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八重山・宮古への自衛隊配備を許すな! 下地島・宮古島

2013-02-27 08:43:39 | 平和

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この美しい島になぜ自衛隊基地が在る? どうして下地島空港に戦闘機を配備しようとするのか?

      東平安名崎                               メガソーラー実証研究施設

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航空自衛隊野原基地

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忘れまい戦争の悲惨さを

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宮古の平和運動を発信するブログを紹介します。

平和を創り出す宮古ネット通信 沖縄・宮古島から
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映画「馬毛島クロス」

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映画「馬毛島クロス」オフィシャルホームページ
http://mageshima.web.fc2.com/

種子島の西に、衛星のように寄り添う小さな島がある。 30年ほど前までサトウキビ畑が作られ、トビウオ漁が行われていたが、開発業者による買収が進んで、無人島になった。島の99%を所有する開発業者は、馬毛島に人々が自由に出入りすることを拒み、見張りを立て、軍事施設を誘致するために、森林法などに違反するおそれのある乱開発を進めた-。

2011年6月、防衛省は日米安全保障協議委員会で、馬毛島を太平洋の硫黄島に代わる恒久的な米軍・空母艦載機の離着陸訓練の移転候補地にすると明記。種子島・屋久島の1市3町は反対をつよめ、候補地からの取り消しを求めている。

馬毛島には、固有種のマゲシカをはじめ、鳥や虫、魚、貝、ウミガメなど陸と海に豊かな生態系が広がっていた。発破による採石や抜根によって森がえぐられ、海には土砂が流れ-込んだ。周辺の人々は、基地移設の反対、賛成に分断された。

2月3日種子島の西之表市長選で
陸上離着陸訓練移転に反対する現職市長が当選!

防衛省・自衛隊が「尖閣」防衛を口実に軍事要塞化しようとしている南西諸島北端、鹿児島県、種子島の西之表市で市長選が行なわれ、防衛省が同島沖合の馬毛島で計画している米空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)移転に反対する候補が訓練誘致派候補を圧倒的な差で破りました。馬毛島で訓練予定の米空母艦載機部隊は厚木基地から岩国基地に移駐することになっていますが、ごく最近、移駐が3年遅れることが明らかになりました。西之表市長選の結果は防衛省にとって大打撃です!

鹿児島県西之表市長選 
当選: 長野力 無現(民主、公明推薦、共産、社民支持)6,851、 中野周 無新 3,783
投票率は78.64%。当日有権者は13,735人。

                        

6月20日 沖縄タイムス
米兵検疫せず宮古島滞在 住民の感染確認されず

天候不良のため宮古空港に緊急着陸したHH60救難ヘリに搭乗していた米兵22人が5月18日、検疫を受けずに外出し、宮古島市内のホテルで1泊していたことが分かった。1996年の日米合意で定められた検疫所への通報義務を米軍が怠ったため、那覇検疫所が滞在を把握できなかった。

翌日の報道を通じて事態を把握した那覇検疫所は、米兵と接触したホテル従業員など29人を特定し、健康診断などの対応を取った。19日現在、感染症などの被害は確認されていない。 96年の日米合意は米軍関係者であっても、提供区域外(一般空港)から入国する場合、日本の検疫を受けるよう規定。さらにその場合は、米軍側が検疫に先立ち、所管の検疫所に通報するよう定めている。

ヘリはフィリピンから嘉手納基地へ向かう途中、天候不良で5月18日夕方に宮古空港へ緊急着陸。事前連絡を受けた空港管理者の県は、燃料補給が終わり次第、日帰りで離陸するよう調整しており、宿泊は「想定外だった」という。実際に離陸したのは同19日午前だった。 宮古空港は常設のCIQ施設(出入国審査関連施設)がなく、必要に応じて那覇検疫所の職員が出向き、口頭での感染確認など検疫業務を行う。那覇検疫所は「米軍側との連絡網はなく、動きがキャッチしづらい」と説明した。 県空港課も「非常にまれな事例。今後は米軍が通報義務を怠った場合を想定し、那覇検疫所と連絡体制を強化したい」と話した。

