'12-01-30投稿、追加・更新、強調
既報(9-1)にて放射能など有害エアロゾルの形状を調べてきました。
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それらは単独かつ元素単体として存在しているのではなく、実際は各種のエアロゾルと共存したり、酸化物などのさまざまな化合物として存在していると思っています。
電荷的もしくは磁気的な吸引力によって、さまざまな物体に付着したり、複合化しているものと想われます。
また、エアロゾルは環境中で単体分散していたり、条件によって凝集したりすると言われています。
<微粒子の単体分散および凝集のイメージ>
(google画像検索から引用)
インターネット検索によって、その状態を写真で実際に眼で観ることは、イメージが湧いて有害なエアロゾルに有効な対策ができるとも思っています。
たとえば、
水道水、茶、乳製品*などから放射性セシウムに起因すると言われる放射線強度200ベクレルとはどのような化合物微粒子のエアロゾルに付着したセシウムなどの水溶性放射能が水中に混入して、イオン化・溶解した結果であるのでしょうか?
セシウムは陽イオン(+)ですから、陰(-)性のシリカ(黄砂など)に吸着していると推察されますが、・・・。詳しく見る>>
*参考情報:Deep Inpact ver.3
明治粉ミルクの放射能汚染に係る記事詳しく見る>>
今までは主に単独の状態のエアロゾルについて調べましたが、異常気象、地球温暖化、オゾン層の破壊などに影響を及ぼすと思われる有害なエアロゾル単独を含めて、さまざまな物体に付着したり、複合化したものなどを逐次調べて追加できればと思っています。
11.インフルエンザウイルス '12-01-30記載:
(引用出典:広島市/衛生研究所トピックス>
目でみるバイキン(ウイルス・細菌)電子顕微鏡写真集)
「・・・ カゼを起こすウイルスの王様です。現在流行している主なタイプはAH1N1 2009型、A香港型(AH3型)、B型の3種類です。近年、世界各地でこれらとは異なる新型のインフルエンザウイルスが検出され、世界的な大流行発生の危険性が危惧されています。 インフルエンザとは ⇒インフルエンザウイルス(AH1N1 2009) ・・・」詳しく見る>>
⇒球状で約50~100nm(0.05~0.1μm)φで、
周辺に正体不明の細かい粒子が混在?
⇒既報の「気候モデルによるエアロゾル全球分布の再現」の記載から、
環境中のエアロゾルにはエアロゾル4種(土壌性・炭素性・硫酸塩・海塩)と言われていますが、海塩粒子に硝酸イオンが混合していることが多いことがわかりました。 また、我が国に飛来する黄砂(土壌性エアロゾル)にも硝酸イオン、硫酸イオンが含まれている分析結果があります。
参考:岐阜県保健環境研究所報 第15号(2007)
「黄砂中の陰イオン・陽イオン成分濃度とその粒径分布について」詳しく見る>>
いずれにしても、エアロゾルは電荷的もしくは磁気的に複合化しているのが一般的であるという貴重な出典であります。
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「エアロゾル」に係る記載(インフルエンザウィルス対策)