「平和と人権」 「八重山」 情報 PT.1 アーカイブ

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八重山のトピック

2014-04-02 12:43:06 | 八重山情報

6月7日 琉球新報
日本一早い新米発売 石垣産、食味よく最高品質

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日本一早い新米「石垣島産ひとめぼれ」を買い求める市民ら=6日、石垣市のJAおきなわファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」

JAおきなわファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」は6日、日本一早い新米「石垣島産ひとめぼれ」を発売した。8日までの3日間、1日限定300袋を通常より100円安く販売する。7日は宮古島、今月中旬ごろから沖縄本島でも販売を始める。
 
石垣島産ひとめぼれは2月に田植えし、5月下旬から収穫が始まった。3日の新米検査では最高の「1等」と判断され、食味もいいという。同マーケットは来店客に新米で作ったおにぎりを振る舞い、新米の発売を祝った。早速、新米を購入した石垣市の金城キヨさん(80)は「毎年この時期を楽しみにしている。石垣の米はおいしい。全国の他の産地には負けていない」とうれしそうに話していた。

5月25日 八重山毎日
石垣島でも稲刈り

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本年産1期米の収穫を行う山根政人さん=24日午後、石垣市新川平田原
新米、6月6日から店頭に

 
本年産1期米の収穫が、23日に西表島で始まったのに続き、石垣島でも24日、石垣市新川平田原で始まった。市内石垣の山根政人さん(40)が2月4日に植えたひとめぼれを水田15㌃でコンバインを使って収穫し、JAおきなわ八重山地区ライスセンターに560㌔を搬入した。JAおきなわ八重山地区営農振興センターによると、今年の生産見込みは石垣島で720㌧、西表島で150㌧。今年の新米は6月6日から、ゆらてぃく市場など店頭に並ぶ。

山根さんは平田原と名蔵の水田12㌶で稲を栽培。ひとめぼれを中心に苗床も自家生産している。この日の収穫に「刈り始めに雨が降らなくてホッとしている」と安堵(あんど)した様子。作柄については「日照不足と3、4月の寒さで例年より成育が遅い。6月ごろから収穫できる米の出来栄えに期待している」と話した。

5月14日 沖縄タイムス
神秘のサンゴ産卵ショー 石垣・名蔵湾

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一斉に解き放たれ、海面に向かって海中を漂うサンゴの卵=13日午後10時49分、石垣市・名蔵湾内

満月の前後の日に合わせてサンゴが産卵する神秘的なショーが13日夜、石垣市の名蔵湾内で見られた。観察に集まったダイバーたちは貴重なシーンに見入り、喜びの声を上げていた。 午後9時過ぎから海に入ったダイバーたちは今か今かと、サンゴの前で待機。ピンク色の卵が海中に放たれると、一斉にフラッシュが光り、熱心に写真に収めていた。

初めて参加した土井奈枝さん(66)=大阪市=は「なかなか産まれなくて、諦めかけたけど、待ったかいがあった。幻想的で、撮った写真を友人に見せたい」と興奮した様子だった。

4月30日 沖縄タイムス
恋誘う淡い光 森林にヤエヤマボタル

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石垣島や西表島に生息するヤエヤマボタルが繁殖の時季を迎え、日暮れの森の中では、恋を誘う淡い光がまばたいている

ヤエヤマボタルは日没から短い時間だけ光る。石垣市内の森林では29日午後7時半から約30分間、茂みや木々から数百匹のホタルが現れ、語り合うように光を交互に点滅。草むらや木々をクリスマスのイルミネーションのように彩った。ヤエヤマボタルの光は5月下旬まで続く見込み。

4月12日 宮古毎日新聞
私見公論:宮古島のお祝い事情 

入学おめでとう。今週7日、8日に各小・中・高校の入学式が行われた。小学新1年生は、その夜はお祝いだった。私は宮古島に嫁いで一番驚いたのは、お祝い。小学入学祝いに始まり高校合格祝い、高校卒業祝いそして成人祝いと子どものお祝いがある。その日は宮古島全体でお祝いが執り行われ、とても盛大だ。

先日行われた小学入学祝いも盛大だった。道にはお祝いに駆けつけるための車があふれている。私たち家族も何日か前から新1年生のリサーチが始まる。そして、どのルートで回るのか相談する。わが家は主人は勤務先の平良から私は城辺から回り、家族みんなで訪問する家には何時頃と時間を決め合流する。そして家には何時ごろまでには帰って来ようと決めるが、毎回予定通りいったためしがない。酔っている主人のおしりをたたき家路へと急がせるのが毎回のことだ。皆さんのところはどうですか。

私が毎回お祝いに行って感じるのは、家族の子たちへ向ける愛情の深さである。親はもちろんだが、祖父母の孫・ひ孫を見る眼差しの優しいこと。孫たちの成長を心から喜んでいるのがわかる。そして子どもの幸せな顔。お祝いに行く私たちも幸せな気持ちになる。

さてこのお祝いは、いつ頃から始まったのだろうか。現在50歳の夫に尋ねてみると、高校合格祝いと受験の日のお弁当を家族で食べるのは経験があるそうだ。小学入学祝い・高校卒業祝い・成人祝いは沖縄を離れている間に一般的になり、今に至るようだ。なぜ、このようなお祝いが一般的になったのか私が考えるには、まず、その時代の受験体制にあるのではないかと思う。

夫たちの時代の高校受験は、受験生が多く2次募集もなく、失敗すると浪人するか島外の私立高校に進学する方法があったが、島外の私立高校への進学は経済的にも負担があり、地元の高校に合格することは大きな喜びであった。また、人とのつながりが強い地域でもあり親戚なども多いという背景もあり、お祝いが広がっていったのではないかと私は考える。そして、資源や大きな企業もない宮古島では、子どもの将来を考えた親たちが「学問で身を立たせたい」という思いもあったのではないかと思う。

私の勝手な想像ではあるが、子どもたちはお祝いをどう感じているのだろうか。どこの家に行っても子どもたちは目を輝かせている。3月に行われた高校合格祝いの時も照れながらもうれしそうな顔が見られた。私は、子どもたちが家族や親戚だけでなく、多くの人たちが自分を祝ってくれるのがうれしいし頑張ろうという気持ちになるのではないかと思う。現に小学新1年生はお祝いで夜遅くまで起きていたにもかかわらず、翌日もいねむりもせず目を輝かせて授業を受けているそうだ。多くの人たちが自分を見てくれているということが自信につながるのではないかと思う。

盛大に行われるお祝いだが、私は疑問に思うこともある。高校卒業祝いと成人祝いだ。お祝いに行っても本人がいなく、がっかりすることがある。今では高校卒業祝いは子どもが高校の分散会に参加するので行わない家庭が増えているそうだ。私の家も昨年娘が高校を卒業した。私たち親は「やらない」と思っていたが、祖父母は「やりたい」と張り切っていた。結局、娘は分散会がなく家にいるということでお祝いをしたが、娘が家にいなかったら、祖父母の意を汲んでお祝いを行ったか今でもわからない。

来年は娘の成人祝いがある。もちろん当日は娘は同窓会に出かけるであろう。祖父母はもちろん、宮崎の祖母も成人祝いを張り切って行うつもりでいる。私は主人公の娘がいないお祝いに疑問を感じていたが、考え方を変えた。成人祝いは、子どもを無事成人に育て上げた親の慰労と協力してもらった祖父母や周りの方々への感謝と今後も成人した子を見守っていってほしいという願いを込めて慎ましく行う節目の会にすればよいのではないかと思っている。とにかく、宮古島のお祝い事情は、子どもの成長を見守る大切な儀式だと思う

仲里宏美 なかざとひろみ・人権擁護委員
 

3月20日 八重山毎日
4月から鳩間小へ 千葉の山名さん家族 「子どもにいい環境」

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鳩間島に移住した山名さん一家。左から父親の雅俊さん、次男の虎太郎君、長男の元太君、三男の幹太君、母親の栄里子さん=19日午後、竹富町役場

来年度から鳩間小学校(石垣幸子校長)に通う山名元太君(6)と父親の雅俊さん(36)、母親の栄里子さん(39)、弟の虎太郎君(5)、幹太君(3)が19日転入手続きのため、竹富町役場を訪れた。山名さん家族は千葉県野田市から鳩間島へ移住。友人のフェイスブックの記事で廃校の危機が迫っていることを知り、移住を考えたという。栄里子さんによると、元太君は集団にあまりなじめなかったため、「少人数の学校はどうだろうか」と1月末に2人で鳩間島を見学。その際、元太君が「この学校に行きたい」と初めて話したといい、即決した。

住居については、鳩間公民館の通事建次館長の計らいで石垣島の病院に入院している人の家を借りることになった。雅俊さんは仕事の関係で千葉に残り、4人は仕送りで生活する。栄里子さんは「海もきれいで手つかずの自然がたくさんあり、すてきな場所。子どもがのびのびと成長できる素晴らしい環境だと思う」と印象を語る一方、「食事と病気、自然災害が心配」と不安な思いも吐露。また、家族が離れ離れになることについて「夫も寂しがっており、一緒にいろいろ悩んだが、子どもたちにとっていい環境なので、頑張っていきたい」と話した。

3月16日 八重山毎日
一足早く海びらき気分 西表トゥドゥマリの浜 初の前夜祭で多彩ステージ 島の味覚に舌鼓も

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「日本最南端!八重山の海びらき2014」前夜祭のステージを彩った「リノレオ」のフラダンス=15日午後、トゥドゥマリの浜

16日の「日本最南端!八重山の海びらき2014」(八重山ビジターズビューロー主催)を前にした15日午後、トゥドゥマリの浜(月ケ浜)で前夜祭が開かれ、大勢の来場者が西表島の特産品を味わいながら特設ステージのプログラムを楽しんだ。石垣市観光交流協会青年部、竹富町・与那国町観光協会青年部を中心に初めて開催。同浜で海びらきを行うのは02年3月以来12年ぶり。

前夜祭は西表島西部地区を中心に活動するフラダンスサークル「リノレオ」の華麗なダンスで幕開け。石垣市内で活動するエイサー「和琉風(とりかじ)」が旗頭を先頭に会場を練り歩き、勇壮な演舞を披露した。一般参加型の「西表を食べ尽くせ!早食いリレー」では、5チーム15人が西表島産パイン、黒糖かき氷、サーターアンダギー(砂糖てんぷら)の早食いで会場を沸かせた。船浮集落を中心に活動する池田卓さんや崎山洋平さんはライブを披露。会場には西表島特産飲食ブースもあり、来場者らは思い思いに前夜祭を満喫。

上原地区から訪れた湊次郎さん(45)は「初めての前夜祭だが、西表はイベントを成功させようとみんなで団結するので、こういう雰囲気は良い感じだ」と話した。船浦地区の女性は「池田卓さんのファンなのでライブに来てくれてうれしい」と喜んでいた。16日の海びらきは午前9時30分から海びらき祈願を行った後、10時からオープニングセレモニー。海びらき宣言の後、初泳ぎや海上収穫祭、Tシャツデザインコンテスト表彰式、第35代ミス八重山の発表などを行う。

3月13日 八重山毎日
鳩間小存続へ 4月から6人転入学か

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4月から6人の転入学児童が見込まれている鳩間小学校

来年度から小学校の在籍児童数がゼロになる可能性が浮上していた鳩間小中学校(石垣幸子校長、児童5、生徒5人)に3人が転入学してくることが分かった。そのほか3人の転校も調整が進められており、実現すれば4月から児童6人でスタートを切れそうだ。同校では、児童の卒業と進学、同校に児童を通わせている教職員の人事異動が重なり、現状だと小学校の児童数がゼロ、中学校の生徒数が3人となることが見込まれていた。これまでに何度も廃校の危機に陥り、里親制度を使って島外の子どもを受け入れてきた経緯がある。

