私の大好物のトゥリアンの季節です。
ただ、今年はとても高く手が出ません。
例年ですと2~3個で250~300Bぐらいなのですが、今年は400~500Bととても高いです。
それで昨日はカオニャオマムアン(マンゴともち米)にし、今日はマングッ(マンゴスチン)とンゴ(ランブータン)を買いました。
1Kgでともに56Bでした。
昔はこれでもかというほど多くの果物がであふれ、しかもとても安かったのですが、
今は種類もだいぶ減り、価格が・・・
中国が買い占めをしているせいもありますが、この酷暑が影響しているのでしょうね。
マンゴスチン(左の皮が紫のもの)は抗酸化作用が非常に強い果物です。
ドゥリアンは手元にありませんが、どれでもおいしいわけではありません。
黄色過ぎず白過ぎず、柔らか過ぎず固すぎず、大きすぎず小さすぎずとみるポイントは多々ありますが、
一番重要な点は、皮つきのは買わないということです。
ドゥリアンの皮は鉄のように固く星のようなとげとげがあります。
剝くのも一苦労ですし、よく皮の外からたたいて音を聞いて判断する業者もいますが、
これは全部嘘ですのでご注意ください。
皮付きの中身の状態がわかるわけないのです。
ですので、買う場合は必ず固い皮をむいたものをお選びください。
タイ人でも嫌いな人は絶対食べませんが、好きな人は私のように虜になるぐらい好きです。
確かに匂いは強く、電車やホテルへの持ち込みは禁止となっていますが、食べればクリーミーで甘く、至極のおいしさが堪能できます。
ちなみに田舎にいる女房の母親は、あまりにもトゥリアンが好きで、周りから「トゥリアン」とチューレン(あだ名)をつけられそう呼ばれています。
タイでは本名を使うことはほとんどなく、大部分はこのチューレンを使用しています。
ムー(豚)、ウアン(デブ)、ダム(黒い)、ノック(口うるさい鳥)など、身体的特徴など日本なら差別といわれるようなあだ名はタイでは市民権を得ており、誰もそんなことで悩んだり怒ったりはしていません。