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てっしーずのおでかけ日記

観たこと、聞いたこと、気づいたことを書くよ!

今月のNBA

2012年12月12日 | hoop madness
実はアトランタはメンフィスに結構勝っている

アトランタ戦は見ていないのですが、少し書きます。
マイアミ戦に破れたアトランタですが、今シーズンここまで12勝6敗というのは予想外の快進撃です。
どうにもインサイドが不足しているし、得点を誰が取るんだろうと思っていたんですが、予想通りのリバウンドの少なさをディフェンスのよさと控え選手の意外な得点力で補っています。
リバウンドはホーフォードとスミスとザザしか取っていないというのはすごいですね。
果たしてペトロはプレーオフでの隠しだまとなるのか、それとも、途中でカットされてしまうのかも気になっています。

昨シーズン忸怩たる思いをしたホーフォードは一段と高いレベルにあがろうとしているし、ティーグも確実に成長を見せているようです。
20日放送のオクラホマ戦を楽しみにしましょう。

WOWOWは相変わらず人気チーム中心の放送なのは分かりますが、ヒューストン戦が思いのほか多いのは驚きです。
ヤオとTマックが活躍したとき以来。
やっぱりスターがいないと放送は増えないんだなあ。
ヒューストンはリンの不調が気になるところですが、アシクの成長振りとパターソンの活躍ぶりが目をひきます。
今までの2シーズンで1本も決めていなかったスリーが一気に開花しています。
このチームはインサイドで地味ながらいい選手が登場するんだよなあ。
たいてい、何年か後に放出しちゃうんだけど。
カール・ランドリーなんかもヒューストンでの活躍が目立ちました。
それにしても、マクヘイルHCの休みは長かったなあ。

ダラダラ書いていますが、最後はジョー・ジョンソンの話を。
彼には移籍先でもがんばって欲しいんですが、まだ本調子とはいかないようですね。
試合を見ている限り、以前にくらべ、PGとCが充実しているだけに、ボールを持つ機会が減り、役割が限定されたことでかえってリズムが取りにくくなっているように見えます。
コービーやレブロンなんかも、ボールを持つ機会が増えることで調子を上げていくところがありますが、ジョー・ジョンソンは果たしてきっちりした役割の中で活躍できるかどうか試されるところです。
それにしても、エイブリー・ジョンソンの戦略は大胆なところがあります。
うまくいっているうちはいいんだろうけどね。(ひ)




今月のNBA

2012年11月30日 | hoop madness
Charlotte Bobcats Vs Atlanta Hawks Highlights 28 November 2012 www.nbacircle.com

久しぶりにNBAの話です。
開幕してから、それなりに試合は見ているんですが、HDDの都合でBS1の放送試合を優先的に見ていました。
なので、WOWOWで開幕1週間後に放送されたアトランタvsマイアミを見るのが遅くなりました。
やはり今シーズンも基本的にアトランタ戦を見るたびに感想を書きたいのでこうなってしまったわけです。

で、今更なんですが、いい試合でした。
ホームで終盤競り負けた、というのは残念ですが、この戦力でも十分戦えることを感じさせてくれる一戦でした。
年々、センターらしいセンターの必要がなくなっているNBAではこういう選手構成でもOKなんですねえ。
ハリスでなく、スティーヴンソンを長く使いレブロンにマッチアップさせることで、得点をある程度抑えていたし、控えのモロー、トリヴァーが活躍するという、これまでにない選手層の厚さも感じさせてくれました。
その後の6連勝というのも納得です。
ウィリアムズの不調は仕方ないにしても、気になったのはハリスがひとり乗り切れていない感じがあったこと。
2つのTOが単純なミスだったんですが、もう少しチームにフィットするのに時間がかかるということなのかな。
今後に期待しましょう。

