MD(ミサイルディフェンスシステム)配備は、日本本土を守るものではなく、日本を盾にして米本土を防衛するための物です。
まってましたとばかり北朝鮮のミサイル発射にかこつけて、
すかさずパトリオットの石垣島への配備。
MD(ミサイルディフェンスシステム)配備を沖縄本島から石垣へ、八重山への自衛隊配備の地ならしは着々と進む。
許せない!どさくさに紛れてなんと、よりによって沖縄で。 国内では初めて自衛隊施設以外で、実弾装填した武器を携行。
八重山への配備を狙っていた自衛隊にとっては千歳一隅のチャンス!「 人工衛星」打ち上げにかこつけて、石垣島に配備されたPAC3
与那国、石垣に続き竹富町にも車椅子寄贈 5月9日の八重山毎日
5月1日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より.
4月21日 石垣上空を旋回する自衛隊ヘリ
http://youtu.be/Ugnv-1FbJqc
4月22日の石垣の風景
この日までは昼間中自衛隊ヘリが上空を旋回
街中には自衛官募集の看板
幸福OO党の横断幕とポスターが
4月8日撮影: 石垣島に配備されたPAC3
http://youtu.be/3FS7UkMT-pM
8日に撮影した映像です。 PAC3を配置し部隊が野営している新港地先には立ち入りできませんでしたので離島フェリー船上から撮影しました。 今こちらでは連日防災無線のテストと称して「北朝鮮のミサイルが云々 」と放送あたかも北のミサイルが落ちて来るかのごとく、危機感を煽っています。 本島、宮古、与那国は抗議行動をしていましたが、残念なことに石垣の「平和団体」は一切の抗議行動を「自粛 」しているようです。
4月7日 PAC3配備に抗議、防衛省へ申し入れ行動
北朝鮮の「衛星」打ち上げをいいことに、沖縄にそして首都圏にもPAC3 を配備。
戦争体制を着々と作り上げている防衛省、自衛隊。
元反戦自衛官が防衛省への申し入れ行動を呼びかけ急遽、抗議の申し入れを行いました。
PAC3配備に抗議、防衛省へ申し入れ行動。
http://youtu.be/G2cAkn-UWA4
自衛隊のみならず米軍も狙っている!
4月27日 琉球新報
米軍機きょう宮古へ 空港使用、県が自粛要請
県土木建築部空港課は26日、米空軍嘉手納基地から、HH60G救難ヘリコプター3機とMC130P特殊作戦機1機が宮古空港を27日に使用するとの届け出があったと発表した。天候不良などで空中給油ができない場合に宮古空港を使用するとしている。
又吉進知事公室長は26日、嘉手納基地の第18航空団司令と在沖米総領事、外務省北米局日米地位協定室長に対し「民間航空機の円滑かつ安全な運航を確保する観点から、緊急時以外、民間空港を米軍が使用すべきではない」と伝え、緊急時以外の宮古空港の使用自粛を要請した。空中給油できなかった場合、米軍機4機が宮古空港を使用するのは27日午後1時~2時。4機はフィリピンから嘉手納基地まで飛行するという。
田中防衛相はPAC3配備すなわち自衛隊配備の地ならしに多大な貢献、そして尖閣キャンペーンの片棒を担ぐ中山石垣市長へお礼参り、正式訪問前夜には非公式会談。
4月24日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より
4月23日 琉球新報
PAC3理解に感謝 防衛相、石垣市長と非公式会談
田中直紀防衛相(左)を見送る中山義隆市長=22日午後6時50分、石垣市新川
田中直紀防衛相は22日に石垣市を訪問し、同日夕、市内の料理店で中山義隆市長と非公式に会談した。真部朗沖縄防衛局長ら防衛省関係者も同席した。北朝鮮の「衛星」発射に対応するため自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を石垣島に配備した際の対応について、田中氏が中山市長に感謝の意を示したという。中山市長も自衛隊の配慮に感謝した。
