疲れがたまっていたので、休日ずっとダラダラとテレビを見ていました。
世界選手権の録画をようやく消化して、リーグパスで放送の昨年のLAレイカーズvsトロントを見ました。
コービーが81点取った試合です。
こういう試合は後から見ると大味でつまらないことが多いのですが、意外にも興味深い試合で全然飽きませんでした。
アンチ・コービーの人からはトロントのディフェンスが悪いから達成した記録だと意見もありましたが、試合をほぼ通して(結構カットがあった)見るとそれが偏った見方だということが分かります。
コービーにマッチアップしていたモーリス・ピーターソンはそれなりにがんばっていました(第4Qでコービー・ショーになるまでは)。
問題はトロントのPGがマイク・ジェイムズだったこと。
前半からジェイムズは恐ろしく高い確率でシュートを決めていましたが、どう見てもボールを持ちすぎ。
ボッシュ、ボナー、ローズといった能力の高い選手が高確率でシュートを決めて前半はチームで60%以上のシュート成功率。
しかし、ターンオーバーが多いし、チームでの攻撃というのが全然出来ていない。
1試合ずっと、個人の能力だけでシュートを決め続けられるのは相当難しい。
ジェイムズはフルコートで厳しいディフェンスを仕掛けられたりすると、すぐにミスをしてしまう。
そして、彼がボールを長く持ちすぎているせいで他の選手のリズムが崩れてしまう。
そこからのターンオーバーで、コービーにフリーでシュートを打たれる場面が結構ありました。
後半になるに従って、トロントはいいところがなくなっていく。
ということで、マイク・ジェイムズのいるミネソタはかなり心配です。
彼の能力がかなり高いだけに。
この試合で素晴らしいと思ったのはマット・ボナー。
今シーズンで3シーズン目になるボナーは外からのシュート・タッチがすごくいい。
リバウンドが少ないみたいですが、昨年は22分の出場で7.5ポイントで3ポイントはチーム3位というからなかなかです。
今シーズンから彼はサンアントニオ。
サンアントニオはデンヴァーにいたエルソンも加入しています。
インサイドの抜けた穴をジャッキー・バトラー、オベルトといった選手たちを含めどうカバーしていくか楽しみです。
ダンカンはシーズン中あまり無理させず、今シーズン限りでの引退の噂も出ているオーリーをここ一番というときまで休ませておければ、あの強さが戻ってるんでしょうけど。
もうひとつバスケットの番組を見ました。
「ボブ・ナイト・スクール」というテキサス・テックのHCボブ・ナイトが登場するというもの。
NCAAバスケット界トップのクレイジーな男、ボブ・ナイトがバスケットに対していかに真摯な人物であるかよく分かります。
十数人のテキサス・テックでバスケットをしたい若者が2週間のバスケット漬けの合宿生活を送り、たった1名の合格者になるべく切磋琢磨していく。
まあ、よくあるパターンのサバイバル番組なのですが、これが面白い。
変に奇をてらったことはまったくせず、NCAAバスケットに求められるのがどんな要素をもった選手か実によく分かります。
1回1時間の番組で全6回もあるものですが、決して長く感じないし、変にウエットなノリにならないところがいい。
ボブ・ナイトは選ばれなかった選手たちの力を十分認め、落ちたのは自分の選び方に遭わなかっただけといい、必要があれば他の学校に入るための推薦状を書くと言う。
これだけちゃんとした人物なのに、突然切れて暴れたりするのは、彼の中に潜むクレイジーな何かのせいなんでしょうねえ。
NCAAのトップHCを紹介する番組で、ボブ・ナイトほどまともなコーチを知らない、と発言していた人がいましたがようやく納得出来ました。
こんな本が昔、出ていたようです。
ちょっと気になる。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4931033873/hatena-22/ref=nosim
現ニックスのHCは確か彼の教え子なんですが、ボブ・ナイトに渇をいれてもらったほうがいいかもしれません。(ひ)

