脳梗塞で身体障害者に成った人生についてと、占いと人生相談のサロン

脳梗塞の後遺症で左半身麻痺の身体障害に成ってから、社会に対する
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子供は母に愛されて無いと感じるのだ

2017-04-02 16:01:57 | 脳梗塞で身体障害者に成った人生について
「母親が、我が子を愛しない事は、絶対無い!」と、テレビのコメンテーターが言ってたが、母親に本当の愛情が在ったか否かなんて、子供の受け取り方なのでは無いだろうか?

実は私自身、母親に幼い頃から、抱かれた記憶や、優しい言葉を掛けて貰った記憶が無い。

当時我が家には、私の為に子守りが居たから、子守りの女性に抱かれた写真はあるが、母とは一枚も無いのだ。だから私は、母が私を愛してると、感じた事は無かった。

私は、男の子を望まれてた所に、女の私が産まれたのだ。それが、我が家の悲劇を生んだ。

何か事在る毎に「貴女が、男だったら・・・・・!」と、両親は流石に口にし無かったが、親戚や周りの人達は良く言った。それを耳にする度に『私の所為じゃないから』と、呟いたものだ。

性格は男だし、考え方も男性的思考だから、尚更そう思われたのだろうと思う。キット母親も悔しかったのだろう。

その気持ちが、私を愛せ無い気持ちにさせたのだろうと、今は理解できるが、やっぱり、優しい言葉を掛けて貰いたかったし、仲良く時間を過ごしたかった。

母親と、料理でも、裁縫でも、話でも、一緒にした事が無いのだ。まして、買う物に一緒に行くなど、努々思った事もなかった。

父親は私が、母親に叱られて泣くと、良く抱いてあやしてくれた。ほおずりされると、濃い髭が子供の柔肌に痛かった。父親の愛情は感じていた。

もう極楽浄土に居る母に、訊けるものなら、「私を産んだ事を、後悔してたのか?私を本当は愛してくれていたのか?」って訊きたいものだ。

世の中に、母親はどう思ってるのか知らないが、子供からは、自分は愛されて無いと感じる子も、確実に存在するのだ。

だから、非行に走るとか、そんな問題ではない。それを乗り越えて生きてる子は、私を含めて大勢いる筈。

ただ、私は母親としての愛し方を、知ら無かった。たまたま、子供が産めなかったから、良かったのかも知れないが。父親としての愛し方なら、充分に教えられるし、私の友人に対しても、周りの人に対しても、愛情を示せるのだが。

母親のは、残念っだが解らない。