とりあえず今のところの先発は

PG ティーグ
SG スティーヴンソン
SG コーヴァー
PF スミス
C  ホーフォード

となっています。
控えが手厚くなっているだけに対戦相手に応じて先発メンバーが変わるようになっていくんだろうなあ。
それにしても、シューターが多くなって、外のシュートが一気に増えたことには驚きました。
昨シーズンまではインサイドでないと得点できないという状態だったんですが、変わればかわるものです。

アトランタの話だけで長くなったので近いうちにまた書きます。(ひ)




NBA開幕

2012年11月01日 | hoop madness
いよいよシーズン開幕です。
といっても、まだ試合のほうは見ていないんですが。
今シーズンもWOWOWとBS1の放送を見ることにしました。
リーグパスは試合を選べていいですけど、パソコンで見るのはやっぱり抵抗があるし、ネットで海外の商品を購入するのはなるべく避けたい。
そこまでして見なくてもいいよ、という冷めた気持ちも正直あります。

今回はアトランタのロースターを確認しておきます。
PG デヴィン・ハリス、ジェフ・ティーグ
SG ルイス・ウイリアムス、ディション・スティーヴンソン、カイル・コーヴァー、ジョン・ジェイキンス、アンソニー・モロー
SF ジョシュ・スミス
PF アル・ホーフォード、アイヴァン・ジョンソン、ザザ、マイク・スコット、アンソニー・トリヴァー
C ジョアン・ペトロ

ポジションはESPNに記載されていたものによります。
実際、ホーフォードがC、スミスはPFに入ることが多そうだからローテーションはこんな感じでしょうか。

PG デヴィン・ハリス(ジェフ・ティーグ)
SG ジェフ・ティーグ(ルイス・ウイリアムス、ディション・スティーヴンソン)
SF アンソニー・モロー(カイル・コーヴァー、ジョン・ジェイキンス)
PF ジョシュ・スミス(アイヴァン・ジョンソン、アンソニー・トリヴァー、ザザ)
C  アル・ホーフォード(ジョアン・ペトロ、ザザ)

書いてみても、よく分からない。
ペトロががんばってくれない限りC不在なのは例年通りとして、Gが多すぎて、実質SFの選手がいない状態。
ジョシュ・スミスがSFをやるとPFがいなくなる。
おそらくは相手チームによって、SFかPFの得点力のある選手に対してスミスがマッチアップするということになるんでしょう。
Gの過多はおそらく数ヶ月でルイス・ウイリアムス、ディション・スティーヴンソン、カイル・コーヴァーという実績ある選手(場合によってはデヴィン・ハリスも含めて)のうちの誰がフィットするかを見定めて、誰かを放出またはトレードでSFかCの補強ということになるんじゃないでしょうか。
ダニー・フェリーはとにかく動くイメージがありますから。

まあ、このメンバーだと今シーズンはティーグと若手の成長が中心になって、次のシーズンオフに大型補強ということになる可能性が高そうです。
スミスに相当負担がかかるシーズンになるのは間違いなさそうですし。
それと、昨シーズンのプレーオフで悔しい思いをしたホーフォードの成長にも期待します。
スミスとホーフォードが20点10リバウンドくらいの数字を残さないと厳しいメンツですから。
とりあえずは10日放送の対マイアミ戦を楽しみにします。(ひ)

今週のNBA

2012年08月16日 | hoop madness
Team Argentina このチームの今後も気になるところ

オリンピックが終了して数日経ちましたが、バスケットボールだけはそれなりに見ていたので感想を書いておきます。
今回初めてのネット生中継の試合はぜんぜん見ていないので、米国戦プラス2試合ほどしか見ていませんが、いろんな方から指摘が多かったように、実況の間違いの多い中継でした。
選手の名前を間違えるのはどうにもならないミスだとしても、その他の選手の背景に関する豆知識的な情報が多すぎませんかね、日本のスポーツ実況は。
バスケットに興味のない人にも関心をもってもらうための配慮かもしれませんけど、そんなことより目の前の試合や両チームの試合の作り方なんていう部分をもう少し詳しく話してもらえないものでしょうか。

