みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

21世紀のこれから

2018年08月22日 | 俳句日記


昨日まで、米独立戦争からの近現代史を
書いてきた。
戦争に次ぐ戦争、分割と統合、そして、
支配と独立の歴史である。

二つの大戦の反省からグローバリズムな
る虚構が訛伝されて来たが、今また自国
の利益とは?と言う、謂わば分離独立の
機運が高まりつつある。

経済至上主義者は、最早世界経済の仕組
がそれを許す筈が無い!と主張している
が、果たしてそうであろうか?

富が偏在したままの仕組みは破綻する。

それが昨日までの歴史であった。
つまり成熟した資本主義も片や共産主義
も、70億の人類を賄うには空論に過ぎないと言う疑いが生じ始めたのである。

20世紀の後半に、21世紀は宗教的対立の
世紀だとする主張があった。
果たして、中東から忽然として起こった
国際テロは、そのものズバリである。


現在の中共の所行も、中華民族至上主義
の色彩が顕著になって来ている。
民族至上主義は宗教と同義なのである。
他民族の浄化政策等はその証左だ。

かつて、スペイン・ボルトガルは誤った
宗教観と覇権主義から、中南米でそれを
行なったが故に、国際社会から閉め出さ
れることになった。

近い将来、中共はその事を問われること
になるだろう。
そして、中東に於る三宗教と部族宗派の
対立も今世紀最大の課題である。


時に今朝の新聞に新刊の広告があった。
加瀬英明先生とカデロ氏の共著である。
「神道が世界を救う」なんとも心地良い
題名である。

私も漠然とそう感じて来た。
しかし、直ちに読むとそれに囚われる。
その前に、明日からこの欄で私見を披露
させて頂いてから解答書を読みたい。

なんとも無謀な挑戦だが、ご笑覧あれ。

8月22日〔水〕晴れのち曇り
またぞろ台風接近との報に構えていたが
どうやら今回も逸れたようである。
そんなことで、今日も部屋の中を行った
り来たり、徒然なるままの妄想三昧。

老婆心な事柄ばかりが、浮かんでは消え
て行く。
そんなブログが続くのも、読者の皆様が
いて下さるお陰。感謝合掌!

〈颱風や 他に訪う者も 無き身也〉放浪子
季語・颱風(秋)









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