タイ憲法裁判所は、ペートンターン・チナワット首相を職務から失格とする判決を下しました。
問題となったのは、首相とカンボジア上院議長フン・セン氏に関連する音声クリップをめぐる訴訟で、裁判所はペートンターン氏が首相としての適格性を欠くと判断しました。
この判決により、内閣全体が総辞職を余儀なくされ、新たな政府の樹立が急務となります。
現在、与党のタイ貢献党(プアタイ党)が今後の対応をどう決めるかに注目が集まっています。党は、既存の連立与党内から新たな首相候補を擁立するのか、あるいは他党を取り込んで安定政権の維持を図るのか、選択を迫られています。
しばらくはタイも政局が不安定になるでしょう。
バーツが暴落するまではいかないでしょうがバーツ安円高にはなると思います。
次はだれが首相になるかに注目が集まっています。
プアタイ党から出すのか連立与党から出すのか、はたまた軍事政権になってしまうのか現時点ではわかりません。
軍部の冷静な鉄の宰相・プラユット元首相、再び首相の座に戻るのか?
タイはいつもそうですが、首相が変わる時はスパッと変わります。
どこぞの国のように首相の席にしがみつくようなみっともない真似はタイでは致しません。
メガネ岸田といいトド石破といい往生際が悪すぎます。
もう少しまともな人材は日本にはいないのでしょうか?
ぼくちゃん小泉では間違いなく海外からなめられますし、高市さんはまともですがタカ派過ぎて台湾でもめている今、彼女を首相にするにはかなり不安があります。
今回のペートンタン首相の失職は明らかに陰謀によるものです。
裏でタイ軍部がカンボジアのフンセンと結託しているのかどうかはわかりませんが、間違いなく狡猾な魑魅魍魎のフンセンの罠にはめられています。フンセンの方が何枚も上手です。
カンボジアの物の怪フンセン元首相(カンボジアの最高実力者)
もし、か細い小泉君が首相になるようなことになれば、ペートーンタン首相のように各国のしたたかな妖怪たちにいいように操られるだけでしょう。
政治や外交の世界はただ若いだけでは通用しないのです。情熱や行動力、頭脳明晰は当たり前のことで、それに動じない胆力や鋭い洞察力、迫力など人としての重みや厚みが必要なのです。相手に心の内をすぐ見抜かれるような人間では務まりません。まあこれビジネスの場でも同じことが言えますが・・