それはともかく今回の試合を見ての一番の感想は、アメリカ、スペインが確かに他国をリードしているけど、その差はさらにつまったんだなというものです。
以前は多くのチームが先発5人の出ている時間でないと、アメリカにまったく対抗できていない感じだったのに、第3Qの途中くらいまで十分対抗できていました。
これはコーチKが試合後半までディフェンスのレベルをあえてそれほど上げていないから、ともいえますが、こういう戦い方を必要とするくらい力が拮抗していたのも事実でしょう。
カーメロやデュラントの調子のいい試合が多かったので、楽に勝ったように見えますが、中でも外でも自由にアメリカが得点しているというケースはそれほど多くなかった気がします。
アメリカが凄かったのは、ファイナルまで戦っていたオクラホマの3人とレブロンがしっかりプレーできていたこと。
コーチKとコービーが抜けるとどうなるかは分かりませんが。

話題をNBAに変えると、ハワードの行き先がオリンピック中に決まりました。
レイカーズがずいぶん無理してハワードを穫りに行ったことに驚きましたが、こういうチームですよね、レイカーズは。
5つのドラフト指名権のうち、いくつがレイカーズのものかは分かりませんが、パウ・ガソルとナッシュがあとどのくらいプレーできるか考えると相当な賭です。
今まで手間暇かけて育て上げてきたバイナムを放出してますし。
バイナムに関しては素行の悪さと怪我の多さで低い評価を与えている人も多いようですが、同じく素行が悪く、怪我の状態もよく分からない、おまけに今後チームに残るかどうか分からないハワードを迎えるのが得策といえるのかどうか。
オーランドがここまで再建モードに切り替えたというのもどうなんだろう。
来シーズン、お客さんくるのかなあ。
それにしても、マイク・ブラウンは来シーズン大変そうだ。
ナッシュとコービーの共存というのも意外に難しそうだし。

アトランタは今週特に動きなし。
ディフェンス力のあるSFが欲しいとダニー・フェリーが発言したようですが、Cもまだまだ不安ですね。
開幕までにどういうメンバーになるのか注目です。(ひ)

NBAおまけ情報

2012年08月03日 | hoop madness
Greece vs. Nigeria (Olympic Qualifying Tournament # Quarter-Finals # Caracas, VEN # 06/07/12)

ここしばらく忙しくてブログの更新がまったくできていません。
オリンピックもニュースで日本人選手の結果を聞かされるくらい。
一応バスケットボールのアメリカ戦だけはチェックしているんですけど。
そんな流れで、アメリカvsナイジェリアを見始めたら、ナイジェリアのGにトニー・スキンが入っているのでビックリ。
ジョージメイソン大がファイナル4に残った奇跡の大番狂わせがあったNCAAトーナメントで大活躍した選手です。
その後、恐らくは日本で唯一、このブログで細々と動向を追いかけていたものの(と大げさに言ってみる)、ナイジェリア代表になっていたとはまったく知らなかった。
相変わらずシュート力に難があるものの、PGとしては安定しています。
今はウクライナのチームと契約しているようです。
NBA入りは難しいだろうけど、ナイジェリアチームをどんどん牽引して欲しいものです。
影ながら応援します。

そういえば、ギリシャ代表のスコツァニーディスの指名権がアトランタに入ったらしいです。
ヨーロッパで契約を結んだばかりの彼がすぐにアトランタにくることはなさそうだけど、つい夢を見てしまうなあ。(ひ)

NCAAトーナメント

2012年07月14日 | hoop madness
The Fray: National Anthem - 2012 NCAA MARCH MADNESS Championship