石垣校長によると、転入学することが確実なのは1年生、5年生、6年生1人ずつの計3人。複式で2クラスの編成を考えており、調整中の3人が加わると3クラスとなる。石垣校長は「さまざまな方々の協力もあり、多くの問い合わせをいただいた。感謝の気持ちでいっぱい」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

鳩間公民館の通事建次館長は「十数件の問い合わせがあったが、条件が合わず断念した人もいた。雇用と住宅の問題をクリアできる態勢が整えば、いろんなところから子どもたちが来てくれると思う。町と連携しながら、教育的な施設整備や仕組みづくりなどを行っていければと思う」と述べた。50年以上島に住んでいるという女性(69)は「子どもがいないと寂しい。年寄りだけでは地域行事も成り立たない部分があり、もっと来てほしいという気持ちがある」と話した。

マレーシアのペナン島で生まれ育った息子のディオニ君(11)と一緒に島を訪れ、卒業式も見学したという小川仁美さん(42)=千葉県鴨川市=は「息子は小さい所から千葉県の大きな学校に入り、なかなかなじめなかった。見学できて良かったし、息子を通わせたいと思ったが、仕事がなく、現実的に厳しいとの結論に至った」と話し、受け入れ態勢の充実を訴えた。卒業生の上地将英君(15)は「島が抱える宿命で、避けては通れない問題。母校がなくなったら寂しい。島の人が一丸となって向き合っていかなければと思う」、高瀬愛瑠君(12)は「来年度から何人か入ってくると聞いて本当に安心した。入ってくる子には島の良さを感じてほしい」と話した。

1月18日 琉球新報
石垣で田植え始まる 超早場米 

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石垣で田植え始まる 超早場米
 
県内で最も稲作が盛んな石垣島で超早場米の田植えが始まった。石垣市新川の稲作地帯、平田原に田んぼを持つ仲新城淳さん(77)は、田植え機でコシヒカリの苗を植え付け、豊作を願った。昨年は台風の襲来で石垣島の水稲農家は大打撃を受けた。仲新城さんは「ことしは苗作りも縁起のいい日取りに行った。いい天気に恵まれ、大豊作になると期待している」と話した。

瑠璃の島のモデル鳩間島、鳩間小中学校廃校の危機迫る。

1月10日 八重山毎日
小学生「転入求む」 来年度から児童ゼロ 鳩間小中学校 廃校の危機迫る

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来年度から児童数(小学生)がゼロになる可能性が浮上している鳩間小中学校

竹富町立鳩間小中学校(石垣幸子校長、児童5・生徒5人)で来年度から、小学校の在籍児童数がゼロになる可能性が浮上している。児童の卒業、進学と、同校に児童を通わせている職員の異動が重なり、現状のまま4月に入ると小学校の児童数ゼロ、中学校の生徒3人になる。このまま小学校への入学、転入児童がなければ中学校に在籍する生徒の卒業時には廃校の危機が迫る。このため、地元公民館や郷友会では4月から小学校に通える児童を緊急募集している。

町教育委員会によると、4月から児童の卒業・本土への進学が予定されているほか、教職員の人事異動も見込まれている。児童数がゼロ、生徒数が3人になると、職員数も現在の13人から6人へと減り、転入生を迎えなければ生徒3人の卒業時には廃校の危機が迫る。同校では2009年6月に児童生徒がゼロとなり、廃校の危機に陥ったが同9月には転入生を迎え、危機を脱した。これまでにも児童生徒数の減少で休校した経緯があるため、同島では受け親(里親)制度を実施して島外の子どもを受け入れ、学校を存続させてきた。町教育委員会では「小人数制の指導や充実した体験活動など全国に島の教育の魅力をアピールし、推移を見守りながら転入生が来てくれることを望んでいる」(浦崎喬教育課長)という。

鳩間公民館では、小学生を持つ親子の移住を全国各地から受け入れたい考えで、通事建次館長は「住居と親御さんの仕事は島内であっせんできる。これまでにもさまざまな理由で地元の学校になじめなかった子どもたちが島の小学校を卒業しており、受け親制度もあるのでぜひ、連絡を」と呼びかけている。

石垣校長は「受け親制度という形で地域の家庭から学校に通っている子どももいる。郷友会関係者の孫や子どもに通ってもらうことができないか、あの手この手で探しているが、具体的な進展がなく心配している」と懸念。児童生徒数の減に伴い教職員数も現在の13人から6人に削減されるため、鳩間郷友会の大城正明会長も「黙って見ているわけにもいかず、何とかできないか郷友会でも話をしている。鳩間島の仕事や住宅の情報を提供して鳩間島ファンの人たちにも呼びかけたい」と話し、12日の定期総会でも呼びかけていくという。

西表小中校で30年続く、伝統の紙すきで「卒業証書」

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12月15日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

11月17日 八重山毎日
継承しよう!島の伝統文化 第6回西表島人文化祭

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島内手工芸作家の作品が並んだ第6回西表島人文化祭=16日午前、中野わいわいホール 大勢の住民が文化祭満喫 手工芸品の展示即売 アダン葉玩具づくり体験も
 
「伝統・継承・創造~島に生きる 島を生かす~」をテーマに「第6回西表島人(しまぴとぅ)文化祭」(主催・西表文化祭実行委員会、西表島エコツーリズム協会)が16日、中野わいわいホールで開かれた。会場では展示・即売コーナーや体験コーナー、飲食ブースなどが設置され、大勢の地域住民や観光客が詰めかけて文化祭を楽しんだ。同日夜は舞台の部もあり、地元の子どもたちや婦人の踊り、ライブなどで盛り上がりをみせた。

文化祭は文化庁の2013年度文化遺産を生かした地域活性化事業の一環として2年に1度開かれており、展示・舞台の部などプログラムも盛りだくさん。展示・販売コーナーでは島内の工芸作家による手工芸作品が展示・即売され、焼き物や木細工、手作りせっけんなどが並び、大勢の観光客や子ども連れがお目当ての地場産品を買い求めていた。体験コーナーでは、アダンを使った玩具作りや伝統たこあげ、リラックスヨガなどが行われ、大勢の家族連れが参加、島内で作られた飲食物のバザーは昼食時には列ができるほど大盛況となった。

実行委員長の石垣昭子西表島エコツーリズム協会長は「地域文化の定着を一つの目標に掲げて2年に1度開いており、だんだんと地域に根付いてきた。民具や玩具など昔ながらの物作りも少しずつ広まっており、文化祭を通して子どもたちに西表島の文化を継承していけたらと思う」と抱負を話した。また、「世界自然遺産を考える~屋久島の事例から」をテーマに環境省エコツーリズム推進アドバイザーの松本毅氏が講演したほか、「私の好きな西表島絵画コンクール」授賞式では、鈴木虹さん(西表小3年)に最優秀賞、永井一ノ輔君(上原小1年)、河島飛鳥さん(白浜小3年)に優秀賞が贈られた。

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「私の好きな西表島絵画コンクール」最優秀賞作品を使ったポスター

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10月18日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

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10月15日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

10月に入ってから、23号、24号、26号と立て続けに

10月10日 八重山毎日
不連続線:10月に入ってからの思いがけない台風23号

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10月10日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

10月に入ってからの思いがけない台風23号。続いて24号も発生と聞き少し神経質になる。何しろわが家は築百年近くの古家。雨戸を全部閉めて対応する以外ない。昔は台風になると停電したから雨戸を閉めると昼でも屋内は暗闇。しかし現在は24時間送電だから台風時でも屋内では通常生活が可能だが、外は暴風だから何か違った時間を過ごしたくなる。何本もビデオを見たり、時間のかかるクラシック音楽を聴いたりなどなど。

今回、私はアイルランドの詩人、W・B・イェイツの全詩集を読むことにした。難しければ難しいほど良い。いくらでも時間をかけて考えることができる。密閉した空間で時間をつぶすことが目的なのだから。イェイツの存命当時、アイルランドはイギリス支配からの解放を目指して独立運動が盛んであった。ちょうど日本支配下の昔の朝鮮や、国内植民地とさえ言われる現在の沖縄の状況によく似ている。

詩集を読んでいくと、1916年、復活祭の日に武装蜂起してイギリス軍に鎮圧され処刑された友人たちへの追悼詩に出あった。友人たちの静かな日常、彼らのアイルランドへの激しい愛が歌われ、「空おそろしい美の誕生だ」と詩は何度も繰り返す。時間つぶしどころか私の心の中にも次第に暴風が吹き荒れてきた

10月5日 琉球新報
西表干立と祖納で「節祭」 「オホホ」に観衆あはは

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ひょうきんな動きで笑いを誘う干立独特の神「オホホ」=1日、竹富町西表島の干立御嶽

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黒装束をまとった女性が浜を練り歩くアンガー行列=1日、竹富町西表島の前泊海岸
 
国の重要無形文化財に指定されている竹富町西表島祖納、干立の「節祭(シチ)」が1日、両集落で行われた。節祭は「農民の正月」と呼ばれ、500年以上続いている農耕の神行事。地域住民は奉納芸能などで五穀豊穣(ほうじょう)と無病息災を祈願した。
 
干立では、伝統衣装に身を包んだ女性が航海の無事を祈る踊り「櫂の手(ヤフヌティ)」を浜で踊った後、男性が東西に分かれて競争する「舟こぎ(パーリャ)」が行われた。御嶽前の広場では狂言や棒術を次々と披露。札束をばらまきながら女性を誘うしぐさを見せる神「オホホ」も登場し、ひょうきんな動きで見物客を笑わせた。祖納では、前泊海岸に2隻の舟を海に浮かべる「舟浮かべの儀式」の後、ミリク(弥勒)行列や黒装束の女性だけで執り行われるアンガー行列が奉納された。

2012年 干立の節祭


八重山中学校公民教科書、八重山教委協会は「育鵬社」を不採択、東京書籍を採択。③

2014-04-02 12:36:48 | 八重山情報

 

竹富町の町民の会から、
抗議声明への賛同のお礼とご報告

「文部科学省による竹富町教育委員会への是正要求に抗議し、撤回を求める声明」への賛同を呼びかけたところ、たった11日間という短い期間でしたが、1068名の賛同をいただきました。どうもありがとうございました。

この抗議声明は賛同くださった皆さまのお名前を添えて、4月8日、参議院議員会館で開催された「竹富町教科書採択方針是正要求抗議集会」で、沖縄県選出の全国会議員の同席をいただき、文科省教科書課の渡邊氏を通して下村博文文科相へ提出しました。同時に、ネット署名サイトを利用した2つの署名も提出し、是正要求撤回を求める声は合計1万筆を超えました。

昨日、竹富町教育委員会は国地方係争処理委員会へ審査の申し立てはせず、八重山採択地区協議会からの離脱を県教委区委員会と協議する方針を発表しました。文科省は教科書無償措置法「改正」で採択単位を市町村にしたにもかかわらず、竹富町へは執拗に介入を続けてくると思われます。これからもご支援をよろしくお願いいたします。

2014年4月12日 
竹富町の子どもたちに真理を教える教科書採択を求める町民の会

 

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4月8日参議院議員会館で「竹富町教科書採択方針是正要求抗議集会」

動画がYoutube にアップされています。 http://youtu.be/PrZhos_hdoEああ

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4月9日の琉球新報 

 

 

                             

 

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八重山中学校公民教科書、八重山教委協会は「育鵬社」を不採択、東京書籍を採択。②
http://blog.goo.ne.jp/teyata/d/20131102

