タイ中部ロッブリ県のプラバートナームプ寺は、HIV感染者を受け入れてきたことで知られる寺院。
同寺の博物館では、1992年ごろからエイズ感染者の遺体が展示されていたが、10年以上にわたり放置された20体について批判が強まり、保健当局が火葬する方針を決めた。
寺の責任者は8月21日、「遺族には可能な限り連絡する。見つからない場合でも、遺灰に氏名を記して後の問題を防ぐ」と説明した。なお、寺からは死亡患者のものとみられる大量の人骨も発見されており、関連法違反の疑いがあると指摘されている。
感染者の遺体を展示するためにHIV感染者を受け入れていたのでしょう。タイ人はグロ好きですから・・
それにしてもとんでもない悪業寺ですね。間違いなくバープカン(因果応報)となるでしょう。
タイでは身元引受人がいない遺体は火葬できなかったと思います。
この法律自体がおかしいです。
タイの気温で数日も放置すれば間違いなく腐敗が始まります。
あっという間に体が腐るか溶けてなくなり、身元引受人が現れても確認ができない状態になってしまいます。
随分前ですが、あるタイの番組でこういう身元引受人のいない遺体の入った棺桶を開け、中のご遺体から出た液体を瞼につけると幽霊が見れると信じられており、それを競争して実行するという番組でした。
時刻は草木も眠る丑三つ時(午前3時くらい)に墓地へ一人で行き、棺桶を開けて大量の液体が出たご遺体(すでに体が溶け出しているようです)からの液体を瞼につけるという実に罰当たりな番組で、やらせかどうかはわかりませんが、白い服を着た霊のようなものがハッキリ映像に映し出されていました。
もしかしたらその墓地は、今問題視されているプラバートナームプ寺だったのかもしれません。
テレビ局から金をもらうために遺体を提供していたのでしょう。日本だったら大騒ぎでしょうね。
タイはまだこんなことが通用する国なのです。日本の常識はタイでは通用しません。
日本の常識はタイの非常識、身近な例で揚げますと「ゴミ」です。
ゴミは分別してはならない、分別すると回収業者から強い苦情を受けます。「1つにまとめ黒いゴミ袋に入れないと回収できない。」
なのでプラゴミ、生ごみ、瓶、缶、ガラス(業者がけがをしないようにはします)、電池すべてまとめて出しています。
逆にいいところもあります。不要な家具や電化製品類をゴミ捨て場所に出しておくと回収業者が大喜びで持って行ってくれます。ゴミ屋に売るのでしょうね。
コンビニなどでは店頭に分別ごみ箱が設置はしてありますが、果たして回収業者がちゃんと分別して捨てるかどうかは???
もう一つ挙げると「時間」を重視しないのがタイ人です。
タイ人は絶対時間の約束はしません。
せいぜい10時頃程度の曖昧なもので「分」の約束はあり得ません。
それでもこういう約束ができる人ははかなりまともな方で、多くは午前か午後程度の大雑把なものです。
しかもすっぽかすことはごくごく当たり前で、そのことに一切の悪気もなく何とも思っていません。
約束を守らないことで怒ると不思議に思われます。タイ人にとって時間は腐るほどある重視すべきものではないのです。
そんなことでストレスを感じたくないのでしょうね。
この辺の感覚が合わせられないとタイでは仕事も生活も難しいと思います。
日本の感覚で納期厳守などタイ人には通用しません。厳守したらボーナスを出せぐらい言われますよ。
ただ金が絡むと話は違います。目の色を変えて約束の時間より早く来ます。本当に自己中な連中です。
私も最近はタイ人と約束しても時間を几帳面に守ることはやめました。すでにタイ人化しているのだと思いますが、大幅に遅れても謝ることも遅れる連絡もせず、一言「ロッティ・渋滞」と言って終わりです。
最後は「麺の食べ方」です。
日本だと女性でも麺を食べるときにはすすりますよね。
これはタイでは絶対しないでください。
タイではものすごく行儀の悪い食べ方なのです。それは乞食以下の犬並みの食べ方に見られます。
あと器に口をつけるのもタブーです。
例えば味噌汁を飲むのは必ずスプーンを使います。
飲料水もできるだけストローを使ってください。
まあタイ人に何と言われようが平気だという人はいいですが、幼い子供にまで白い目で見られ嘲笑されていることを覚えておきましょう。
日本とはだいぶ違うでしょ?これが実際のタイでの生活なのです。
タイは日本とは違うということを忘れるとトラブルの原因になります。
タイは超差別国家です。人はみな平等ではありません。地位や権力のあるものが偉くどこでも優遇されますが、金のないものは底辺でうごめくしかない社会なのです。また外国人はタイ人より低く見られます。
日本のようにハラスメントだのコンプライアンスだのということをタイでは絶対主張しないでください。
誰一人そんなことには気にもかけません。