をスイート16から見ています。
ファイナルを今見始めたら、国家斉唱をザ・フレイが歌ってました。
最近は(BS1だと)NBAファイナルのハーフタイムもまったく見られない状態だったのに、これは嬉しい誤算だなあ。
ザ・フレイはずいぶん前に聞いて以来、ずっと気になっているバンドです。
デンヴァー出身のバンドで経歴は長いのに、日本では知名度が低い。
どうやら最近、アジアツアーが延期になったみたいですが、シンガポール、マニラ、韓国、中国という地名が入っているのに、日本とは出てこない。
最近のツアーはケリー・クラクストンがゲストで出ているらしい。
多分、「アメリカン・アイドル」から出てきた類の歌手?
ああ、苦労してそうだなあ、ザ・フレイ。
がんばれ! と極北から応援。

トーナメントは優勝したのが、どこか、という程度の前知識しかなく見ているので、ケンタッキー戦以外は結構楽しく見ています。
ケンタッキーは相変わらず、カリパリの腹が立つくらいすごいリクルート術で獲った身体能力の異常に高い選手ばかり。
NBAファイナルを見るようで、正直、うんざりします。
ファイナル4でのルイビルの戦いは見事でした。
ペイトン・シヴァ、ディエング(という発音で本当にいいんだろうか)にダブル・スミスの活躍が印象に残ります。
ファイナルは勝者が分かっているのが残念ですが、無意味にアンチ・ケンタッキーで見ることにします。
いや、アンチ・カリパリだな。(ひ)


今週のNBA

2012年07月13日 | hoop madness
Devin Harris TOP10 in 2011-12 Season

このオフは初めてと言っていいくらい、NBAサイトを数多くチェックしています。
アトランタを応援し始めたときには、既にジョー・ジョンソン、スミスのふたりが中心でした。
大きな変化があったのはホーフォード入団とビビー、ティーグの活躍くらい。
こんなにサラリーキャップに余裕があり、いつトレードがあるか分からない、いや、トレードが必ずあるはず、という状態はありませんでした。
ジョー・ジョンソンのトレード後にあった動きとしては、ルー・ウィリアムズの加入が一番大きいでしょう。
クロフォードがいた時代に負けないインパクトをベンチ出場で期待できる選手を取れたのは大きい。
何せ、いまや計算できるシューターがいなくなってますから。
ただでさえ、3ポイントのないチームがジョー・ジョンソンが抜けてどうなるんだという状態。
その他にも、コーバーをシカゴからトレードで獲得か? なんて話もでています。
ハワード獲得の可能性もゼロではないんでしょうが、相当難しいでしょうねえ。
ハワードはこのまま来年年明けにブルックリンに行く気がします。
レイカーズに入って、ナッシュ、コービー、ハワードがそろったら、それはそれで見てみたい気もしますが。

コーバーの話に戻ると、これ以上、スリーのうてる控え選手をそろえなくても、いいんじゃないか、という気がします。
ドラフトで獲ったジョン・ジェンキンズはシューターとしての評価がかなり高いようです。
ジョージ・カール方式で、ジェンキンズを比較的短い時間使う先発にして、ウィリアムズを控えで長く使ったら、と希望してしまいます。
ワシントンに逃してしまったジョーダン・クロフォードのことを考えると。

サマーリーグではかつてドラフトで指名されたペペ・サイが入っているし、レイカーズにいたキャラクターやワナメイカー、ビッグ10の得点王だったJohn Shurnaなんて名前も入っています。
ずいぶんベテランがいなくなったから彼らにチャンスは相当ありそうです。
このオフに大物が取れなければ、次のシーズンオフに、と当然考えるはずで、身動きのとりやすい若くてサラリーの安い選手はもってこいでしょうから。

最後に今のところアトランタにいる選手を確認すると

PG  Devin Harris  Jeff Teague
SG  Lou Williams John Jenkins  Anthony Morrow  DeShawn Stevenson
F   Josh Smith Al Horford Ivan Johnson Mike Scott
C   Zaza Pachulia Johan Petro Jordan Williams