6月19日 琉球新報
22米兵、検疫せず滞在 接触者を健康調査

フィリピンから嘉手納基地に向かう途中の米軍ヘリ3機が5月18日、天候不良のため宮古空港に緊急着陸した際、米兵22人が検疫を行わないまま外出し、宮古島市内のホテルで1泊滞在していた事が分かった。空港での検疫は検疫法第5条で義務付けられており、米軍人の出入国などを定めた日米地位協定の9条では日本側が検疫すると定めている。
 
通常、検疫は飛行機の機長が搭乗者の体調を把握し、全員分の健康状態をまとめた「明告書」にサインをする。感染症の流行地域などから入国する際はサーモグラフィーでの体温確認なども実施する。今回、フィリピンでは感染症の流行は確認されていなかった。宮古空港には検疫の常設施設はなく、必要があれば那覇検疫所から検疫官が出張し検疫する事などで対応する。
 
宮古空港管理事務所によると、米兵は米軍機の着陸直後、滑走路に降り、一時、空港内に滞在。横田基地とやり取りし、空港内に宿泊施設がない事から市内のホテル2カ所への宿泊を決めたという。その際、県との調整などで混乱していたこともあり、同管理事務所の職員が検疫の実施の確認や空港から出ないよう求める事はなかった。那覇検疫所は翌日、米兵22人が検疫をせず市内に滞在した事実を把握。同所の職員が米兵が利用したホテルやタクシー会社を調査し、米兵と接触のあった29人を特定し健康調査をした。多くの感染病の潜伏期間とされる1週間を過ぎてからも健康不良を訴える報告はなかったという。
 
琉球新報の取材に対し、嘉手納基地は「今回の着陸は計画されたものではなかった。空港に検疫設備はなく、日本側が通常とる隔離などの手続きもなかった。兵士たちは嘉手納基地に戻り検疫を受けた」とした。宮古島市の長濱政治副市長は「このような事態は県内どこでもありうる。ルール作りを徹底してほしい」と求めた。県空港課は「緊急着陸というまれな出来事で、今回は連絡がうまくできなかった」と説明した。那覇検疫所は「検疫は絶対しなければならない。できる限りのフォローをした」とし今後、県との連携強化を確認した、と明らかにした。

6月18日 宮古新報
市議会6月定例会の一般質問始まる   

開会中の宮古島市議会 (真栄城徳彦議長) 6月定例会は、 17日から一般質問が始まり、 初日は5人が登壇した。 下地敏彦市長は、 陸上自衛隊・警備部隊の宮古島配備に関し、 「一般論だが」 と前置きした上で、 「350~400人規模となると、 大規模な公共工事が大幅に増える。 人口増により地方交付税や市税も増え、 購買力も高まり、 地域活性化につながると思う」 と期待感を示した。 配備によるマイナス効果には触れなかった。 仲間頼信氏の質問に答えた。

仲間氏は、 「湾岸部隊配備が計画された与那国島は隊員150人規模で予算額は158億円とされた。 宮古島は350人~400人規模とされ、 用地面積も与那国島で計画された26㌶以上になる」 とし、 陸自警備部隊が配備された場合の地域への波及効果について下地市長の見解を求めた。 下地市長は 「島のどこに配備するのか、 どの程度の規模で調査するのか、 まだ分かっていない。 ただ一般論で申し上げるなら」 と前置きした上で、 大規模公共工事や地方交付税、 市税の増大に加え、 人口増に伴う購買力の高まりに期待感を示した。 平和団体などが危惧するマイナスイメージには一切触れなかった。
 
仲間氏はまた、 1963年と67年に沖縄近海で消息を絶った漁船乗組員について、 北朝鮮の 「拉致問題」 再調査に加えられないか尋ねた。 漁船には知人も含め、 伊良部島の漁民計17人が乗り込んでいたといい、 全員の名前を読み上げた上で 「調べでは拉致された可能性が高い。 市も身元調査した上で早急に然るべき措置を取ってほしい」 と涙声で訴えた。 下地市長は 「本件は拉致被害に認定されず、 拉致の可能性が排除できない特定失踪者にも含まれていない。 しかし家族の思い、 仲間氏の取り組みに応えられるよう、 1日も早い真相究明に向け、 政府機関に働きかけていきたい」 と答えた。
 