会談は午後6時20分から約30分間。関係者によると、東京都による尖閣諸島の購入計画についても話題になったが、田中氏から踏み込んだ発言はなかったという。会談後、中山市長は取材に対し「PAC3配備に関することだけで、特別な内容のある話はしていない」と述べた。
田中氏は23日に再び中山市長と会談し、竹富、与那国両町長と面談。宮古島で多良間村長、宮古島市長と面談し、本島で那覇、南城両市長、仲井真弘多知事と面談し、夕方帰京する。
同行した真部朗沖縄防衛局長の選挙介入の処分は極めて軽微
4月26日 沖縄タイムス
真部防衛局長を訓戒処分
田中直紀防衛相は26日、今年1月に米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市長選への介入と受け取られかねない「講話」を行っていた真部朗沖縄防衛局長について「職務遂行が不十分」などとして26日付で防衛省訓令に基づき「訓戒」処分とすることを決めた。真部氏は当面職にとどまる見通しだ。
省内に設けた検証チームの調査結果を田中氏が了承した。真部氏のほか、沖縄防衛局総務部長ら3人を訓令に基づく「注意」、総務部総務課員2人は「口頭注意」とした
インドのミサイル発射、核実験は非難せず、北朝鮮やイランには抗議、制裁のダブルスタンダード。 これが米主導のNPT体制。
4月19日 琉球新報
印、弾道ミサイル発射に成功 中国全土を射程に
インドの主要メディアによると、インド軍は19日、核弾頭が搭載可能で中国全土を射程に収める弾道ミサイル、アグニ5(射程5千キロ)の発射実験を東部オディシャ(オリッサ)州沖の島で行ったと発表。同メディアは、実験は成功したと伝えた。
近年国防力を増強しているインドが、地政学上のライバルである中国への抑止力を強化することになり、中国を刺激するのは必至だ。インド政府はアグニ5を大陸間弾道ミサイル(ICBM)と称しており、米ロ中などの「ミサイル大国」への仲間入りを果たしたと位置付けている。PTI通信によると、アグニ5は長さ17メートルの3段式。
4月19日 八重山毎日
不連続線: 今回、北朝鮮のミサイル発射失敗…
今回、北朝鮮のミサイル発射失敗とは別にもうひとつ大きな失敗があった。もちろんミサイル発射察知失敗のことだ。あまりにも早く爆発したので確認できなかったという防衛省制服組のその言い訳がそらぞらしい。
第一こんな小さな石垣島にPAC3および450人もの自衛隊員を派遣し、危機感をあおりながら肝心なところでのポカである。防衛省は北朝鮮のミサイル発射予告を好機ととらえ石垣島に危機感を醸成しようとその演出ばかりに力を入れ、最も基本的なことはなおざりにしていたのだろう。
自衛隊先島配備への地ならしという防衛省の意図、そのずるさだけがよく見える。何しろミサイルの軌道からは完全に外れている与那国へも50人の隊員を派遣したのだ。
自衛隊員の銃携行にしてもそうだ。あれはイラクへ初めて自衛隊を海外派遣するのに丸腰では危険だからと旧防衛庁がしつこく主張したのでやっとのことで認められたのだ。それを今回この平和な石垣島で実に簡単に行ったのである。
PAC3が襲われたら大変だというその理由の中にすでに自衛隊が守るのは自衛隊であって住民ではないということが見え隠れしている。防衛省はなんとか八重山へ自衛隊を配備しようとしているが、それは逆に八重山に危険をもたらす大きな誤りである
4月18日 八重山毎日
自衛隊撤収ほぼ完了 最長で3週間滞在
北朝鮮の人工衛星と称する長距離弾道ミサイルの発射失敗後、14日から撤収を開始したPAC3と自衛隊部隊は17日、配備先の新港地区から撤収をほぼ完了した。同日、輸送艦2隻と民間貨物船1隻が入港し、PAC3と関連車両、人員を移送した。施設外で大規模な部隊を展開するのも、PAC3を配備するのも初めてとなった防衛省、自衛隊。一部隊員は調査期間を含めると3週間、滞在した。「自衛隊がいて安心できた」「あおり過ぎだった」‐。市民にさまざまな反応を残して配備先を後にした。
