タイで大麻が解禁されてから6月で2年がたった。
使用は健康や医療目的に限ってきたが、娯楽での吸引が横行しているため、セター政権は再び規制する方針を示した。反発する大麻支持派は訴訟を起こす構えをみせており、乱用を減らせるかは不透明だ。
タイ保健省は11日に大麻の規制案を公表した。大麻草の先端にできる花蕾(からい)を2025年1月から麻薬として一般の使用や流通を禁止するリストに再び分類する。
一部の金儲けや快楽を求める者ために、タイの治安をこれ以上悪化させては取り返しがつかなくなります。
現状でもタイはフィリピンと同等に、銃犯罪が多く治安の悪い国として位置づけられています。
ほとんどの国民は大麻に猛反対です。
訴訟したければすればよいし、デモを起こしたければ起こせばよいが、訴訟しても勝訴する見込みはなく、デモはすぐ鎮圧されるのが関の山でしょう。
もはや常識ある人間にとってこれ以上の大麻の野放しは我慢の限界にきているのです。
取り締まれば地下に潜り、乱用はなくならないという人もいますが、ほぼおとがめなしの今に比べれば、重い罰則や罰金が科せられることは全然違います。
それでもやりたい奴はやればいいですが、密告制度(タイ人はチクるのが大好きな民族で、その上報奨金までもらえるのですから)ですぐ通報され、即、タイからの国外追放(5~10年以上)になるだけです。もちろん罰金も高額が科せられるでしょう。
大麻は酒やたばこのように市民権を得ることはできなかったという結果です。
反論したい人もいるかもしれませんが、それを決めるのは大麻利用者ではなくタイ政府とタイ国民なのです。
記事に来年1月からとなっていますが、日時にルーズなタイのことです。もっと早まる可能性は大だと思います。
今回は先伸ばしはできないでしょうね。
何度も書いていますが、現在でも娯楽目的の大麻は厳密には違法なのです。
捕まえようと思えばいつでも捕まえることが可能な状態だということです。
合法なのはガンなどで医療的に大麻の使用が不可欠な重病患者のみです。
あと、マレーシア、シンガポール、インド遠視アなど近隣国では大麻は所持だけでも重罪になります。(下手したら初犯でも死刑)