鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

シングルドライバー

2023年10月30日 | 実物の鉄道

LINEがYahooと一緒になったとかで同意するのに、iPhoneのOSをバージョンアップしたら、パスコードを毎回入力しないと使えなくなった。 いろいろ不便だし、写真を撮るのに完全に遅れてしまうので、困ったことです。

さて

蒸気機関車の歴史でシングルドライバーという、動輪が1軸だけの機関車がありました。

これはドイツのアドラーです。

こういう機関車は日本にはなかったので、あまり馴染みがありません。

 

こんな運転室さえなさそうな機関車や

こんな機関車があったのです。

そして、こんなに古い機関車はとろとろ走っていたんだろうと思ってしまうのですが、

 

動輪のサイズの比較です。

上の機関車の図でもわかるように、シングルドライバーの動輪は大きいのです。

そう日本最大の動輪を持つC62よりもずっとずっと大きな動輪を持っています。

動輪が大きのはスピードを出すためです。

とんでもない昔に時速130kmも出して走れたのです。

日本に蒸気機関車が輸入された時代にはすでにシングルドライバーの時代が終わっていたので、馴染みが無いのですが、シングルドライバーは高速走行用の機関車だったのです。

でもね、1軸だけでは力がない。 客車もたくさんは引けないでしょうし、坂ではスリップしてしまいます。

そこで、2軸、3軸にするにはロッドの長さや動輪の位相を正確に作れる技術がなかったのです。 それで、1軸だったのですが、技術の進歩とともにシングルドライバーは消えてゆきました。

 

我が家のレイアウトでもシングルドライバーが活躍していましたが、他の会社に譲渡して今はありません。

 

アドラーの代わりに、このエミリーがあります。

シングルドライバーが欲しかったので探したら、エミリーしかなかったんんです。

 

顔も見てくださいね。 エミリーは女の子なので優しい顔をしています。

そして、サウンドDCCを奢って、汽笛を鳴らしながら走っています。

 

シングルドライバー 万歳!!

 

 

 

コメント
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