ゲームセンター不況に対して大型化を加速、「体感」と「メダル落とし」で家庭用とすみ分け(Yahoo!ニュース)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090224-00000007-trendy-ind
2009年2月20~21日、ゲームセンターなどのアミューズメント施設向けゲーム機器の展示会「AOU2009」が千葉県の幕張メッセで開催された。各ゲームメーカーは、ビデオゲームやメダルゲームなどの新製品を多数展示。家庭用ゲーム機向けの新作ゲームソフトが出そろう秋の「東京ゲームショウ」とは違った盛り上がりを見せた。
ここ2~3年、ゲームセンターを取り巻く環境は厳しい。セガは2009年2月、同社が運営するアミューズメント施設を3割閉鎖すると発表。2008年にも100店舗近くを閉鎖したばかりで、この2年ほどで規模を大幅に縮小している。タイトーは、一部店舗で試験的にプレー料金を従来の100円から120円に値上げするという異例の対策を打ち出した。
これは、任天堂「Wii」などの家庭用ゲーム機の躍進が原因の1つとされている。薄型テレビの大型化と低価格化で、多くの家庭に32型超の大型テレビが普及。ゲーム機の性能向上も相まって、「迫力のあるゲームが楽しめる」というゲームセンターのお株が奪われた格好になった。「Wii Fit」の登場で、体を動かして楽しむ体感ゲームもゲームセンターの独壇場ではなくなってしまった。
AOU2009で出展されていた各社の新製品を見ると、大きなきょう体が目を引く「大型体感ゲーム」と「巨大メダルマシーン」が目立った。
前者は、音楽シミュレーションやガンシューティングなどが代表的な存在だ。今回のショーでは、昔懐かしいホッピングやブロック並べを題材にしたゲームが登場。カップルやファミリーが気軽に楽しめるよう工夫されていた。
後者は「メダルプッシャー」「メダル落とし」といわれるメダルゲームで、ステージ上から落としたメダルを獲得できるものだ。特に目立ったのが、大がかりな仕掛けと派手な演出を売りとする「マスプッシャー」と呼ばれる大型タイプ。セガが2008年にリリースしたマスプッシャー「ガリレオファクトリー」の大ヒットを受けて、今年はさらに大型化が加速しそうだ。
いずれも、家庭用ゲーム機では実現不可能な大がかりな装置を採用し、複数のプレーヤーの間で競争したり、大きく体を動かしてストレスを解消したりできるようにした。各社とも、ゲームセンターならではの迫力が味わえることを強くアピールしている。家庭用ゲーム機とのすみ分けを進め、新たな楽しみ方を訴求できるかが課題となりそうだ。
こないだどこかで似たような記事を見ました。
そのときには確か「スペースインベーダー」や「プリクラ」に匹敵するレベルのものが近年まったく出てきていないって感じのことを書いてた気がする。
「なるほどな」と思うわけで。
確かに世代万遍無く流行るものが無いんですよね。
こういったキラーコンテンツ出さなきゃ、ホントに崩壊しかねん。
正直な話、ほっといてもゲーセン行く人はどーでもいいんですよ。
ほとんど行かない人を取り込めるゲームを開発できるか否かでしょう。
文中にもあるように、今となっちゃ家庭用ゲームのバリエーションも広がってますから大変な話ではあるだろうけど。
でもメダルゲームコーナーにもの凄くガキンチョがいるのはどーなのかなーと思うオッサンがここにいます。