宮國博教育長は、 伊良部地区における小中一貫校実現に向け、 「地域の熱い思いを感じ取った。 できるだけ早く対応したい」 と答え、 実現には 「カリキュラムの作成、 校舎等施設整備、 統合協議会の設置、 通学の導線作りなど学校統合と全く異なる多くの作業を要することになる」 と答えた。 佐久本洋介氏への答弁。 同日は下地明、 富永元順、 前里光恵の3氏も登壇し、 市政全般にわたって当局の考えを質した。

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6月18日の宮古新報

6月13日 宮古毎日新聞
陸自配備向け協力要請/防衛副大臣が市長に南西諸島の防衛強化で

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下地市長(右)に陸上自衛隊配備へ協力を要請する武田防衛副大臣(左)=12日午後、市平良庁舎市長室
 
武田良太防衛副大臣が12日来島し、市平良庁舎市長室で下地敏彦市長と会談した。武田副大臣は「南西諸島の防衛体制を強化しなければならない」と述べ、宮古島に初動任務を果たす陸上自衛隊の部隊配備を検討していることを説明、候補地選定に向けた現地調査に協力を求めた。下地市長は「調査の内容については調整していきたい。国から具体的に配備したいという申し入れがあった場合は市民の意見を十分に聞く必要がある」と述べた。

防衛省は南西諸島の離島防衛のため、鹿児島県奄美大島に350人規模の陸自部隊を配備する方針。沖縄では宮古島のほか、石垣島にも同規模の部隊配備を検討している。武田副大臣は会談で「南西地域の防衛体制を強化しなければというのが痛切な思い」と述べ、先島諸島の「防衛力の空白地域」の解消が重要だと強調した。武田副大臣は「地域や市長の意見をしっかりと聞きながら防衛体制の充実に努めていかなくてはならない。あらゆる角度からさまざまな調査を進めていきたい」と述べたものの、具体的な場所や時期などについては示さなかった。

武田副大臣はまた「大陸にある国家と違い、日本には多くの島々がある。特に南西地域には多くの島々が点在している状況を考えると、有人島に対する防備があまりにも無防備ではないかとの指摘も寄せられている」と述べた。その上で「われわれはありとあらゆる事態を想定するが、特に災害における人命救助は自衛隊が当たられるフォーメーションを考えていかなければならない。われわれと一緒に、この地域の安全のためにご尽力いただきたい」と述べ陸自配備に向けた候補地選定の調査に協力を要請した。

下地市長は「沖縄周辺域で現実に進行している国際情勢を勘案した時、数多くの島々から成り立っているわが国の島しょ防衛を充実させることは市民生命、財産を守る観点から必要」と話し、協力には応じる考えを示した。しかし実際の配備については「市民の意見を十分に聞かなければいかない。しっかりと市民の意見聞いた後に対処していきたい」と話した。

6月13日 宮古新報
武田防衛副大臣、自衛隊配備の調査で説明   

武田良太防衛副大臣が12日午後、 宮古島市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、 陸上自衛隊の警備部隊配備に向けた本格的な調査への理解と協力を求めた。 会談後、 下地市長は 「民間調査の結果を受け、 防衛省として適地の調査をしたいということだが、 どんな形でどの様にやるのか中身が分からないので、 今後調整してほしいということ。 調査後、 どこに配備したいという話が出た際には市民の意見を十分に聞いてから対応したい。 まず市民の代表である議会に聞いてみてはどうかと思う」 などと見解を示した。

国は、 昨年末に閣議決定した新防衛大綱・中期防衛力整備計画で南西諸島への部隊配備を明記しており、 武田副大臣は 「やはり南西諸島の防衛体制を強化し、 部隊配備の空白地域を解消していかねばならない。 それを第一に台風などの災害に迅速に対応し、 住民の安全を確保する初動任務のできる部隊配置は必要。 宮古島地域は重要な候補地の1つであるということ。 調査を加速化していくために理解と協力をお願いしたい」 などと強調した。
 