八重山中学校公民教科書、八重山教委協会は「育鵬社」を不採択、東京書籍を採択。①
http://blog.goo.ne.jp/teyata/d/20130302

沖縄八重山の「教科書採択問題」 竹富町民の声は
http://blog.goo.ne.jp/teyata/d/20111218 

 

3月14日の報道ステーション「中学の教科書で・・・ 国が竹富町に初の是正要求」
http://youtu.be/ubLC6M9uK2k

丹念に取材されてておられ、問題の経緯と評価を限られた時間の中でよく編集されています。 

映像ファイル : http://bit.ly/1daribc  ダウンロードできます。

4月11日の報道ステーション「竹富町教科書単独採択へ」
http://youtu.be/jYMY2X_Z14E

インターネット署名賛同してくださったみなさまへ   田中むつみ

2014年1月18日 「internet_shomei.doc」をダウンロード

NEW   2014年4 月13日  「internet_shomei2.doc」をダウンロード

賛同の皆さま、

4月8日、参議院議員会館で行われた「竹富町教科書採択方針是正要求抗議集会」で、皆さまの署名2383筆を文部科学省初等中等教育局教科書課のかたを通して下村博文大臣へ届けてまいりました。(以下略)

ヤマネコでもわかる「竹富町教育委員会是正要求問題」                                       井口博弁護士が、わかりやすく書きました。
http://blog.goo.ne.jp/teyata/d/20140317

レイバーネット:教科書選択に介入するな!~文科省の是正要求に抗議する院内集
http://www.labornetjp.org/news/2014/0408okinawa

【報告】文科省の竹富町への是正要求に抗議する院内集会
http://blogs.yahoo.co.jp/tocka_jikkoi/65006074.html

 

 

                             

 

 

 

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6月19日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

6月17日 沖縄タイムス
社説:[教育委員会改革]政治介入の懸念拭えぬ

教育に政治の意向が持ち込まれる懸念が拭えない。教育委員会制度を見直し、自治体の長(首長)の権限を強化する改正地方教育行政法が今国会で成立した。来年4月1日に施行される。 教育委員会制度は、教育が政治に左右された戦前の反省から、政治権力が直接関与できないようつくられた。首長の関与を強めた改正法は、約60年続いた制度の大転換となるものだ。

改正法では、教育委員長と教育長の権限を兼ね備えた新「教育長」(任期3年)を置き、首長が直接任命・罷免する。首長が主宰する「総合教育会議」を新設、首長と教育委員会が協議し、教育行政の指針となる「大綱」を策定する。 一時は格下げや廃止論があった教育委員会は、教育の政治的中立性を確保するとして現行通り教育行政の最終権限を持つ執行機関に位置づけられ、教科書採択や教員人事も教委の専権事項として残った。だが「大綱」の策定権限は首長にある。

文部科学省は大綱に「教育委員会が同意していない事項が記載されることもあり得る」とする。その場合、教育委員会が従う義務はないが、会議での首長と教委の力関係は対等ではない。首長が「暴走」した場合歯止め策はない。 会議で協議できる事項は幅広く、教科書採択や全国学力テストの結果公表、愛国心教育などにも首長が踏み込むことが可能だ。つまり運用次第で無制限に首長の要求が、教育行政に反映される恐れがあるのである。

教育委員会改革のきっかけとなったのは、2011年に大津市で起きた中2男子いじめ自殺事件だ。市教委のずさんな対応が発端となり、教委の形骸化や隠蔽(いんぺい)体質が批判を浴びた。 「現行制度は、責任の所在があいまいだ」との安倍晋三首相の問題提起を受けて改革が本格化した。昨年4月の政府の教育再生実行会議の提言や同12月の中央教育審議会の答申を受け、与党協議を経て、国会で審議が進められてきた。 確かに現行の教育委員会は、制度疲労を起こしているとの指摘も少なくない。しかし、制度をいじり、首長の権限を強めることが、いじめ自殺や体罰問題の根本的な解決につながる保証はない。 長期的視点が必要な教育の現場に、任期4年の首長が選挙を意識した短期的な成果を求めることがあれば、現場の混乱を招きかねない。

国の地方教育行政への関与を拡大していることには危うさを感じる。いじめによる自殺の防止や児童生徒の生命・身体への被害の防止など「緊急の必要性がある場合」に文科相が教育委員会に対して直接是正指示を出せることを明確化した。過度な介入は地方分権の理念に逆行する。教育への国の関与はあくまで抑制的であるべきだ。 教育行政に求められるのは何よりも子どもたちが、安心して学べる環境をつくることである。公教育の趣旨を逸脱するような政治や国家の介入はあってはならない

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6月14日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

6月14日 沖縄タイムス
教育に政治が裁量権 教科書問題再発の懸念

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教育委員会の現行制度と新制度

教育委員会制度を見直し、自治体首長の権限を強化する改正地方教育行政法が13日の参院本会議で可決、成立した。教育委員長と教育長を統合した新ポスト「教育長」をトップとし、首長と教育委員会が協議する総合教育会議が全自治体に設置される。沖縄では、「政治と教育」の線引きが問われた八重山教科書問題のような事例の再発や、学力向上対策の過熱を危惧する声も上がる。改正法の施行は来年4月1日。

教委の採択制約
改正法では、教育の政治的中立性を確保するため、教育委員会を現行通り教育行政の最終権限を持つ執行機関に位置付けた。教科書採択や教員人事も教委の専権事項として残った。 しかし首長は、教育行政の指針となる大綱を作る総合教育会議を主宰し、決定権限を持つ。

琉球大学教育学部の佐久間正夫教授は「首長が大綱に『愛国心重視』を盛り込めば、教委の教科書採択も制約を受ける。八重山と同じ教科書問題が全国的に増えるのでは」と危惧する。 絶大な権力を持つ新教育長は、首長が議会の同意を得た上で、直接任命・罷免できる。このため、首長と同じ政治姿勢を持つ人物が選ばれやすい。 佐久間教授は「これまでの首長選挙では、必ずしも候補者の教育観は重視されてこなかった。今後は選挙結果が教科書選びにも反映される可能性があることを認識しないといけない」と指摘する。

学力傾倒に警鐘
「有権者の投票で選ばれる首長は、任期中に目に見える成果を出そうとしがち。教育に大切な安定性、継続性が揺らぎかねない」と話すのは琉大の山口剛史准教授。全国学力テストの最下位脱出が県の教育行政の大目標に掲げられる中、「学校別の成績を公表して競争を促そうとする首長が出ることもあり得る。さまざまな観点から検討されるべき教育の重要事項が、首長の意向で左右されるのは危険」と警鐘を鳴らす。

6月12日 琉球新報
「新教育長」向けに研修制度開始 教委改革法案13日成立へ

文部科学省は12日、教育委員会制度を見直す地方教育行政法改正案が成立する見込みとなったことを受け、教育行政の権限が集中する「新教育長」の資質や能力を担保するための新たな研修制度を始める方針を固めた。
 
新教育長に権限が集中しすぎ、歯止めがきかなくなることに懸念の声もあるため、質の保証に向けた取り組みが必要と判断した。改正案は参院文教科学委員会で同日、賛成多数で可決された。13日の参院本会議で成立し、来年4月1日に施行される。非常勤の教育委員長と常勤の教育長を統合した新教育長を教育行政のトップとする。

6月8日 八重山毎日
現場意見尊重でアピール 教育・教科書テーマに「集い」大学教員ら教育委員会の役割で講話

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「教育と教科書を考えるみんなの集い」に参加する人たち=7日午後、大川公民館

竹富町が単独採択地区となり、八重山教科書問題が一定の区切りを迎えたことから、あらためて教育と教科書について考えようという集いが7日午後、大川公民館で行われ、「現場の教員が使いたい、使いやすい教科書を採択できるようなルールづくりを」とアピールした。教科書問題にかかわってきた15団体で構成する実行委員会が主催。約100人が集まった。

名古屋大学大学院教授の中嶋哲彦氏は講話で「現場の調査員が決めた教科書を採択するのが教育委員会の仕事。教科書選定は専門家の先生に任せ、教育委員会が責任を負うことが大事だ」と指摘し、八重山採択地区協議会の「協議会の責任と権限で選定する」との方針に疑問を呈した。

教科書問題に関して発言し続けてきた琉球大学准教授の山口剛史氏は「現場教員の調査が尊重される教科書採択のルールを作ることが重要だ」と強調、「住民もルールづくりに多くの意見を」と呼びかけた。

フロアの保護者は「僕は教科書を信用し、どれでもいいと思っていた。育鵬社版を読んでみておかしいと気付いたが、遅かった」と述べ、積極的に教科書を読むよう提起した。一方、山口氏は「そもそも問題は教科書を一本化できなかったこと。大人の責任で教科書をしっかり議論して一本化することができず、民主主義とは何かを実践的にみせることができなかったのは残念」とも話した。

集会では、教育現場の意見を尊重する教科書採択を求めたアピール文を採択。県と3市町の教育委員会に郵送する。

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6月8日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

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6月8日の八重山日報

波照間島でも高嶋琉大名誉教授が講演

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6月8日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

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6月8日の沖縄タイムス

6月7日 沖縄タイムス
竹富分離を決定 教科書の八重山採択地区協

小中学校で使う教科書を選定する八重山採択地区協議会の定期総会が6日、石垣市教育委員会で開かれ、地区の単独化が決まっている竹富町教委の離脱を正式に決めた。会議の冒頭で、竹富町教委の慶田盛安三教育長は「今までお世話になった」と石垣、与那国の委員にあいさつ。委員から離脱について言及はなかった。 竹富町教委は先月30日の県公報で単独の採択地区に変更された。6日の総会では慶田盛教育長らが冒頭のみ参加。委任状を提出し、石垣と与那国の委員が協議会規約の構成団体から竹富町教委を省く手続きを取った。

町教委は今月下旬にも竹富採択地区協議会を立ち上げ、小学校の教科書選定の手続きに入る。取材陣に対し、慶田盛教育長は「子どもたちのことを思えば、やってきたことは間違いではなかった。文科省も最後は教育論を持ち出し、提訴を諦めた。今後は教育環境づくりに力を注ぎたい」と語った。 総会後、石垣市教委の玉津博克教育長は「竹富は抜けても八重山は一つという思いを持っていたい。八重山の子どもたちのために一番いい教科書を選ぶ努力を続ける」と語った。 前回の中学公民教科書で現場教員の評価が低い教科書を採択した選定方法については「協議会の責任と権限で選ぶ。今後もその思いでやっていく」と述べ、継続していく方針を示した。

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6月7日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

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6月7日の八重山日報

6月7日 琉球新報
竹富が正式離脱 教科書八重山採択地区

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石垣市教育委員会で開かれた2014年度定期総会

教科用図書八重山採択地区協議会は6日、竹富町教育委員会を単独採択地区とする県教育委員会の決定を受け、協議会の構成委員から竹富町教委を分離することを確認した。石垣市教育委員会で開かれた2014年度定期総会で規約を変更し、竹富町教委が八重山採択地区から正式に離脱した。
 
八重山採択地区協議会は石垣市、竹富町、与那国町の教育長ら8人で構成するが、竹富町側は県教委が5月30日に告示した採択地区の設定に基づき、同協議会に所属しないとして欠席し、委任状を提出した。同協議会は委員改選で石垣市と与那国町から6人を選出したほか、竹富町教委を構成委員から外す規約変更などを実施した。一方、竹富町教委は分離を受け、今月下旬にも単独採択地区協議会の設置を進める方針だ。
 
同一採択地区内の公民教科書が統一されていない八重山教科書問題は採択地区が分離する結果となった。協議会会長で石垣市教委の玉津博克教育長は「八重山は一つだということを念頭に、八重山全域の子どもたちにとって一番いい教科書を選ぼうということを確認した」とし、今後の教科書選定について「協議会の責任と権限をもって実施する」と話した。竹富町教委の慶田盛安三教育長は「(こうなって)良かった」とした上で、協議会設置へ「早く準備を進めたい」と話した。

