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Israeli in Manali


NEX-6 + E10-18mmF4 OSS
Manali

突然ですがイスラエルの話。
イスラエルには徴兵制があって、男子3年・女子2年という兵役が課せられます。
そしてその任期が終わると、ほぼ例外なく、まとまった休暇とお金で世界のあちこちに長期旅行に出かけるのが定番になっています。

当然ながら彼らはイスラム圏には入国できないので、旅先はマレーシア・インドネシアを除く東南アジアや南米に集中。
特にインド・ネパールは昔から大人気で、外国人の多い街ではあっちこっちにヘブライ語の看板があって
石を投げればイスラエル人に当たります。特に夏のヒマーチャル・プラデシュ州、マナリやカソルは彼らの聖地と化します。

で、それだけなら「兵役ご苦労様~」で済むわけですが、問題なのはその傍若無人ぶり。
大勢で群れるのが好きな上に集団になると手がつけられない…日本人に似てるっちゃ似てるかも(笑)
夜中だろうがお構いなしで大音量でテクノだかトランスだかの音楽をかけ、大声で騒いで高笑い。

彼らの多くが海外旅行に求めているのは「観光・旅」ではなく「楽しく過ごす」ということ。
兵役からの開放感がそうさせているのは理解できるので少々は我慢しますが、ここマナリでは度を超しているので実に困る。
宿のマネージャーも僕たち普通の旅行者のために対処してくれるのですが、どうやら効果は無さそうで。

一説によると世界で最も嫌われる旅行者は1位フランス人で2位が中国人だそうですが、イスラエリも忘れちゃいかんね(笑)
でも一応付け加えておくと、個人的に話せば良い奴が多いです。それは間違いない。

結局、この時期にマナリに来る方が悪いんです。
でも僕等もハードな旅行を求めているわけではないので、旅行インフラが整ったここは気候風土も含めて実に好ましい。
かと言って彼等のように羽目を外しに来ているわけではないので、静かに平穏に過ごしたいし。

…と葛藤しながらもうしばらくここで過ごし、数日後には下界の灼熱デリーに降臨する予定です。

ちなみに上の写真は僕等が泊まっている宿に向かう小道で撮ったものですが、深夜の方がよっぽど人が多いです。

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