ミサイルの発射に備え、防衛省は3月28日、隊員を派遣して2日間の現地調査を行った。田中直紀防衛省が同月30日には破壊措置命令を出し、PAC3などの輸送を開始、5日までに配備を完了させた。八重山での配備先となった石垣島には約450人とPAC3発射機を含む車両約140台、ヘリ6機、与那国島には約50人と車両7台、ヘリ1機を展開させた。
ミサイルは13日に発射され、失敗に終わったが、政府の情報伝達が遅れ、ずさんな危機管理体制が露呈。PAC3の射程では竹富町の西表島、波照間島はおろか石垣島内でさえ全域をカバーできないという限界も判明し、「不平等」との声も挙がった。
17日は午前中に「くにさき」「おおすみ」の輸送艦が相次いで入港。空自と陸自の人員約200人、PAC3発射機を含む約70台を積み込み、午後3時すぎには広島・呉港向け離岸した。民間貨物船は同日夜、陸自の車両約60台を乗せ、鹿児島・志布志港に向かった。石垣港ターミナルの埠頭(ふとう)には中山義隆市長、伊良皆高信議長も姿を見せた。
出港の際、「くにさき」に乗船した陸自隊員は「石垣・八重山の皆さんご理解・ご支援、本当にありがとうございました」と書いた紙を一枚ずつ持ってメッセージを伝えた。17日以降も一部の隊員が残り、残務整理を行う。新港地区も光ケーブルに使用した電柱を撤去するなど原状回復を行う。
4月18日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より
4月18日 琉球新報
PAC3本島からも撤退開始 中城湾港に到着
自衛隊の輸送艦「おおすみ」に搬入するため中城湾港に入るパック3の発射機本体
自衛隊が沖縄本島に配備していた地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の発射機本体などを載せた車両約30台は18日午前、南城市の航空自衛隊知念分屯基地、那覇市の航空自衛隊那覇基地から撤退を開始した。
知念分屯基地からは同日午前5時42分までに、発射機を含む関連機材を載せた車両約20台が出発し、同7時10分ごろに中城湾港に到着した。那覇基地から出発した同様の機材も同6時ごろまでに到着した。
4月17日 八重山毎日
2012情報伝達遅れで抗議へ 石垣市議会、ミサイル発射問題
北朝鮮が13日に強行した「人工衛星」と称する長距離弾道ミサイルの発射をめぐり、石垣市議会(伊良皆高信議長)に、日本政府の情報提供の遅れに抗議する動きが広がっている。近く臨時議会が招集され、ミサイルを発射した北朝鮮に対する抗議決議と併せて意見書が上程される予定だ。
伊良皆議長は16日、議会運営委員会(平良秀之委員長、委員10人)を開き、砥板芳行氏の要求に応じて臨時会請求を諮問した。砥板氏が予定している議案は、ミサイル発射に関する抗議と意見書にとどまっていたため、委員からは緊急性がないとして臨時会招集は見送られた。ただ、「政府の情報伝達の遅れを指摘することは緊急性がある」という認識でおおむね一致。議運終了後、仲嶺忠師氏が提出する方向で調整に入った。
議運では「情報の遅れをまず優先し、国の危機管理を問題にすべきだ」(松川秀盛氏)、「政府に対して強く抗議すべきだ」(仲嶺氏)、「情報が遅れた責任を問うべきだ」(長浜信夫氏)などの意見が相次いだ。米軍の早期警戒衛星(SEW)がとらえた発射情報は午前7時40分には防衛省に伝達されていたが、政府が公表したのは44分後。全国瞬時警報システム(Jアラート)も活用されなかった。
4月17日 八重山毎日
不連続線: 北朝鮮の「人工衛星」発射で
北朝鮮の「人工衛星」発射で市内新港地区に配備されていた迎撃ミサイル「PAC3」が、きょう撤収される. 衛星と称して国際社会の批判を無視し、強行発射されたミサイルは、すぐに爆発して危機は去った。最終的に迎撃の事態は回避されて良かったが、Jアラートも打ち出せない政府の失態は不満と不安を残す結果となった。
