号をShe is beautiful. つってたし)
擬人化の歴史は深いのねw
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/21/7dff224d4b9b35a6e366089e85781cd0.jpg)
あっという間にソユーズとの邂逅が済んでしまい
息つく間も無く
バスに乗り込み移動開始。
発射台への設置風景、
つまり
「ソユーズ大地に立つ!」(吊り下げられるが正確かw)
その姿を見に行きます。
次回へつづく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/15/74dc42c624e7356bd478c7c9db672d9f.jpg)
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