みなさん、こんばんは。
今日は快晴と言う感じではありませんでしたが、暑さは夏本番を感じさせるものでした。今日から7月と言うことで、折り返してしまいましたね。時が経つのを早く感じるのは、私だけでしょうか。
さて、今日は本の紹介です。
『ウソはバレる』著:イタマール・サイモンソン/エマニュレル・ローゼン ダイヤモンド社
本書は、テクノロジーが発達し、誰もが適切な情報を得ることが出来るようになると予測し、そんな時代のマーケティングは、消費者の変化をいち早くキャッチし、彼らの嗜好に沿った製品を提供できるようにすることだと、説いています。
わかりやすい例で行くと、アマゾンの製品や本のレビュー、食べログ、映画のレビューなどがありますでしょうか。
一方、これらのレビュー自体、信じられないという人に対しても、レビュー数が増えれば、その影響は低くなるし、ましてテクノロジーの進歩により、コントロールしようとするレビューなどは、排除されると述べています。
ただ、すべての業界や商品・製品で、本書の内容が当てはまるかというと、そうではないと述べています。その場合、M(マーケター)、O(Other=他者の意見やレビュー)、P(Prior=自分自身の過去の体験や嗜好)の3つのどれに依存しているかによって、対応は変わるそうです。
自分自身、マーケティングに力を入れていませんが、本書の考え方は、そんな自分にも納得のいく内容だったと思います。
なので、消費者向け(レビューにさらされている業界、商品、サービス)に事業を行っている企業のマーケターは必読なのではないかと思います。
それでは、今日はこの辺で。また、明日!