6月5日 琉球新報
「官僚が巧妙に対処」 八重山教科書、高嶋氏が講演

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八重山教科書問題を収束させるため「官僚が巧妙に対処した」と指摘する高嶋伸欣氏(右端)=4日夜、竹富町西表島中野わいわいホール

共同採択地区内で使用する教科書が統一できなかった八重山教科書問題を考える講演会が4日夜、琉球大学名誉教授の高嶋伸欣氏を講師に同町西表島の中野わいわいホールで開かれた。竹富町の「子どもに真理を教える教科書採択を求める町民の会」が主催し、町民ら約25人が参加した。
 
八重山教科書問題をめぐり、採択地区が「市郡」から「市町村」に変更され、来年から適用できるよう無償措置法が改正されたことについて、高嶋氏は問題を収束させるため「官僚が巧妙に対処した」と分析した。その背景に、有志による教科書寄贈で「無償措置法に穴が開いたという汚点を官僚は早く取り除きたい思いがあった」と指摘したほか、「安倍政権の強引な手法に対し官僚の不満が蓄積していた側面もあったのではないか」と強調した。
 
高嶋氏は「安倍政権と官僚を追い込んだ竹富町が果たした役割は大きい。安倍政権の暴走を止める一つの芽を作ったと思う」と竹富町教育委員会の対応を評価した。竹富町教委の単独採択化については、小規模自治体でも退職教員などを加えた調査員構成で調査研究は可能などとして「独自の町単位の調査法を編み出しモデルケースになってほしい」と話した。

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6月3日の八重山日報

6月3日 琉球新報
学制改革:小中一貫校を制度化 自治体に権限…文科省検討

文部科学省は、市区町村の判断で公立の「小中一貫校」を設置できる制度の導入に向けて検討を始めた。現在、一部の自治体が小中一貫校を「特例」として導入しているが、制度化で普及拡大を狙う。現行の小学校6年、中学校3年の「6・3制」だけでなく、9年の義務教育期間を「4・3・2」や「5・4」と弾力的に運用し、地域の事情などに合わせた教育課程(カリキュラム)の編成が可能になる。政府の教育再生実行会議が議論中の「学制改革」提言にも盛り込まれる見通しで、同省は来年の通常国会に学校教育法の改正案を提出する方向だ。
 
小中一貫校は義務教育の9年間を通したカリキュラムで教育する学校。小学6年、中学3年の区切りにとらわれず、例えば「前期5年、後期4年」など弾力的に運用できる。現行の学校教育法は学校の種類として、幼稚園▽小学校▽中学校▽高校▽中等教育学校(中高一貫校)▽特別支援学校▽大学▽高等専門学校--を定めているが、新たに小中一貫校を「義務教育学校」(仮称)の名称で加える方向で検討する。
 
6・3制の場合、小学校から中学校に進学した際に学校生活の変化に適応できず、不登校が増える「中1ギャップ」が課題になっているほか、最近は小学生の心身の発達が、6・3制を導入した1947年に比べて2年ほど早まっているともいわれ、自民党の教育再生実行本部などから「6・3」の区切りの弾力化を求める声が強まっていた。
 
文科省は、小学校英語を小学5年生から正式教科にすることを検討しており、小中一貫教育によって系統性・連続性を重視した英語教育が可能になる。また、小学高学年段階から中学校のように教科担任制も導入しやすくなるなど効率的な教員配置ができるとされる。さらに、少子化に伴い学級数や児童生徒数の減少に直面する小中学校の統廃合も進むことが期待される。一方で、小中一貫校と従来の小学校や中学校との間で転校した場合、学年やカリキュラムがずれて対応しにくい問題があるほか、9年


八重山・宮古への自衛隊配備を許すな! 与那国島・八重山 ④

2014-04-02 12:03:00 | 八重山情報

 

「バンタ ドゥナンチマ カティラリヌン!」与那国島の明るい未来を願うイソバの会+与那国島の自衛隊誘致に反対する住民の会のブログ
http://isobanokai.ti-da.net/

反対派与那国町議田里千代基さんのブログ:チョッキンと与那国
http://t-chiyoki.no-blog.jp/blog/

子供も大人も笑顔のワ
http://egaonowa.ti-da.net/

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2月6日「動画あり! 合意形成されてません!!」

イソバの会のブログより: http://isobanokai.ti-da.net/e5899609.html

ぜんぜん合意形成されてません!! 説明会終了後、3地域での説明会開催を要望してあります。答えられなかった質問や、町民の安心安全を守るための説明もっと必要です。

共用されるだろう、米軍も、格上げされるかもしれない、国防軍も原発と同じ迷惑施設です。町長も、自ら迷惑料と言っていたはずです。 こんな未来へ続く与那国の一大事を、こんな簡単に説明するなんて!

説明会の動画、ご覧になってください。

与那国島自衛隊誘致説明会2014.02.04①  21:56
http://youtu.be/7c_qEVDp48c

与那国島自衛隊誘致説明会2014.02.04②  21:58
http://youtu.be/m6PYIwFK7TQ

与那国島自衛隊誘致説明会2014.02.04③  22:02
http://youtu.be/V-L_0lJEI2E

与那国島自衛隊誘致説明会2014.02.04④  6:32
http://youtu.be/6FiqP8sHnL0

与那国島自衛隊誘致説明会2014.02.04⑤ 22:00
http://youtu.be/gLBbeS4S9dk

与那国島自衛隊誘致説明会2014.02.04⑥ 13:55
http://youtu.be/Giw022Su73A

ヤマトの軍隊(自衛隊)は歓迎するべき存在か? 「第二の沖縄戦」を許すな!

比嘉さんの3月27日のHPの引用です

いつも真心のお力添えありがとうございます。比嘉良丸、比嘉りかです。本日は、下記の資料をお読みいただきたいと思い、配信させていただきます。

資料の元となった自衛隊の隊内誌を見た知り合いが、その内容に驚き、私達に現在の内容も含めまとめた資料を下さいました。皆様にもお読み頂きたいと思い、下記に掲載させていただきます。また、下記資料の部分については、ぜひ、皆様にも拡散していただけますようお願い致します。

下記の情報は、これからの八重山・宮古・沖縄地方、日本全体にとって、重要な意味を持つと考えられますので示しておきます。

自衛隊の隊内誌FUJI 2012,388号「離島の作戦における普通科の戦い方」における記述等から見られる、今後沖縄・八重山・宮古で計画されている自衛隊の作戦について

自衛隊の隊内誌(FUJI 2012,388号)で、自衛隊幹部が書いた論文では、(太平洋戦争の反省を踏まえ)沖縄は地形上、防衛が困難であるため、島嶼防衛戦は、敵に離島(南西諸島)を占領させた後、強襲上陸し奪還するであるとしている。そして、占領などの際は、「領域保全を優先」するため「住民混在」の「国土防衛戦」を行と記載されている。
 
また、同誌別の論文では、沖縄戦を含む太平洋戦争中の島嶼防衛戦を分析し、教訓にしている。その中で、沖縄戦は「特別攻撃、進攻遅延海・空戦闘と地上戦闘により一定の(米軍を沖縄に引き止める)遅延効果は認められた」としている。(これは沖縄戦時の八原博通陸軍高級参謀の「戦略持久作戦」と酷似する。)これらの最近見られる自衛隊内部における戦略では、「本土」防衛のために「沖縄県民」を組み入れることを想定している。

そして、石垣島・宮古島に配置する自衛隊には、敵の攻撃を受けても増援部隊が到着するまで『残存』できる防護能力と機動力、火力を装備させる」としている。(つまり、中国軍に勝つこと及び住民を防衛することを目的としていない。)そのため、現在、防衛省では、旧石垣空港、石垣港、下地島空港等を自衛隊基地にする計画を持っており、すでに自治体等と調整が行われている。(「総合防災訓練施設」などの名称が使われる。)

また、実際に最近(2013年11月)約3万4千人の自衛隊員を動員して沖大東島で離島奪還訓練が行われたが、これに住民の避難誘導が含まれていないのは、この作戦において、住民混在の国土防衛戦を行い、中国軍を沖縄に引き止める遅延効果を狙うためである。(つまり、この作戦に沖縄県民を防衛する考えはなく、遅延効果を出すためにむしろ利用することを想定している。)また、実際自衛隊を配備したところで、自衛隊が中国が台湾を想定している戦力に勝てるシナリオはない。(※1参照)

本来は、これを避けるために、まず台湾、韓国、ロシア、フィリピン、タイ、ベトナム、カンボジア、インドを巻き込み、中国に侵略させる機会を与えない取組が必要である。(対中包囲網を作り、国際世論を味方につけることで、1対1で押さえ込まれることを防ぐ。いかに中国といえども、日本・ロシア・東南アジアなどと同時に戦争することはできない。それと同時に、相手と会わずに軍備増強していくのでなく(過去200年の戦争の統計によると、「待ちの姿勢」を放置すると戦争になるケースが多い。(※2参照)

早急に相手の話、要望を聞き、提案を行い、落としどころを探ることである。沖縄としては、まず文化交流、民間交流、貿易開始、企業進出でよいので、相手と話し合う機会を作ること、相手の実情を把握し、どこまでそれに沖縄として妥協できるかなど、合意形成をすることが生き残る道である。(相手もこちらの情報、本音をとりたいはずである。)

また、ここ1,2年の問題として、石垣市・宮古島市の住民が有事に利用される恐れがあるので、今のうちで、防災対策として、住民が宮古・八重山地域以外へ移動できるような取り決めを、運送会社、国、県などと交わし、市民を犠牲にさせないための担保をとるべきである。

沖大東島で訓練した離島奪還作戦が実際有人島でなされるとき、石垣島・宮古島等は「第二の沖縄戦」のように住民混在型の紛争になる可能性が高い。 自衛隊が最近導入した強襲揚陸艦は砂浜を上がるもので、尖閣諸島には使えないものであり、八重山・宮古作戦を想定している。(自衛隊の海兵隊化をここ数年来アメリカが求めている。(中国との戦争による米人の犠牲を免れたいため)石破茂氏も沖縄県民を海兵隊化すれば、米軍問題は解決されると発言している。

※1 中国は、戦闘機330機、駆逐艦16隻、通常動力潜水艦55隻を尖閣に動かすことができ、自衛隊にはとてもこれに対抗できる力はない。すでに軍事費は日本の1に対し、中国は3倍近い。装備面では、日中の格差は8倍から10倍に拡大していく。また、2005年10月に締結された日米同盟(日米同盟 未来のための変革と再編)では、「島嶼部への侵攻への対応」は、自衛隊の役割としており、米軍は巧妙に島嶼防衛の義務から逃れている。(「不愉快な現実」孫崎享著125,135ページ等より)

※2 (「戦争回避のテクノロジー」 ジェイムズ・F・ダニガン、ウイリアム・マーテル著 155ページ等より)

                        

 

 

 

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6月20日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

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6月19日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

「与那国の明るい未来を願うイソバの会」ブログより
http://isobanokai.ti-da.net/e6412500.html

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祖内港に積み上げられた、基地建設の資材。

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6月18日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

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6月17日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

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6月15日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

平成26年6月12日

沖縄防衛局 武田博史殿
                           
与那国島の明るい未来を願うイソバの会
共同代表 稲川宏二 山口京子 狩野史江

陸上自衛隊沿岸監視部隊配備についての公開質問状

4月19日 防衛省主催による基地建設起工式典がとり行われました。ご承知のとおり式典会場前において抗議集会が開かれ、多く住民が基地配備に反対の意思を持っています。

平成23年11月17日に防衛省・与那国町による住民説明会がおこなわれましたが、その後は全く説明がありませんでした。そして去る平成26年2月4日与那国町主催による住民説明会がおこなわれましたが我々町民が理解、納得のいくものでは到底ありえないものでした。

