みなさん、こんばんは。
今日の風は冷たかったですね。とにかく、真冬に逆戻りしたかのような感じで、緩んだ体には堪えました。
今日は、小説の紹介です。最近読んでいる十二国記シリーズからです。
十二国記シリーズの第2弾(『魔性の子』を第1弾とすると、第3弾)です。
主人公は、『魔性の子』でも主人公だった高里。
魔性の子で描かれていた、子供のころ神隠しにあっていた期間の、まさしくその期間での出来事。
日本とは別の異世界で、十二国で王を選ぶ麒麟であった高里が、王を選ぶまでの物語です。
時系列としては魔性の子より先ですが、こちらを後に読んだ方が良いと、どなたかがアマゾンのレビューで書いていましたが、私も同感です。
また、本作は魔性の子のようなホラー的要素はないものの、「王とはいったい、そしてどのようにして選ばれるのか」という至上命題をもとに物語が展開しますので、クライマックスに向かって盛り上がっていく感じが、個人的には好きです。
講談社文庫では完結しなかった十二国記シリーズですが、新潮文庫では完結するようですので、今後も楽しみです。
それでは、今日はこの辺で。また、明日!