スティーヴンソンはカットされそうなんでしたっけ?
これでフォーホードがセンターから開放されるといいんですが。
ザザのコンディションとJordan Williamsがどのくらいやってくれるかにかかっていそうです(何だか、トレードに使われそうな気もしますが)。
デヴィン・ハリスとジョーダン・ウイリアムズにも相当期待したいですね。
それにしてもSFの選手が足りないし、外からのシュートがなさそうなチームだなあ。(ひ)





今週のNBA

2012年07月03日 | hoop madness
Sources: Nets Trade For Joe Johnson

唐突にきましたねえ。
ダニー・フェリーに変わった途端の、この大型トレード。
まだ正式決定はしていないものの同意には達しているようです。
今までは、誰に権限があるのか分からないオーナーとGMのどうにもならない関係から、大きく動きようのなかったチームだったんですが、これをきっかけにどんどん変わっていくんでしょうね。
まずはここまでのアトランタの動きを確認してみます。

NBAドラフト
23位 ジョン・ジェイキンズ G ヴァンダービルト
43位 マイク・スコット   PF ヴァージニア

トレード
○ブルックリン
IN ジョーダン・ファーマー、ヨハン・ペトロ、ジョーダン・ウィリアムズ、ディション・スティーヴンソン、アンソニー・モロー(ただしCBSだと含まれていない)、ドラフト一巡位指名権(ヒューストンから譲渡されたもの)
OUT ジョー・ジョンソン

○ユタ
IN デヴィン・ハリス
OUT マーヴィン・ウィリアムス

ドラフト指名ではちょっと不可解な部分もあったんですが、これだけの動きがすぐにあると納得できます。
すぐ前に指名権をふたつ持っていたボストンにサリンジャーとファブ・メロを持っていかれたから仕方なくGを獲ったのかと思いきや、狙い通りの選手が獲れたというコメントがダニー・フェリーから出てきました。
ジョン・ジェイキンズはシュート力がかなりあるが、パスはそれほどうまくないし、アスレティック能力にもやや疑問符がつく選手のようです。
ジョー・ジョンソンがいるなら、控えの出場もほとんどないはず。
トレードがまとまりかけていたということなんでしょう。
ジョー・ジョンソンを出すことで、サラリーキャップにかなりの空きができたことを評価する声が高いようです。
ジョー・ジョンソンがいい選手だとみんな認めながらも、圧倒的なサラリーをもらうエースには物足りない成績だという評価。
まあ、それはその通り。
彼は数字に表れない貢献度も含めて考えてあげないといけない選手です。
このトレードは嬉しくありませんが、納得はできます。
更にサラリーキャップを空けて、今後、クリス・ポールとハワード獲得を狙うという意見には賛成しかねるところがありますが、ハリスを得たことでG陣は相当充実、というか、多すぎる状態。
既にファーマーをバイアウトするという話もあります。
今後はそれなりのCを獲得して欲しいところ。
まあ、まだまだ動きはあるでしょうから、その辺はお手並みは意見といきましょう。(ひ)


今週のNBA

2012年06月26日 | hoop madness
今シーズンも終了しました。
マイアミをやや応援するような気持ちで、試合を見る、と前回書きましたが、
終わってみると、マイアミの優勝に相当むなしい気持ちを覚えます。
単に、嫌なチームが優勝したというがっかり感ではなく、マイアミが優勝するときは、サンアントニオかレイカーズを破っての優勝であって欲しかった。
逆に言えば、オクラホマがファイナルに出てくるなら相手はボストンであって欲しかった。
やっぱり、新しい世代が出るときは旧世代を破って欲しかったなあ、単純に。

感想は、というと2-3-2のホーム&アウェイの妙味と、ウエイドとボッシュの体調の悪さがレブロンにとって幸いしたんじゃないか、というのが一番の感想です。
正直言って、レブロンが昨年のプレーオフに比べて、何か変わったとは思えません。
以前から同じくらいすごいし、同じくらいどこか物足りない。
ギリギリの勝負どころで恐ろしいまでの強さを発揮するということは今年もなかった気がします。
やはり、ジョーダンやコービーのような選手は好き嫌いはともかく見たら絶対忘れられない、息を呑むプレーを何度となく見せてくれる。
応援しているチームがあろうとなかろうと、試合を見ているだけで肩が凝ってくるもんですが、そういうことはなかったですね、今年の場合。
マイアミが第5戦落とせばそういう展開もありえたんでしょうが。
まあ、オクラホマの人たちにはまた来シーズンがんばっていただきましょう。