今回の問題で市と与那国町にはヘリやレーダー、連絡車など数多くの機材を投入、約500人の自衛隊員を配置して厳戒態勢が取られた。まるで部隊が移設してきたような物々しさだったが、発射情報は国よりテレビが先行するというお粗末ぶり。住民に対して日常生活を送るよう広報していたことから、ミサイル落下の危険度は低かったとみられる。しかし万が一に備えて部隊展開を行っており、官邸の指揮では、大部隊を配置しても非常時には何ら役に立たないものと市民に印象づけた。
その中で唯一インパクトがあったのが新防衛大綱で南西諸島の防衛強化を打ち出した北澤前防衛大臣の視察。「大綱に沿って進められている」と自衛隊をほめていた。機材の関係もあるが、PAC3の射距離は市街地や竹富島などの一部で、市北西部などはその範囲外。最大公約数で住民が集中しているところを守るという手法では、命の格差も生じた。
4月17日 八重山毎日
「自衛隊配備の布石」 PAC3で憲法連絡協国に平和外交訴え
北朝鮮のミサイル発射で配備されたPAC3に対し、平和・労組7団体で構成する平和憲法を守る八重山連絡協議会(仲山忠亨会長)は16日夕、サザンゲート入り口付近で「自衛隊配備にNO!PAC3配備騒ぎ総括集会」を開き、「住民の不安をあおった自衛隊配備の地ならし」と指摘、「これからが問題。運動を強化しよう」と気勢を挙げた。
集会には30人近いメンバーが参加。仲山会長が「与那国や南西諸島に自衛隊を配備する布石。防衛強化は近隣諸国の緊張を高める。憲法9条を生かした平和外交を政府に迫ろう」と呼びかけ、各団体の代表らが「一歩たりとも軍事につながるものを踏み込ませない」などと訴えた。島内でさえPAC3の射程から外れる地域があることについて、9条の会やえやまの新垣重雄事務局長は「住民の命を守るというなら海上のイージス艦で対処すべきだ」、市議の石垣三雄氏は「大義名分が崩れた。住民の命を守るというよりは新防衛大綱をスムーズに生かそうという狙いがある」と指摘した。
4月15日 八重山毎日
自衛隊が撤収開始 PAC3配備さまざまな波紋残す
北朝鮮の「人工衛星」と称する長距離弾道ミサイルの発射に備え、八島地先の新港地区に配備されていた自衛隊は14日、撤収を始めた。北朝鮮のミサイル発射は失敗に終わり、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)など迎撃態勢が発動されることはなかったが、動的防衛力や島しょ防衛の強化を盛り込んだ新防衛大綱をめぐり、さまざまな憶測を呼んだ。
石垣空港には同日午後、撤収に向けてC-130輸送機が着陸し、人員と資材の移動を開始した。新港地区は同日も厳重な警備が敷かれ、警備に当たっていた警察官は、いつまで規制されるかとの問いかけに「もうしばらく」と答えた。石垣島には空自約100人、陸自約350人、車両は約140台が配備されていた。第一陣は3日に到着していた。自衛隊から市に入っている情報によると、PAC3の発射機2基とミサイルは17日に輸送艦で移送される予定。陸自の部隊や関連装備は19日までに移動を完了させる予定だ。
今回の大規模部隊配備は自衛隊史上、施設外で初めて。新防衛大綱に基づいた動的防衛力、島しょ防衛強化を具現化したものとの見方が広がった。「住民の命を守る」という大義名分のもとにPAC3が配備される一方、射程をめぐっては住民間に不公平感を招く結果となった。尖閣諸島中国漁船衝突事件に続く北朝鮮のミサイル発射問題は、否が応でも国際社会の波に洗われる国境の島としての現実を浮き彫りに。隣の、あるいは近くの国と、どうつきあっていくか、地元の意思が問われてくることになりそうだ。
TBSテレビ「報道特集 」キャスターの金平氏は「壮大な空騒ぎだった 」、