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日常と好きなものと母の自宅介護の極私的記録

Back In The Moscow

2015-10-05 00:46:59 | バイコヌール 旅行
【バイコヌール 珍道中 (33)】



夕方5時にバイコヌールを出国し、
夕方5時にモスクワに到着。

昨日から続く長い1日、
まだまだ終わらせてくれません。

この長ったらしい駄文にどれだけの人がおつきあい頂いていることやら。
ほんとすいません。


またまた長い列に並ばされての入国審査。
無愛想な係のお姉さまに
「チケット出せ」
と、怒られる始末。
たどたどしい英語で
「いやいや、チャーターだから、
 そもそも もらってない」
「どっから来た?」
「ユビレイヌィって書いてあんでしょ。
 天下のバイコヌール。え?知らない?」
とチキン野郎全開で説明していると
やおらパスポートを突き返されゲートOPEN。
なんだったんだ?
そうか、ここはバイコヌールではないのね。
優しかったホテルの給仕さんはいないのね、
アタリがきついわ~、モスクワさんw




無事荷物もゲットして、外に出ると
「ぬお!す、涼しい!」
中央アジアとは全然違う。
ヒンヤリ。上着が欲しい。

ロシアのガイドさんや、石油王とお別れ。
ガイドさんとは締めの挨拶が感慨深かったですが、
石油王はいつのまにやら消えていました。
ううむ、
最後まで謎であったw

さらにはロシア通の同行さんが
一人旅にノブゴロドに向かわれるので
ここでお別れに。
ロシア情報をいろいろ教えてくださり感謝。


ワゴンタイプの車で
一人減った日本人ツアー御一行。
言葉少なに外の景色を眺めたり、
疲れて眠りこんだりしているうちに
最後のお宿「コスモスホテル」に到着。



ゲートをくぐると空港ばりの
セキュリティチェック。
「え?なんじゃこれ?」
ロビーに入って驚愕。

「ひ、広っ!」







一つの街みてえに
お土産屋、バー、レストラン、両替屋、自販機が並んでおる。
そりゃ警備も厳しくなるってなもんです。
ロビーのすごさにテンションあがっておったのですが、
部屋に入るとこれまたびっくり。

「ちょ、ぼ、ボロいやん。少し狭い、、、かしらね、ははは」



団体客を多く収容するホテルで
部屋数はすごいんですが、
ちょいと年数経ってるみたい。
水の出も悪く、しかも浴槽に貯めてみたら

「き、、、黄色いw」

断水したり、お湯が出なかったりと
ロシアの水事情は、
あまりよくないと聞いていたので
旅行前はすっかりビビっていたのですが、
初日のミランホテル、バイコヌールのスプートニクホテル共に
非常に綺麗で、全く問題なく、
すっかり忘れておりました。

砂漠の楽園から都会に戻って、
魔法も溶けてしまったのかしら。
いやいや、贅沢は言っておれません。
散々いい目を見てワガママになっていたんですな、きっと。
反省w


皆でホテルの中華屋に行き、
ツアー最後の夜を打ち上げ。
油井飛行士のご出身=川上村の副村長に
大変ご馳走になりました。
ありがとうございました。


部屋に戻って、即寝。
さすがに何もしませんでした。
夜中目が覚める事もなく、
目覚まし鳴るまでグッスリ。


ねえ、1日って何時間?
うん、48時間だよ。
昨日から続く長~い一日が
ようやく終わりを迎えましたとさ。


次回へつづく。

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