話はアトランタですが、ダニー・フェリーがGMに就任しました。
クリーヴランド、サンアントニオでそれなりの実績を残した人がアトランタにきてくれたのはよかったのかな。

少なくとも優勝候補のチームを作った実績をもつ人です。
クリーヴランドでも、サンアントニオでも、トレードを多く成立させて、そこからある程度結果を出してきたイメージがあります。
最近のサンアントニオは若手をうまく集めた実績が目立ちますが、アトランタではどう動くのか。
何せ、サラリーキャップの余裕もなく、ドラフト順位が低く、すぐにドラフト権を放出するチーム。
いよいよ、ジョシュ・スミスやマーヴィン辺りがトレード対象になるのか、とも思えてきます。
まあ、これでベテランベンチメンバーのほとんどはカットされるんでしょう。

それにしても契約が6年契約という長期間なので、ホークスはしばらく身売りされないのだろうか、ということの方が話題になってるみたいですね。

ともかくは目の前に迫ったドラフトでどういう結果を出すのか期待します。(ひ)


今週のNBA

2012年06月14日 | hoop madness
ポポヴィッチ・ジョークは唐突にやってくる

ファイナルが始まりましたね。
プレーオフが始まる前から、このチームにはファイナルに行って欲しくない、と思っていた3つのチームのうちの、2つが勝ちあがってしまいました。
まあ、一応試合は見ますけどね、とりあえず。
第1戦はホームのオクラホマの逆転勝ちでした。
試合を見ているうちに、一番驚いたのは自分がややマイアミ寄りな気持ちで見ていることです。
どうしても、サンアントニオvsオクラホマの第2戦がひっかかって仕方ないんですよね。
第3Q終盤のスプリッターに対する連続ファウル。
「ハック・ア・シャック」が許されるのは、絶対的支配力を持つシャック唯一の弱点をついたという点。
あくまで苦肉の策という可愛らしさがあったから、あんな非人道的な作戦が許された訳です。
ところが、スプリッターはまだNBAでやっと控えに定着してきたという選手。
それを、あんな場面でさらし者にするような行為をするHCは嫌いなんですよ。
勝負は厳しいとか、プロの世界だ、なんていう方もいるだろうし、作戦として許されているものだというのも分かります。
でも、公開処刑を見せられてしまったような、絶望的な気分になってしまったんだから仕方がない。
そんな気分にさせやがったブルックスHCのことは絶対に許しません。

このシリーズはいろいろあるでしょうが、結局はKDとウエイドの調子次第なんでしょうね。
それにしても、フィッシャー張り切ってるなあ。
オクラホマにいることに違和感を覚えなくなってきました。
ユタのときは控えで使われていることに馴染みきれなかった気がしますが、プレーオフでは必死にディフェンスしてますね。
今回のプレーオフは安いサラリーでいい選手をとれたチームが結局勝ちあがってきた気がします。
オクラホマはフィッシャー、マイアミはトゥリアフ、サンアントニオはディアウ。
一番そういう選手の獲得をしそうなボストンが自前の若手を使ってがんばっていたのも印象的でしたが。
何がいいたいかというと、アトランタはその点駄目だったなあ、ということです。
とにかく、ドラフトではセンターをとって欲しいところですが、怪我さえなければ今シーズン最高のメンバーだった、という無反省なリック・サンドのコメントなんか聞くとがっかりです。
ドラフトでファブ・メロでも取れないもんでしょうか。
そんな期待をしつつ、まだ見ていないカンファレンス・ファイナルの残り試合をさっさと見ることにします。(ひ)