会談後、 記者団の質問に答えた武田副大臣は、 「南西諸島への部隊配備の重要性についてお話した。 まだ具体的なことは決まっていない。 市と協議しながら、 できるだけ速やかに適地調査を進めていきたい。 石垣の調査についてはまだ何も決まっていない。 まず宮古島での調査を実施したい。 部隊規模は、 初動任務を行える最小限のものを考えている。 対馬の警備隊と同様の300人から350人規模というイメージだ」 などと説明した。 また、 「下地市長には、 島嶼防衛や宮古地域の安全のために積極的に取り組んで行きたいという姿勢を示していただき感謝している。 わが国の領土と国民の安全を守るために全力を挙げて取り組んでいきたい」 と語った。

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6月13日の宮古新報

.6月13日 沖縄タイムス
陸自宮古配備調査、理解求める 防衛副大臣

防衛省の武田良太副大臣は12日、宮古島市役所に下地敏彦市長を訪ね、陸上自衛隊警備部隊の配備計画について、宮古島を「有力候補地の一つ」として現地調査する意向を示した。下地市長は調査に関して理解を示したが「具体的な配備は、市民の意見を聞いて対処する」と述べるにとどめた。

会談で武田副大臣は「先島諸島をはじめ、部隊の空白地域を解消するのが重要な問題」と説明。災害時の迅速な初動対応が住民の安全を守る上で重要などと述べ、防衛体制の充実に理解を求めた。 具体的な配備計画や規模、配備場所に関する言及はなかった。

下地市長は「沖縄周辺海域を中心として国際情勢は緊迫している。島しょ防衛は重要だと認識している」と応じた上で「調査内容は調整したい」と述べた。 会談後、武田副大臣は報道陣に、部隊規模について長崎県の対馬警備隊を参考に「初動任務を遂行できる最小限の規模」として、350~400人で検討していることを明らかにした。 一方、市役所玄関では、市の下地島に自衛隊の誘致を求める団体と配備反対を訴える団体がともにシュピレヒコールを上げ、一時騒然となった。

6月13日 琉球新報
防衛副大臣、陸自配備で宮古島調査を要請

武田良太防衛副大臣は12日、宮古島への陸上自衛隊警備部隊配備計画について宮古島市役所で下地敏彦市長と会談し、「具体的な施策の一環として宮古島に初動任務する部隊を置かせていただきたい」と述べ、配備に向け市内での適地調査に協力を求めた。下地市長は具体的な配備には「市民の意見を聞く」などと述べたが、島嶼(とうしょ)防衛や災害派遣の観点から配備に一定の理解を示し、調査の内容について事務方による協議を進めることで一致した。県内への陸自警備部隊配備に向け、防衛省幹部と首長が会談したのは初めて。
 
会談で武田氏は「南西諸島で部隊の空白地域を解消するのが重要」と説明。自衛隊の災害時の対応力も強調し、「住民の安全を確保する上でも調査の加速化を進めたい」と理解を求めた。下地市長は、配備への賛否は言及しなかったが、沖縄周辺海域が緊張状態にあるとの認識を示し「しっかり島嶼防衛してもらえるのは非常に重要だ」と返答。「具体的な配備については、市民の意見を十分に聞かないといけない」と語り、市議会の意向を重視する考えを示した。対馬警備隊(長崎県)を参考にした350~400人規模の部隊の配備が検討されている。

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6月13日の八重山日報

6月13日 宮古新報
陸上自衛隊配備の調査へ、賛否両団体が集会   

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自衛隊誘致の賛否を掲げる両団体ののぼり=市役所平良庁舎前

武田良太防衛副大臣と下地敏彦市長の会談に合わせて12日午後3時頃には、 市役所平良庁舎前広場には自衛隊誘致の賛否両市民団体が集まり、 それぞれの主張を訴えた。 多くの横断幕やのぼり、 プラカードが並び、 マイクでの音声が響き合い、 市役所前は異様な雰囲気に包まれていた。
 
