①2011年4月27日 神奈川新聞記事より
工場内に微量のウラン漏れ、横須賀の核燃料製造会社で
県は27日、横須賀市内川の核燃料製造会社「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン」工場内で、ごく微量のウランを含む油状の液体が流出する事故があった、と発表した。工場作業員への被ばくは確認されておらず、敷地外への飛散もないという。
県によると、25日午後3時25分ごろ、工場内の廃棄物貯蔵場に保管中のドラム缶から約130グラムの液体が流出しているのを作業員が発見。缶の底に空いていた穴から漏れたとみられ、液体からは1万1千ベクレルのウランが検出された。仮にこれを体内に取り込んでも、被ばく量は約500マイクロシーベルトで胃のX線1回分程度という。
同社は事故を国、県、横須賀市に報告。県に対して「原因は調査中」などと答えたという。国はすでに立ち入り調査を実施し、県も28日に立ち入り調査し同社に再発防止を指導する方針。
同社は過去にも放射能漏れ事故を起こしており、最近は核燃料の生産活動を中止しているという。
*平成20年、人為的なミスで2度の放射能漏れ事故が発生し、作業員が被曝している。いずれも被曝量は ごく微量で人体に影響はないレベルといい、周辺への放射性物質の放出はなかった。
昨年の12月14日には電気炉温度が上昇、防御作動に気付かず操業など。
グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(GNF-J)
東芝、日立、GEが出資、原子炉の燃料製造など
どんな会社かは http://www.gnfjapan.com/ でぜひ一度見てください。
②川崎の臨海地域では㈱東芝原子力技術研究所 非均質型臨界実験装置 既存稼働中
どういうわけだかモニターのデータが他の地域より高いですね。
神奈川県安全防災局危機管理対策課
環境放射線モニタリングシステムより
http://www.atom.pref.kanagawa.jp/index.html
本日(4月28日)の川崎、横須賀データ
浮島局のデータが他地点より高い。74.9nGy/h (通常の測定値は10~50nGy/hです)
4月8日までの浮島局月間データ
ピークで約200nGy/h有りました。
観測地点マップ
川崎
横須賀