配備に協力的な一部の住民だけが建設内容を知るという不公平な事業の進め方に疑問、反発の感情をもっています。小野寺防衛大臣は「不安の声を少しでも払拭できるように、これからしっかり説明をしながらすすめていきたい。」と発言しています。

つきましては、表題のとおり基地配備についての公開質問をさせていただきます。この質問については6月30日までに文書にてご回答いただきますようお願いいたします。尚、この質問および回答は公開させていただきます。

八重山諸島において、また沖縄県に復帰後初めて新設される自衛隊基地建設計画であります。地元住民が納得できる丁寧な対応を求めます。よろしくお願いいたします。
                        
防衛省への公開質問状

島との関わり

1.防衛省の言う、『住民の理解を得るための、住民に対する丁寧な説明』とは、どのような方法のことですか。与那国町民の半数は、「丁寧な説明を受けた」と、思っていません。これからの説明会の予定を教えてください。
1.自衛隊を誘致したい一部の人達が、この配備計画で多額の金銭・その他の恩恵(便宜供与)を受けるようですが、国民の税金の使い方として公平ではありません。このような方法を改める必要はありませんか。
1.与那国島は観光の島ですが、配備後島の重要な観光事業に及ぼす悪影響を危惧しています。施設周辺の立ち入り禁止地域・撮影禁止地域の設定箇所を教えてください。
1.町民の基地内外での雇用計画はありますか。
1.地元出身の自衛官の与那国島勤務はありますか。
1.配備自衛官すべて、住民登録しますか。
1. 災害時(台風・地震・津波)の具体的な島民救援方法を教えてください。
1.夜間の隊員の外出制限等はありますか。
1.基地建設・運用に伴い、基地配備反対住民に理解と協力を求める具体策は持っていますか。
(我々は再度、住民への説明会を要求しています。)

基地交付金事業について

1.与那国町議会から要請された ①光ファイバーの整備 ②陸上競技場の整備 ③官舎の分散配備 ④駐屯地の自然および景観への配慮 ⑤ごみ処理施設の整備 ⑥伝統工芸館の建て替え ⑦老人福祉施設と保育施設との整備 ⑧自衛隊医官などによる医療支援および緊急患者空輸への協力 ⑨地元経済への配慮  など九件の振興策にはどのように対応していただけますか。       
1.またこの前述のすべての事業の補助率は50%ですか。
1.特に多くの賛成派住民が期待している、自衛隊による医療支援はどのような具体的な計画がありますか。

与那国の環境を守るために

l 防衛局発注の現況環境調査報告を見ますと黒く塗りつぶされた項目が非常に多いです。(絶滅危惧種など貴重な動植物52種が生息していることを当局は確認している。)これほど多くの希少生物が生息している場所は基地建設予定地としては不適格ではないでしょうか。
l 自衛隊の使用する水資源の確保について具体的な計画を教えてください。
l 工事の際の赤土流出での環境悪化が懸念されますが、その具体的防止方法を教えてください。
l 夜行性の生物に対する配慮はLEDだけですか。
l 52種の貴重な動植物について、工事関係者に配る予定の冊子は住民に配布する予定はありますか。
l 貴重な動植物を保護するために、具体的に計画している事を教えてください。

配備される部隊の性格および米軍について

1.平成23年11月に開催された住民説明会では沿岸監視部隊の規模は100人程度とありましたが、平成26年2月の町主催の説明会では150人となっています。なぜ50人増加しているのですか。
1.また後方支援機能の部隊とはどのようなものか具体的に教えてください。
1.沿岸監視部隊の日々の訓練内容を教えてください。
1.基地内、基地外での訓練実施はありますか。
1.夜間の訓練はありますか。
1.自衛隊の輸送機、輸送艦、ヘリコプターなどが民間空港、民間港に常駐する計画はありますか。
1.火器・弾薬の保管施設の場所など計画はありますか。
1.これからの計画として、基地施設の増強、などの可能性はありますか
1.オスプレイの配備など、可能性はありますか。
1.米軍との合同訓練はありますか。
1. 米軍が与那国空港・祖納港・久部良港などを使用することはありますか。
1. 与那国町長は米軍が島に入ることは身体を張ってでも断固反対するという意志をもっていますが拒否することは可能ですか。

レーダー施設の危険性について

1. 調べてみると、日本のほとんどすべてのレーダー基地は山の中・人里離れた場所に建設されていますが、その理由を具体的に教えてください。
1. 与那国に建設される予定のレーダーは、最短の人家より、距離が180mしか離れていません。そのことは、確認済みですか。
1. レーダー建設予定地が距離、高さとも民家に非常に近くあります。電磁波による人体への影響を危惧する声が強いのですが、予定地を見直すべきではないでしょうか。(日本の電波防護指針は慢性症状の基準値を設定していません。)
1.  レーダーを稼働させるためには大量の水を必要としますが、どれくらいの水を使用しますか。また排水方法はどうなっていますか。
1. 与那国に配備されるレーダーの機種・性能をおしえてください。
1. インビ岳の施設(監視用アンテナ)の設置目的を教えてください。
1. レーダー施設建設について 久部良集落住民への説明会は予定していますか。
1. 与座岳の自衛隊レーダーの健康被害について、糸満市議会でも取り上げられていますが沖縄防衛局はその事実は確認済みですか。
1. レーダー監視システムを防御すべく大砲、ミサイルなどの火器の装備計画はありますか。
1. レーダー稼働によるTV、ラジオ、携帯電話の受信障害などの対策はどのようになっていますか。
1. レーダー稼働のための発電施設の騒音被害に対する対策はどのようになっていますか。
1. レーダー発射面に立ち入り禁止区域を設定していますか。
 
有事の際に起こる事

1. 有事の際の住民の避難誘導計画は、町が作成するのですか。
1. 有事の際に協力が求められる、民間企業や、役場の役割分担など、具体的な計画を教えてください。
1. 有事の際の強制疎開の計画は出来ていますか。
1. 沖大東島での離島奪還訓練などが示すように、離島の住民は一時的にも、紛争相手国の捕虜になる想定で、防衛省は国民保護計画を策定しているというように見えます。この認識は間違っていますか。

以上

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6月14日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

6月13日 八重山毎日
女性候補、過去最高の6人か 石垣市議会議員選挙 27~29人の争いに

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任期満了に伴う石垣市議会議員選挙(8月31日告示、9月7日投開票、定数22)は、投開票日まで3カ月を切り、立候補予定者の顔ぶれが出そろってきた。12日時点で出馬を予定、検討しているのは29人。34人で争われた前回に比べ、少数激戦の様相だ。現職では野党の大浜哲夫(69、7期)=石垣=と池城孝(67、5期)=同=の両氏に加え、共産の石垣三雄氏(65、5期)=新栄町=が勇退を決め、後任ととして女性を擁立する予定。ほかに新人の女性2人が出馬の意志を固めたか、固めつつあり、今市議選では女性候補者が過去最高の6人になる可能性がある。

新たに出馬の意志を固めたのは会社代表の東山盛敦子氏(47)=崎枝=、石垣三雄氏の後任で農業の井上美智子氏(60)=明石=の2人。ほかに50代の女性も詰めの調整をしている。いずれも野党系。現職では、勇退する3氏を除く19人のうち保守系中立の松川秀盛氏(66、7期)=石垣=が態度を明らかにしておらず、今月中には「決めたい」としている。公明党は新人を加えた計3人の出馬が取り沙汰されたが、従来通り現職2人に決まった。新人では、これまでに意欲を示していた会社代表の黒島孫昇氏(60)=真栄里=が断念した。

中山義隆市長を原則支持、原則不支持の与野党別でみると、与党系16人、野党系10人、中立系3人となっており、連戦連勝の保守側の勢いが予定候補者の数にも表れている。市議選に向けた動きは、新人や現職の一部が事務所開きを行ったり、政治活動連絡所を設けたりするなど具体化しており、市議会6月定例会終了後に本格化する。2010年9月12日の前回選挙には34人が立候補し、最下位当選者の得票数は722票だった。当日有権者3万6370人のうち2万7492人が票を投じ、投票率は75・59%。今年3月2日の市長選時点の有権者数は3万7253人に増えている。現職らは「投票率が大きく変わらなければ当選ラインも上昇するだろう」とみている。現職の任期は9月27日まで。

6月13日 沖縄タイムス
与那国、給食費無料化へ 陸自関連財源充当

与那国町議会(前西原武三議長)6月定例会が12日、開会し、町側は陸上自衛隊沿岸監視部隊への町有地賃貸料約1500万円を財源とした小中学生の給食費無料化の補正予算案を提出した。 部隊配備をめぐっては町内に反対の声が多いが、配備関連の財源が町予算に組み込まれたことで「既成事実化」が進む。

給食費無料化は昨年8月に3選した外間守吉町長の公約。町内の3小学校、2中学の計123人の給食費と、3幼稚園38人のミルク費を今月から無料化する。自衛隊への賃貸料などから年間657万円を充てる。 また、防衛省が3分の2を負担する補助事業の適用を見越し、ごみ焼却場整備に向けた基本設計業務委託費として約2100万円も計上した。

6月12日 八重山毎日
陸自部隊配備、町有地賃貸料を歳入に計上 与那国町 給食費無料化の財源に ごみ焼却場には防衛省補助

与那国町は12日に開会する6月定例町議会(前西原武三議長)で、陸上自衛隊沿岸監視部隊の与那国配備に伴う町有地の年間賃貸料約1500万円を歳入に組み入れ、小中学生の給食費と幼稚園のミルク費の無料化に必要な費用に充てることを盛り込んだ本年度の一般会計補正予算案を上程する。同予算案では、防衛省の補助金を使ったごみ焼却場整備に伴う基本設計の業務委託費など約2100万円も計上している。町が同部隊配備に伴う歳入を町予算に計上するのは初めて。

議会事務局や町教委によると、同町の児童生徒数は123人で1年間の給食費は約670万円、幼稚園児は38人で1年間のミルク費は約35万円。6月からの無料化を予定している。昨夏の与那国町長選挙で給食費の無償化を公約に掲げていた外間守吉町長は「ようやく給食費の無償化を実現することができる。子育て世代の負担を軽減することで若者が住みやすい環境を整えていきたい」と話した。
 
町まちづくり課によると、ごみ焼却場の整備は、総事業費10億円以上を見込む。事業費の3分の2は国、3分の1を町が負担する。町負担額が3億を上回る見通しとなっていることから、外間町長は「町の負担軽減のためにも、補助率について国と調整している」と述べた。町は本年度中に実施設計を完了させ、2015年度着工、同年度中の稼働を目指している。町が同部隊配備に伴って国に貸している町有地は21万4462平方㍍。1平方㍍あたり賃貸料は70円。町と沖縄防衛局は昨年6月に仮契約を行い、3月末に正式に賃貸契約を交わしている。

陸自音楽隊昨年に続き今年も八重山、宮古と「ふれあいコンサート」、慣れ親しんで頂いたら部隊を配備。

 

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八重山・宮古への自衛隊配備を許すな! 与那国島・八重山 ③

2013-11-04 00:04:00 | 八重山情報

 

3月15日 八重山毎日
不連続線:選挙終了翌日、本紙が集計した出口調査の

選挙終了翌日、本紙が集計した出口調査の結果で見えてきたものがあった。それは敗れた大浜長照氏が、なぜ60代以上の高齢者から50?70%台もの支持を集めたかということだ。そこには同世代ということだけでなく、米軍基地問題で沖縄の要求を無視する一方、集団的自衛権行使などでかつての「戦争できる国」へ突き進む改憲タカ派の安倍政権に対し68年前の戦争を知る世代として、ことのほか不安と危機感を強めていたことがある。