世界選手権の録画をようやく消化して、リーグパスで放送の昨年のLAレイカーズvsトロントを見ました。
コービーが81点取った試合です。
こういう試合は後から見ると大味でつまらないことが多いのですが、意外にも興味深い試合で全然飽きませんでした。
アンチ・コービーの人からはトロントのディフェンスが悪いから達成した記録だと意見もありましたが、試合をほぼ通して(結構カットがあった)見るとそれが偏った見方だということが分かります。
コービーにマッチアップしていたモーリス・ピーターソンはそれなりにがんばっていました(第4Qでコービー・ショーになるまでは)。
問題はトロントのPGがマイク・ジェイムズだったこと。
前半からジェイムズは恐ろしく高い確率でシュートを決めていましたが、どう見てもボールを持ちすぎ。
ボッシュ、ボナー、ローズといった能力の高い選手が高確率でシュートを決めて前半はチームで60%以上のシュート成功率。
しかし、ターンオーバーが多いし、チームでの攻撃というのが全然出来ていない。
1試合ずっと、個人の能力だけでシュートを決め続けられるのは相当難しい。
ジェイムズはフルコートで厳しいディフェンスを仕掛けられたりすると、すぐにミスをしてしまう。
そして、彼がボールを長く持ちすぎているせいで他の選手のリズムが崩れてしまう。
そこからのターンオーバーで、コービーにフリーでシュートを打たれる場面が結構ありました。
後半になるに従って、トロントはいいところがなくなっていく。
ということで、マイク・ジェイムズのいるミネソタはかなり心配です。
彼の能力がかなり高いだけに。
この試合で素晴らしいと思ったのはマット・ボナー。
今シーズンで3シーズン目になるボナーは外からのシュート・タッチがすごくいい。
リバウンドが少ないみたいですが、昨年は22分の出場で7.5ポイントで3ポイントはチーム3位というからなかなかです。
今シーズンから彼はサンアントニオ。
サンアントニオはデンヴァーにいたエルソンも加入しています。
インサイドの抜けた穴をジャッキー・バトラー、オベルトといった選手たちを含めどうカバーしていくか楽しみです。
ダンカンはシーズン中あまり無理させず、今シーズン限りでの引退の噂も出ているオーリーをここ一番というときまで休ませておければ、あの強さが戻ってるんでしょうけど。
もうひとつバスケットの番組を見ました。
「ボブ・ナイト・スクール」というテキサス・テックのHCボブ・ナイトが登場するというもの。
NCAAバスケット界トップのクレイジーな男、ボブ・ナイトがバスケットに対していかに真摯な人物であるかよく分かります。
十数人のテキサス・テックでバスケットをしたい若者が2週間のバスケット漬けの合宿生活を送り、たった1名の合格者になるべく切磋琢磨していく。
まあ、よくあるパターンのサバイバル番組なのですが、これが面白い。
変に奇をてらったことはまったくせず、NCAAバスケットに求められるのがどんな要素をもった選手か実によく分かります。
1回1時間の番組で全6回もあるものですが、決して長く感じないし、変にウエットなノリにならないところがいい。
ボブ・ナイトは選ばれなかった選手たちの力を十分認め、落ちたのは自分の選び方に遭わなかっただけといい、必要があれば他の学校に入るための推薦状を書くと言う。
これだけちゃんとした人物なのに、突然切れて暴れたりするのは、彼の中に潜むクレイジーな何かのせいなんでしょうねえ。
NCAAのトップHCを紹介する番組で、ボブ・ナイトほどまともなコーチを知らない、と発言していた人がいましたがようやく納得出来ました。
こんな本が昔、出ていたようです。
ちょっと気になる。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4931033873/hatena-22/ref=nosim
現ニックスのHCは確か彼の教え子なんですが、ボブ・ナイトに渇をいれてもらったほうがいいかもしれません。(ひ)