「自衛隊の配備を許さない」 「宮古に自衛隊誘致を」 「軍事利用に反対」 「ようこそ防衛副大臣」。 正反対の意見が市役所前の一角を埋めた両団体の間から飛び交った。 双方ともシュプレヒコールや気勢を挙げ、 マイクを通して自らの考えや主張を訴えていた。 隣接する両団体の参加者が激しく口論する場面もあった。 対立する両団体の集会に市役所を訪れた市民は戸惑いを見せていた。 仕事でよく同庁舎に訪れる女性は 「異様ですね。 今まで無かったような光景。 何とも言えないけど、 色々なことを考えるきっかけになる」 と話した。 ある男性は 「それぞれ意見はあると思うが、 今までこんな集会はなかったと思う。 どう考えるか難しい」 と複雑な表情を見せていた。 手続きのため訪れた女性は 「びっくりした。 意見を言うのは良いことだけど、 階段や入口前に大勢いて通りにくかった」 と述べた。

6月13日 宮古毎日新聞
「賛成」「反対」激しく火花/武田副大臣来島自衛隊配備で市民団体/賛否で応酬、異様な光景に

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玄関前は反対する団体、道路沿いには賛成する団体のメンバーが立ち並び庁舎前は異様な雰囲気に包まれた=12日、市役所平良庁舎前
 
「自衛隊は反対。副大臣は帰れ」「宮古に自衛隊配備を!副大臣歓迎」-。12日午後、武田良太防衛副大臣が訪れた市役所平良庁舎前。自衛隊の配備に賛成する団体と、反対する団体が別々の集会を開いてシュプレヒコールの応酬を繰り広げた。発言内容をめぐっては一触即発の場面も。にらみ合い、感情をむき出しにして言い争うこともあった。市民が行き交う庁舎前は、異様で重苦しい雰囲気に包まれた。

武田副大臣は正午すぎに到着した。自衛隊配備に反対する団体は空港前で声を上げ、賛成する団体は上野野原の航空自衛隊宮古島分屯基地で歓迎した。賛成、反対それぞれの団体は、武田副大臣と下地敏彦市長が会談する平良庁舎前に移動。武田副大臣の来庁時間に合わせて集会を開き、自衛隊配備に対する姿勢を鮮明にした。

反対集会で、平和運動センター宮古島の小禄雅夫議長は「私たちは平和な宮古島を守っていく。ここに結集したみんなの力で(自衛隊配備など)こういった動きに反対をしていく。その運動を全体で作り上げていきたい」と述べた。宮古平和運動連絡協議会の砂川洋子共同代表は「宮古島には野原の通信基地があるので標的にされる。さらに装備をもった軍隊が来るなんて恐ろしい。宮古島の子供たちに、軍事の島を残さないよう力を合わせて頑張っていきたい」と話して連帯を呼び掛けた。

一方、賛成する団体は歓迎の意志を示すたくさんののぼりや横断幕を手に庁舎前に立ち並んだ。「下地島に自衛隊を誘致する住民の会」(伊志嶺朝令会長)の会員の仲間頼信市議は「近隣諸国の動きを見る限り、自衛隊は必要になる」と強調。「自衛隊が入ると戦争になるという声があるが、本当にそうなのだろうか」と疑問視し「基地は日本国民と宮古島市民を守る。宮古島に配備されれば経済が豊かになる。宮古島が平和になる」などと訴えて集まった賛同者から大きな拍手を浴びた。同じく会員の譜久村広志さんは「一日も早い自衛隊の配備を期待している。われわれの誘致活動が実ってほしい」と述べた。

賛成、反対それぞれの団体はシュプレヒコールを繰り返して自衛隊配備に関する意志を明確に示した。賛否を表す無数の横断幕やのぼりは異様な光景を際立たせ、両者の相容れない感情を浮き彫りにした。

防衛副大臣に抗議行動!「宮古島を戦場にするな!」

宮古島では、6月5日の新聞報道以来、1週間連日の行動となりました。会議、ビラ作り、ポスター作り、スーパー前にてビラ配布、街頭にポスター張り、抗議声明&要請文を持って宮古島市長に面談。そして、11日、午後5時半~6時半、市役所正門前にて、「宮古への自衛隊 配備に反対する市民集会」を開催。約40~50名が結集しました。連帯して沖縄の「反基地ネット」からも駆けつけてくれました。