確かに今の政治家は、安倍首相も中山義隆市長もほとんどが戦争を知らないし、他の若者も同様愚かな戦争への想像力も乏しく、好戦的な政治家も少なくない。そういう右傾化の中で「中山が勝てば安倍強権政治に弾みをつけ、石垣をはじめ沖縄やこの国がどうなるのか」という不安が、従来は保守系の高齢者も革新の大浜氏に駆り立て、公明も約3割が回った。

結果は周知の通り、「反戦平和では飯は食えない」と経済振興や子育て支援を重視する50代以下の青壮年から中山氏が若さや行動力なども評価され、大差で再選された。中山市長が言うように選挙が済めば市長は全市民の代表だ。今の政治状況に対する高齢者たちのこうした懸念や思いも中山市長はしっかり受け止め、「戦争再び」に進まないかじ取りをお願いしたい。

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3月15日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

3月14日 八重山毎日
南牧場が補償に同意 陸自配備計画 町有地賃貸の本契約へ 外間町長「契約に沿って手続き」

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陸上自衛隊沿岸監視部隊の配備が計画されている与那国島の南牧場=2日

与那国島への陸上自衛隊沿岸監視部隊配備計画で、建設予定地に含まれる町有地の一部約13㌶を借りている農業生産法人㈲南牧場が町との間で結んでいる使用契約を解除する方針を固めたことが13日までに分かった。南牧場は配備に必要な面積約25㌶の5割以上を占めており、町が使用契約を解除した後に防衛省側と本契約を結べば、陸自配備に向けた用地造成や工事などが加速しそうだ。

同牧場は5日に開いた同牧場組合の総会で、自衛隊誘致推進の鳩間正八氏が代表代行に就任し、所有物件補償の同意について採決を行ったところ賛成5、反対2、欠席1の賛成多数で交渉同意を決定。鳩間代表代行は「多数決で決まったことなので、粛々と進めていく」と話した。

一方、今回の総会で代表を辞任した大嵩長史氏は「防衛局と交渉しないと決めたのに、手のひらを返したように交渉について再考することは考えられない。多数決の結果、同意することになったのは残念」と話している。防衛省と町は、昨年6月に町有地賃貸の仮契約を締結しており、本契約を結ぶ条件として、同牧場との賃貸契約解除と防衛省による所有物件などの補償が付記されている。

仮契約が結ばれて以降、約半年にわたって防衛省・町側からは賃貸契約や補償などについて説明がなく、組合からは不安や不満の声も挙がっていた。補償額についても組合側の希望額と防衛局側の提示額に隔たりがあり、これ以上の進展が望めないと判断した組合側は2月5日、沖縄防衛局に今後の交渉に応じないことを伝えた。同組合によると補償額は当初、組合が4億円を提示したが、防衛局側は2億1千万円を提示。その後、一部の組合員が防衛局を訪ね、3千万円を上乗せした2億4千万円の妥結案を引き出したという。これについて、沖縄防衛局は「答えられない」としている。

同組合の今回の決定について外間守吉町長は「契約に沿って所定の手続きをするだけ。静かに見守ってほしい」と述べるにとどめた。防衛局の広報担当は「引き続き、与那国町と地元住民に沿岸監視部隊配備を理解してもらう努力をし、配備に向けて取り組んでいく」と話している。自衛隊配備に反対している与那国改革会議の崎原正吉議長は「本契約などがどうなるか、今後の成り行きを見守りたい」と述べた。与那国防衛協会の金城信浩会長は「このまま何事もなく進んで、1日も早く自衛隊が配備されてほしい」と話した。

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3月14日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

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3月14日の八重山日報

防衛省早速「当選お祝い」に、非公開の懇談で自衛隊配備の段取りを協議?

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3月11日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

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3月6日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

某雑誌に櫻井よしこ氏が書いた「中山石垣市長が語った選挙戦の実態」とは?

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3月4日 琉球新報
社説:中山石垣市長再選 市民の声生かすかじ取りを 

任期満了に伴う石垣市長選挙で、現職の中山義隆氏=無所属、自民、公明推薦=が、前職の大浜長照氏=無所属=に4千票の大差を付けて、再選を果たした。新石垣空港が2013年3月に開港し、石垣市を訪れた観光客は年間で過去最多の94万人に上った。観光客の大幅増によって、活況を呈する経済振興面での中山氏の実績が市民に浸透した。預かり保育の全園実施にこぎ着けた子育て支援策などの市政運営も評価され、現職の強みを手堅く発揮した。過去に一大争点となってきた、新石垣空港の建設場所が決着した中で迎えた市長選で、市民は生活向上への関心を高めていたようだ。
 
中山氏は石垣市にとどまらず、八重山郡の観光新時代を牽引(けんいん)するリーダーとしての自覚を深め、経済の勢いを加速し、市民生活向上に向けた指導力を発揮してほしい。石垣市には、課題も横たわる。南西諸島への陸上自衛隊の警備部隊配備をめぐり、鹿児島県の奄美群島や宮古島市、石垣市などへの配備候補地の絞り込みが防衛省で進んでいる。市長選でも自衛隊配備は争点となった。対立候補の大浜氏は反対姿勢を鮮明にし「住民投票で決める」と主張した。中山氏は誘致することはないと明言しつつ、政府から打診があれば、門前払いせずに、市民の声を聞きながら慎重に判断する姿勢を見せている。自衛隊は一度配備されると、恒久的に駐留する公算が大きい。市民の間でも賛否が交錯する重要課題であることは間違いない。
 
大型プロジェクトとなることが確実な旧石垣空港の跡利用の在り方も含め、中山氏は、市民の声を丁寧に吸い上げ、誤りのない政策判断を下してほしい。市民融和に努め、透明性の高い市政運営に尽力してもらいたい。石垣市長選は、秋の県知事選をにらんだ前哨戦の要素もあった。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を推進する安倍政権と自民党は国政選挙並みに中山氏を支援し、1月の名護市長選に続く連敗を免れ、一定の弾みを付けた格好だ。大浜陣営は革新色を薄めて「市民党」を打ち出したが、米軍基地が争点になりにくい石垣で、基地絡みの主張が前面に出たことで「保守票」取り込みに広がりを欠いた。両陣営の勝因、敗因を知事選にどう生かすかが問われそうだ。

3月4日 八重山毎日
社説:若さと行動力で地域振興 幸せあふれるまちづくり第2章スタートへ

中山氏、圧勝で再選
2日に投開票が行われた石垣市長選挙は、現職の中山義隆氏(46)が自公の厚い組織力にも支えられ、前職の大浜長照氏(66)に4000票余の大差をつけて圧勝、保守として鬼門の2期目も突破して再選された。市民は再び若さと行動力の中山氏に石垣市のまちづくり、経済振興を託した。

前回長期政権批判で5期目を阻まれた大浜氏は、今回保守の一部も取り込んだ「市民党」で雪辱を期した。しかし年齢的にも「過去の人」のイメージを払拭(ふっしょく)できず、加えて従来の殻を破れない「平和」をメインとする革新陣営の旧態依然の選挙戦術も、経済低迷で目の前の生活や経済を重視する今どきの若者を引き付ける魅力に欠け、前回に続く大敗となった。今回の大浜氏の再登板で見られたように革新陣営の人材不足は極めて深刻だ。当面9月の市議選をターゲットに若い世代の人材発掘と育成を図ることができなければ、今後しばらく“冬の時代”が続くことになるだろう。 

96項目のマニフェスト実現へ
中山氏の勝因は、自身が今選挙でアピールした過去4年間の実績と若さ・行動力が評価されたものだ。19日に1期目の任期が満了し、20日から「日本一幸せあふれる石垣市」づくり第2章がスタートする。中山氏は当選インタビューに答え、「市民と約束したマニフェストを必ず4年間で実施したい。さらに新空港開港で上向いた経済、観光を伸ばすことで各種産業を育成し、市民一人一人が経済の豊かさ、生活の安定を実感できる石垣市づくりをしたい」とあらためて決意を語った。

そのマニフェストは、アジアの玄関の立地を生かした「国際観光都市」を石垣市の将来像として、▽平和へのアプローチを筆頭に▽福祉・医療▽農業・畜・水産業振興▽経済振興|など11項目を柱に96項目からなっている。持ち前の若さと行動力で待機児童ゼロ、県内最高の市民所得などの公約を実行し、子育て世代など市民一人一人が幸せを感じることができるまちづくりを一歩一歩着実に進めてもらいたい。観光業界期待のゴルフ場建設や職員の意識改革によるスピード感ある市政運営も2期目の課題。新空港以来の大型プロジェクトである建設業界期待の国営土地改良事業は、ぜひ目標の95%同意取り付けで事業を進めたい。

自衛隊配備はお断りを
今回の選挙では自衛隊の石垣配備が報道され、自公の政府与党は火消しに追われたが、受け入れに柔軟な中山氏の当選で同問題が具体化する可能性は極めて高くなった。そこで懸念されるのが、かつての新空港問題のように住民を2分した対立に発展することだ。小さな観光の島に軍事基地は似合わない。中山市長は、平和な島を対立に導く自衛隊配備を断ってほしい。

那覇市の翁長雄志市長は、中山市長と同じ保守系だが、普天間飛行場の辺野古移設やオスプレイ配備などで沖縄のアイデンティティーにこだわり、政府の姿勢に公然と反対している。平和の党の公明の支持を受ける中山市長にもそういう柔軟な対応を期待したい。

3月4日 八重山毎日
「住民投票も視野」 自衛隊配備で中山氏 多選禁止条例、6月以降
 
石垣市長選で向こう4年間のかじ取り役を託された中山義隆氏は3日、自民党石垣市支部事務所で報道関係者のインタビューに応じた。自衛隊の部隊配備が計画された場合の対応について「市民から住民投票が必要という声が巻き起これば、実施することも視野に入れたい」と述べ、民意を問う一つの手段として検討する考えを明らかにした。前回からの公約の一つ、市長を対象にした多選禁止条例については6月以降の議会に提案する意向を示した。4期以上を多選とする考えだ。

中山氏は自衛隊問題について「防衛や安全保障は国の専権事項なので、国が考えを示す必要がある。石垣島に配備が計画された場合は内容を聞き、情報をオープンにしたい。賛成、反対の意見が出ると思うので、議論を重ねて石垣市としての判断をしたい」と述べ、判断材料の一つとして住民投票を視野に入れる考えを示した。

選挙期間中にアピールした「待機児童ゼロ」については、全幼稚園で実施している預かり保育の定員枠の拡大、認可保育の新設、現認可保育園の増改築などを通して実現する考えを示し、「保護者が安心して預けられるようにしたい」と述べた。乳幼児医療費助成制度の児童への拡充、児童生徒の派遣費補助の充実なども検討する-とした。このほかの一問一答は次の通り。

何が評価されたと思うか
観光を中心とした経済振興。特に新空港の開港で観光客を伸ばせたことが評価されたと思う。

まず何に取り組むか
新空港の開港で好調な経済を継続させるほか、国営土地改良事業、県立八重山病院の移転新築。県営・市営団地の建て替え、新港地区の港湾整備などのインフラ整備を国・県と連携して着実に推進したい。

普天間飛行場移設問題の考えは
危険性の除去が最優先。以前から言っているように、辺野古移設は地元住民の合意が大前提。名護市長選でノーという結果が出たので、これ以上、辺野古移設には言及しない。

相手陣営から批判が目立ったか。
市民が選挙で結果を出した。今後4年間、市民全員の幸せ、石垣市発展を目指したい。

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3月4日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

産経はさっそく「陸自配備に追い風」、「南西防衛を固める弾みに」と。

南西諸島は国の守りの最前線

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3月4日の産経

名護市と違い公明党が中山氏支持したことを評価、かりゆしグループの平良氏の影響力が限定的だったことを評価。

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3月3日の産経

石垣市長選挙中山氏再選

中山義隆氏 15,903 (前回16,421) 当選
大浜長照氏  11,881 (前回 11,407)  
票差 4,022 (前回5,014)

名護では公明党が自主投票でしたが、石垣では基礎票最低で4,000以上を持っている公明党は中山支持でした。 自公の支持層は岩盤のようで、現役2期目の強さを考えればダブルスコアも考えられましたが、若干ですが中山氏は前回よりも票を減らし大浜氏は票を伸ばし票差も1,000票近く減らしました。 あらためて沖縄(特に八重山での)創価学会の組織力の強さを痛感、名護市に続く石破幹事長の「100億円基金」など政府自民党の異常なまでのてこ入れは類を見ないものでした。

すでに自衛隊配備に向けて数百の隊員用の住宅確保が進められていると言われており、石垣市民の民意を得たとして防衛省は当選した中山市長の協力を得て石垣への自衛隊配備を進めるでしょうが、秋の石垣市議会議員選挙での勝利で配備を止めましょう!

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当落判明後の、大浜長照さん・選対事務局のあいさつ

録音ファイル:  「2014_0302_ohama.mp3」をダウンロード

3月3日 八重山毎日
中山氏が再選 大浜氏に4022票差 保守、2期目の鬼門突破

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石垣市長選は2日、市内各地で投票が行われ、即日開票の結果、現職の中山義隆氏(46)=自民・公明推薦=が1万5903票を獲得、返り咲きを目指した大浜長照氏(66)を4022票差で退け、圧勝で再選を果たした。大浜町と合併した1966年以降、保守市政が2期続いたことはなく、中山氏が難題だった鬼門を突破した。投票率は75.19%で前回(77.42%)を2.23ポイント下回った。

今選挙は、中山市政4年間をどう評価するかが焦点。告示後は防衛省が南西諸島の有人島で警備部隊の配備を検討していることが明らかになったが、争点にはならなかった。選挙戦で中山氏は給食センター、食肉センター、全幼稚園での預かり保育などの実績をPRし、「若さ、実績、行動力」をキャッチフレーズに運動を展開。「景気回復の流れを止めるな」と訴え、自公の支持層のほか50代以下の世代を中心に幅広く集票した。

自衛隊配備をめぐっては具体的な候補地が浮上したが、中山氏は「防衛省から何も聞いていない」と否定。防衛大臣らも即座に「事実ではない」と火消し、影響を抑えた。一方、大浜氏は2月以降、有権者と直接会って支持を呼びかける「どぶ板選挙」を展開。一部の保守層を取り込み、「市民党」を標榜(ひょうぼう)し、「市民が主人公の石垣市を取り戻そう」と呼びかけたが、有権者には浸透しなかった。自衛隊配備問題が浮上して以降、従来の革新色が前面に出てしまった。当日有権者数は3万7253人(男1万8509人、女1万8744人)で、2万8010人が投票した。このうち期日前投票者は1万1511人で、投票者総数に占める割合は41・10%となった。

中山義隆氏の話
2期目の当選をさせてもらい素晴らしい、うれしい結果になった。市民と約束した96項目のマニフェストを必ず4年間で実施する。新空港の開港で上向いた経済、観光をさらに伸ばすことで各種産業を育成し、市民の生活が安定し、豊かになる石垣市をつくっていきたい。

中山義隆(なかやま・よしたか)
1967年6月26日生まれ。石垣市登野城出身。近畿大学商経学部卒。野村証券(株)勤務を経てUターン。八重山青年会議所理事長、日本青年会議所沖縄地区会長を経て2006年9月の市議選に初当選。09年11月に辞職、10年2月28日の市長選で初当選した。現在1期目。

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3月3日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

3月3日 八重山毎日
白保初の女性市議誕生 市議補選は東内原氏

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石垣市議会議員補欠選挙は2日、石垣市長選と同時に行われ、即日開票の結果、中山氏とセットで戦った新人で保育士の東内原とも子氏(57)が1万4513票を獲得し初当選した。新人の農業委員会会長の崎枝純夫氏(58)は1万2724票で及ばなかった。

東内原氏は白保初の女性市議となる。白保の自宅では、当確の報で歓喜に包まれ、東内原氏は支持者らと抱き合い、喜びを分かち合った。東内原氏は「島の心と子を思う心が伝わった。運動に携わってくれた皆さんのおかげ。中山市長とのダブル当選は心強い。これまで訴えてきた待機


八重山中学校公民教科書、八重山教委協会は「育鵬社」を不採択、東京書籍を採択。②

2013-11-02 15:59:29 | 八重山情報

 

竹富町の町民の会から、
抗議声明への賛同のお礼とご報告

「文部科学省による竹富町教育委員会への是正要求に抗議し、撤回を求める声明」への賛同を呼びかけたところ、たった11日間という短い期間でしたが、1068名の賛同をいただきました。どうもありがとうございました。

この抗議声明は賛同くださった皆さまのお名前を添えて、4月8日、参議院議員会館で開催された「竹富町教科書採択方針是正要求抗議集会」で、沖縄県選出の全国会議員の同席をいただき、文科省教科書課の渡邊氏を通して下村博文文科相へ提出しました。同時に、ネット署名サイトを利用した2つの署名も提出し、是正要求撤回を求める声は合計1万筆を超えました。

昨日、竹富町教育委員会は国地方係争処理委員会へ審査の申し立てはせず、八重山採択地区協議会からの離脱を県教委区委員会と協議する方針を発表しました。文科省は教科書無償措置法「改正」で採択単位を市町村にしたにもかかわらず、竹富町へは執拗に介入を続けてくると思われます。これからもご支援をよろしくお願いいたします。

2014年4月12日 
竹富町の子どもたちに真理を教える教科書採択を求める町民の会

 

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4月9日の琉球新報 

 

関連記事

八重山中学校公民教科書、八重山教委協会は「育鵬社」を不採択、東京書籍を採択。③
http://blog.goo.ne.jp/teyata/d/20140402

八重山中学校公民教科書、八重山教委協会は「育鵬社」を不採択、東京書籍を採択。①
http://blog.goo.ne.jp/teyata/d/20130302

沖縄八重山の「教科書採択問題」 竹富町民の声は
http://blog.goo.ne.jp/teyata/d/20111218 

 

3月14日の報道ステーション「中学の教科書で・・・ 国が竹富町に初の是正要求」
http://youtu.be/ubLC6M9uK2k

丹念に取材されてておられ、問題の経緯と評価を限られた時間の中でよく編集されています。 

映像ファイル : http://bit.ly/1daribc 

 

竹富町教委へ激励を! 竹富町教育委員会総務課
(e-mail) takekyousoumu@town.taketomi.okinawa.jp
(Fax) 0980-82-0643

 

沖縄県竹富町教科書是正要求撤回連絡会のインターネット署名へご賛同を!

「下村博文 文部科学大臣 殿 竹富町教育委員会の中学公民教科書採択方針に対して発した是正要求を撤回することを求めます。」  http://chn.ge/1bd4lla Sinpou2014_0107 

1月7日の琉球新報

 

インターネット署名賛同してくださったみなさまへ   田中むつみ

2014年1月18日 「internet_shomei.doc」をダウンロード

NEW   2014年4 月13日  「internet_shomei2.doc」をダウンロード

賛同の皆さま、

4月8日、参議院議員会館で行われた「竹富町教科書採択方針是正要求抗議集会」で、皆さまの署名2383筆を文部科学省初等中等教育局教科書課のかたを通して下村博文大臣へ届けてまいりました。(以下略)

ヤマネコでもわかる「竹富町教育委員会是正要求問題」                                       井口博弁護士が、わかりやすく書きました。
http://blog.goo.ne.jp/teyata/d/20140317

 

                             

 

 

 

3月25日 八重山毎日
「是正要求には従えない」 竹富町教育委員会 東京書籍版使用を確認 不服申し出、来月中旬までに結論

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国から初めてとなる是正要求を受け、定例会で協議した内容を話す竹富町教育委員会の大田綾子委員長(右から2人目)ら=24日午後、同委員会

下村博文文部科学相が14日、地区内で同一教科書の採択を義務付けた教科書無償措置法に違反しているとして、竹富町教育委員会に是正要求を行った件で、町教委(委員4人)は24日の定例会で対応を協議し、「竹富町の教育現場は決して荒れているわけではない」(慶田盛安三教育長)として是正要求には従わず、4月以降も東京書籍版を使用する方針を確認した。国地方係争処理委員会に審査の申し出をするかについては今後、専門家などから情報を集め、来月中旬までに最終的な結論を出す。

町教委は同日午後、町役場で記者会見を開き、慶田盛教育長は「是正要求には従えない。県教委と連携を取り、勉強を重ねながら(不服申し立てへの対応を)検討していきたい」と述べた。同日付で教育委員長に互選された大田綾子氏は「全国でも初めてのことで前例がない。法律家や学識経験者の意見をたくさん聞き、最終的な結論を出したい」と述べた。

是正要求を受けた自治体は改善する義務を負うが、同処理委員会に審査を申し出ることができる。町教委によると、同処理委員会への審査申請期限は4月11日。町教委では、同委員会の概要や係争処理の流れ、不服申し出をした場合の影響などさまざまな角度から法律家など専門家の意見を聞き、対応を検討していく考えだ。町教委は2011年、3市町でつくる八重山採択地区協議会が答申した育鵬社版ではなく、東京書籍版を独自に採択。無償措置法の対象外とされ、12年度から有志が寄贈した東京書籍版を生徒に配布し、使用している。文科省が繰り返し指導したのに対し、町教委は「地方教育行政法で教科書の採択権は市町村教委にある」として従わなかった経緯がある。

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3月25日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

3月25日 八重山日報
町教委 是正要求拒否へ 「学校現場は明るい」 竹富町教科書問題

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定例会後に記者会見を行った竹富町教育委員会=24日午後、町役場定例会後に記者会見を行った竹富町教育委員会=24日午後、町役場 
 

八重山採択地区協議会の選定とは違う中学校公民教科書を使用し、文部科学省から是正要求を受けた竹富町教育委員会の定例会が24日開かれ、現段階では是正要求には応じないことを確認。第三者機関の国地方係争処理委員会への不服申し立てについては今後、専門家の意見を聞きながら検討し、4月11日までに結論を出す。竹教委の慶田盛安三教育長は「町の学校現場は決して荒れている訳ではなく、明るく教育活動が行われている。まさかという思いが大きい」と述べた。

定例会を非公開で協議。町教委は国が市町村へ直接、是正要求をすることが全国で初めてであることを踏まえ、専門家や学識経験者から意見を求めて、最終的な結論を出すことを決めた。

3月25日 八重山日報
竹富町を厳しく批判 文科省の是正要求を支持 教育自治守る会

八重山教育自治を守る会(鳩間昇代表)は24日、教科書問題で文科省の是正要求を支持する声明を発表した。竹富町が是正要求に従わない理由として「調査員(教員)が推薦しない教科書が選ばれた」としていることについては「(教科書の)決定権はあくまで教育委員会にある」と指摘。「教育現場が混乱していない」と反論していることについては「法律に違反しているか、いないかが問われている」と厳しく批判した。

3月25日 沖縄タイムス
下村文科相、竹富町教委の対応に「遺憾」

八重山教科書問題で、竹富町教育委員会が文科省の是正要求に応じず教科書を変更しない方針を示したことについて、下村博文文部科学相は25日午前の閣議後会見で「(文科省の要求に)反する決定をしたならば大変遺憾。竹富町教委には法的義務を果たしてほしい」と述べた。

今後の対応については、「竹富町がどういう手続きをするのかによって法的対応については考えたい」と述べ、竹富町教委の方針内容を確認した上で、国地方係争処理委員会への申し出の有無などを見極める意向を示した。

3月25日 琉球新報
竹富町教委、是正要求を拒否 「現場に問題ない」

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文科省の是正要求に従わないことを確認する竹富町教育委員会=24日、竹富町役場

竹富町教育委員会(大田綾子委員長)は24日、同町役場で3月定例会を開き、八重山教科書問題で文部科学省から出された是正要求について、従わないことを確認した。定例会後の会見で、慶田盛安三教育長は「竹富町の学校現場では明るく教育活動が行われているのに、なぜ今さら是正要求するのか。(是正要求には)従わない」と述べた。今後は識者の意見を聞きながら、国地方係争処理委員会へ不服申し立てするかどうかを含めて、申し立て期限となっている4月11日までに対応を決める。

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3月25日の琉球新報

3月25日 沖縄タイムス
「是正要求あり得ない」竹富教委

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是正要求に応じない姿勢を確認した竹富町教委の委員=竹富町役場

過去に例のない市町村への「是正要求」を出した文部科学省に、竹富町教育委員会は24日、あらためて「ノー」を突き返した。政権交代直後から保守色の強い育鵬社版の中学公民教科書を採択するよう迫られる中、教育委員は正当性を主張。住民からは「町教委の支援運動を広げる」との声が上がった。 「(是正要求に従えば)今まで町教委の主張は何だったのかとなる。その選択はない」 約3時間にわたった町教委定例会後、慶田盛安三教育長はこう述べ、東京書籍版の使用継続が既定路線だったと明かした。

記者会見では、教科書調査員が最低点をつけた育鵬社版が多数決で決められたことや、民主党政権下で「(竹富教委の対応は)法で禁止されていない」とされたが、自民党政権で解釈が一転したことに不満が噴出。 委員からは「是正要求はあり得ないと思った」「前例がなく、すぐに答えは出せない」と批判や疑問の声が相次いだ。 今後は国との違法確認訴訟も想定される。慶田盛教育長は「小さな自治体は弁護費用をまかなうのも厳しい」と不安も口にした。

一方、町教委を支持する「竹富町の子どもに真理を教える教科書採択を求める町民の会」の庄山守事務局担当は「是正要求後、メールでの署名集めが400件に達し、反響が大きい。教育委員がじっくりと研究し、採択した現教科書を使えるよう、国内外に支援を呼び掛けたい」と力を込めた。

地域の主体性尊重し見守る 諸見里県教育長

諸見里明県教育長は竹富町教委の対応について「最終決定ではないものの、是正要求には従わない方向だと聞いている」とし、「竹富町教委がその権限と責任において方針を検討している。県教委としては地域の主体性を尊重し、今後の推移を見守りたい」と述べた。

行政法基づき指導継続方針 文部科学省

文部科学省は「具体的な報告を受けていないのでコメントできない」としつつ、教科書無償措置法に基づいた採択をしない間は、地方教育行政法に基づき指導を続ける方針を示した。 町が国地方係争処理委員会に審査を申し出なければ、国は違法確認訴訟を起こすことができる。

3月25日 沖縄タイムス
教科書変更従わず 竹富町教委が方針

八重山教科書問題で使用教科書を変更するよう文部科学省から是正要求を受けた竹富町教育委員会(大田綾子委員長)は24日、定例会で対応を協議し、教科書変更には応じない方針を確認、国地方係争処理委員会への審査申し出などは検討を続けることを決めた。大田委員長は「来年度も東京書籍版を使うことはすでに確認していた。係争処理委員会の内容や流れが分からず、専門家から意見を聞きたい」と述べた。

文部科学省は八重山採択地区協議会が答申した保守色の強い中学公民教科書を採択していない竹富町教委を「教科書無償措置法に違反している」として、14日に是正要求を出した。 竹富町教委は自治体に教科書採択権があるとした地方教育行政法を基に「違法ではない」と主張。「自民党政権で法解釈が変わった」と批判を強めていた。 是正要求に罰則はなく、不服の場合、30日以内に国地方係争処理委員会に審査を申し出ることができる。

町役場で開いた定例会では、4人の委員が「是正要求に従わない」「係争処理委員会に不服を申し立てる」「情報を集め協議を続ける」の3方針を検討。 申し立ての準備や、見送った場合の影響など不明な点が多いとして、申立期限の4月中旬までに専門家や学識経験者を交えた協議を経て、結論を出すとした。

慶田盛安三教育長は「竹富の学校現場は明るく教育活動が行われている。来年度の教育指導計画書ができている現時点で教科書を変更すれば現場は混乱する」と述べた。

国地方係争処理委員会 
法解釈や公権力行使をめぐり、国と地方自治体間で争いが起きた場合、総務大臣が任命した有識者5人が申し出を審議する第三者機関。国の関与が違法と認めた場合、行政庁に対し、必要な措置の勧告などを行う。

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3月25日の沖縄タイムス

3月25日 沖縄タイムス
社説:[教科書変更応じず]毅然と圧力はね返した

八重山地区の中学校公民教科書の採択問題で、竹富町教育委員会は24日、定例会を開き、文部科学省の是正要求に応じない方針を確認した。 竹富町教委の毅然(きぜん)として揺るぎのない姿勢は、決して間違ったことをやってはいない、という強い確信に支えられている。 「みんなすくすくと、楽しく、明るく学校活動をやっているのに、どうして混乱を招くようなことをするのか。ほんとに不思議でしょうがない」。慶田盛安三教育長が指摘するように、学校現場では何の問題も起きていない。

採択問題がここまでもつれ、長引いてきたのは、本をただせば教科書無償措置法と地方教育行政法という二つの関連法の矛盾を放置し、広域採択制度の不明確な点を是正せずにほったらかしてきたからである。 竹富町教委だけをターゲットにして現場に介入するのは、著しく公正さに欠ける。是正を求めるなら、八重山採択地区協議会の3市町教委すべてに是正要求を出すべきである。

教科書無償措置法は、同じ採択地区内では協議をして同一の教科書を採択しなければならないと定めている。文科省は、協議会が答申した育鵬社版を使わないのは「教科書無償措置法に違反している」と主張するが、あまりにも一面的である。 同一教科書の採択は、協議会での意見一致が前提でなければならないはずだ。意見が一致せず協議が不調に終わった事案は、3市町が等しく責任を負うべきである。

竹富町の島々は、それぞれが豊かな個性を持ち、どこも息をのむほどに美しい。九つの有人島に現在、七つの小中学校と四つの小学校、二つの中学校がある。 島の中学3年生33人が卒業前まで使ってきた公民教科書は、同町教育委員会が独自に使用を決めた東京書籍版である。 保守色の濃厚な育鵬社版と違って、平和志向、国際協調の理念が感じられ、基地問題もちゃんと記述されている、との判断からだ。

地方教育行政法は、市町村教育委員会に採択権があることを認めており、その点でも東京書籍版使用は「違法ではない」と竹富町教委は主張する。 このような複雑ないきさつをもつ事案に対して、全国でも初めて国が直接介入し、一教委に対して教科書を変更するよう是正を求めたのである。地域の多様性や学校現場の自主性を無視した、バランスを欠く行為だというしかない。

下村博文文科相は以前から、保守色の濃厚な育鵬社版の教科書を高く評価していた。今回の採択問題は、採択地区協議会の玉津博克会長(石垣市教育長)が自民党文教族の一部と連絡を取りつつ、「指南」を受けながら、進めてきたものである。 竹富町教委は、来年度も東京書籍版を使うことを確認している(対象46人)。政府は、その事実を認めた上で、現場が平穏な環境を維持できるよう配慮すべきだ。

 
慶田盛氏は是正要求に従わない理由として、竹富町の学校現場に問題がないこと以外に、2011年8月の教科用図書八重山採択地区協議会で不公正な手法により育鵬社版が選定されたことを挙げた。「調査員が一番悪いと評価した育鵬社が採択されて、調査員が推薦した東京書籍は駄目になったという事実は許せない」と批判した。
 

不在だった教育委員長には大田綾子委員が選ばれた。大田氏は会見で「全国で初めての是正要求なので、私たちはまだ勉強不足だ。法律家、学識経験者の意見を聞きながら、最終結論を出したい」と述べた。 国地方係争処理委員会への不服申し立ては、是正要求が出された日から「30日以内」と決められている。町教委は期限日までに勉強会を重ねて結論を出す。

3月24日 沖縄タイムス
教科書変更に応じず 竹富町教委が確認

八重山教科書問題で使用教科書を変更するよう文部科学省から是正要求を受けた竹富町教育委員会は24日、委員4人で対応を協議し、教科書変更には応じず、国地方係争処理委員会への審査申し出などは今後、協議する方針を決めた。 町教委の慶田盛安三教育長は「教育現場に混乱はなく、是正要求は『まさか』という思い」と不満を述べた。

是正要求に不服な場合、総務省が設置する国地方係争処理委員会で審査申し出ができるが、大田綾子委員長は「申し出をした場合、しない場合でどうなるのか。勉強不足の部分もあるので、専門家の意見を聞きたい」と述べ、審査提出期限である4月11日までに結論を出したいとの意向を示した。

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3月25日の沖縄タイムス

3月24日 沖縄タイムス
竹富町、教科書変更拒否を確認

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記者会見する沖縄県竹富町の慶田盛安三教育長。右は大田綾子教育委員長=24日午後、沖縄県石垣市

沖縄県竹富町教育委員会が保守色の強い中学公民教科書の採択を拒否している問題で、同教委は24日の定例会で、文部科学省から受けた是正要求に応じない方針を確認した。教科書変更の要求の是非について、第三者機関の国地方係争処理委員会に審査を申し立てるかどうかは今後検討する。

竹富町と石垣市、与那国町でつくる八重山地方の採択地区協議会は2011年、公民教科書に育鵬社版を選んだが、竹富町教委は拒否し、12年度から東京書籍版を寄付で調達。文科省は、採択地区内では同じ教科書を使うと定める教科書無償措置法に違反しているとして、今月14日に竹富町教委に是正要求を出した。

3月24日 琉球新報
竹富町教委、国の是正要求に応じず 八重山教科書問題 

竹富町教育委員会は24日、文部科学省から受けた直接の是正要求への対応を定例会で協議し、是正要求に応じないことを確認した。国地方係争処理委員会へ不服申し立てをするかどうかは、今後、専門家から意見を聞いて判断する。同教委は採択地区協議会が答申した育鵬社版公民教科書について「教科書調査員の評価が悪かった教科書が選定されるのはおかしい」として、地方教育行政法に基づき東京書籍版を採択し、使用している。文科省は独自採択が教科書無償措置法に違反するとして、全国初となる直接の是正要求を出し、育鵬社版の使用を求めている。

3月24日 琉球新報
国の是正要求への対応協議 竹富町教委、教科書問題で

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定例会で協議する竹富町の教育委員=24日午前10時半、竹富町役場
 
竹富町教育委員会は24日午前、定例会を開いた。同一採択地区内で中学校公民教科書が統一されていない問題について文部科学省から直接の是正要求を受けており、対応策を協議する。教育委員らは午後3時から会見し、協議内容を明らかにする。

町民の会(竹富町)、住民の会(石垣市)、選ぶ会(石垣市)の3団体は、

3月26日(水)午後6時から 石垣島健康福祉センターで抗議集会を行います。

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3月23日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

3月23日 沖縄タイムス

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