フィールド形成とエネルギー:波動の科学的応用 2015.5.17
********************************
物質は 常に振動している。
なぜなら、物質を構成している微粒子は、常に、
振動しているから。
肉体の目には、”静止”している存在でも、実際は常に
変化しつつ動いているわけだ。
私たちの身体も細胞を構成するミクロの世界で、
常に躍動が起こり、新陳代謝を繰り返している。
生きているということは結局 細胞が常に躍動している
ということだろう。
実際は、微粒子レベルでは体は常に波動体として
振動している。
”身体が波動体”であるということはどういうことだろう?
波動は常に、揺れ動いているのだから、”エネルギーを出し”
”消耗している”ともいえる。
だから我々は 食物をとり、息をしながら、休息~睡眠
をとり、体内で消耗したエネルギーを補給している。
もしかしたら、生きる とは 息する という
言霊から来ているのかもしれない。
栄養物や酸素を取り入れて 血流に溶け込ませ、
老廃物を受けとり、臓器がそれを処理し、体外に
二酸化炭素や汗や排便などで排出する。
身体のみならず、一般に、波動体は、一般的に、三つ
の性質を持つといわれる。
一つ目は 同周波数をもつものは互いに共鳴する。
二つ目は異なる波動は排斥し合う。
三番目は高い波動は低い波動に影響を与え、
コントロールすることができる
これらの性質を実際の施術に当てはめて考えてみたい。
按摩やツボを押さえる生体の気を整える施術は、
体の中のエネルギーを調整しているが これは
上の原則を利用している。
すべてのツボをマスターした施術者でも効果には
差が出てくるのは何故だろう?
効果があっても、持続する時間が異なるのは何故だろう?
或いは根本的改善をなかなか計れない施術は、
どうしてだろう?
私個人の僭越な見解で恐縮だが 根本的改善をはかる
ためには、ヒーラーの高い周波数(・・・純粋性が高く、
超越意識の波動、つまり、現在意識や潜在意識など
現世的波動からの影響が極力ない波動・・・)に施術の
際、どのくらい、集中できるかが、決め手のように思う。
その周波数が高ければ、言葉のみで、”癒された”と断言して
患者が完治するほどの効果があるものだ。
そうした高いバイブレーションを持つ、癒しの波動が、
被施術者のツボや 凝っている場所に放射されれば、
ヒーラーの高い波動に被施術者のヴァイブレーションも
共鳴するので癒される。
機械の体もみほぐしが スキルの高い施術者と効用が
異なるとすれば、手で直接波動を流すか、機械の刺激を
ツボに充てて刺激するにとどまるか、というところだろう。
ツボをもみほぐされれば、気持ちの良いものだが、
その効用が長く続くかといえば、スキルある施術者にして
もらうほどの本質的な身体への変化は、もたらされ
難いだろう。
それは 機械には電流は流れていても、波動体を変えうる
生体波動は流れていないからだ。
二つ目の”異なる波動は排斥し合う”という場合、類は類
を呼ぶ の法則の裏返しで、自分の生体波動と異なる場合、
その近似さの隔たりに正比例して互いに排斥するもの
なのだろう。
極端な例もある。
私が 今年3月、インドのアパートに帰ったさい、
一階に住むB夫人がこんな話を聞かせてくれた。
“昨年12月嫁と一緒にボンベイに住む私のグル(精神世界の師)
を訪れました。
すると、多くの人たちが師の前で祝福を受けているなか、
ある男性が師の前に進もうとすると 師は‘あっちへ行け、
私の、そばへ寄るのではない’とその男を強く口調で
追い払ったのです。
それを見て、周りの人達は当惑しました。
何故、師がその信者に冷たい言葉で対応したか
思い当たることがなかったからです。
後で、師にそのわけを尋ねました。
すると師は答えました
”あの男は過去生で3人の人を殺めた。
そんな罪を 私のところにきて私の祝福で赦してもらおう
というのは、あまりにも甘い考え方だ。
だから、私は拒絶した。
あの男のカルマを、私が背負うほど必要性を私は
見出し得なかった。’“
高い波動を持つ師には、低い波動数を出しているこの男を
あからさまに拒否するほどの、過去生を見通す確かさ
があった。
B夫人の師は、多くの信者の負のカルマを足と腰に
受けて、年齢不詳で若々しさを漲らしているが、
歩くことができずいざって移動している。
自分のカルマを、師に押し付けようとするには
受け入れがたいという理由で師はその男を避けた
のだった。
三番目の”高い波動は低い波動をコントロールする”
というのは、どういうことだろう?
高い波動はポジティブだ。
周囲に、善、愛、調和をもたらす要素が強いほど
高い波動といえるだろう。
B夫人は 方向性がわからなくなり、疑問を持つたびに、
一晩、夜行特急を乗り継いで デリーからボンベイの
夫人の師のもとにに向かう。
そして、師と対座する。
それだけで、高い波動を持つ師のそばで、無意識の中
インスピレーションが湧き、何を自分が今為すべきか
答えが必然的に与えられるというのだ。
師の高い波動に接することで無言の祝福を師から受け取り
ぶれない自己を再認識するのだという。
さて、話をもう少し現実的に引き戻してみたい・・・。
波動科学の応用として 具体的に、現代の生活に
どんな変化がもたらされるのだろうか?
最近NHKで、アレルギー療法の画期的なアプローチ
として紹介されているアメリカの片田舎の様子が
眼にとまった。
子供のころ、家畜とともに生活していたその村の人は
アレルギーになる確率が非常に低い事。
アメリカで自給自足に徹し、宗教上の理由から数百年来の
自給自足生活方法を変えることなく今も、暮らしている
人達の村だった。
その村の人たちにはアレルギーが非常に少ないため、
その原因の研究の結果、
”自然界の超微生物たちの人体に与える免疫力の増加”
という利点に、この村人たちは恩恵を浴しているということ
がわかった。
有用微生物群を EMと呼ぶらしい。
このEMを技術的に活かそうと開発した人が 日本にもいた。
琉球大学の比嘉照夫教授だ。
有用微生物たちはそのフィールドでエネルギーを常に、
出している。
教授は そこに着眼して、農業に活用。
安全で良質な野菜を生産することができるようになる。
医学的にも有効だ。
アレルギーで苦しむ人たちのために、そのアレルギーの原因
になっている悪環境の浄化も可能にする。
微生物が土を活性化する波動エネルギーを利用する。
脳をチェックするのに脳波を利用するのは今では
当たり前だが身体のチェックも身体波で容易になる
かもしれない。
さらに進めば うつ病患者や精神病患者のために、
そうした症状をもたらすマイナス想念の原因波動を、
プラスの波動、積極的で前進的、陽気で調和のとれた
波動に替える ”波動吸入器” も発明されるかもしれない。
喘息患者が使う呼吸のための酸素吸入器のように、
波動を利用した ”プラス想念吸入器”が一般化されるかも
しれない。
さらに将来的には、超常科学的に発展させることも可能
かもしれない。
高くて良質な波動エネルギーから、低くて害のある
エネルギーをその場(フィールド)から取り出して
交換する。
すると、対象フィールドは地球にとどまらず、宇宙
全体に広がったスケールでも可能かもしれない。
現在、石油やガスなどに頼っているエネルギーも、将来は、
波動エネルギーを応用されていくだろう。
波動は存在している。
眼に見えず、耳に聞こえず、触れることも感じることも
できないが、確実に、私たちは多くの波動の中に取り
囲まれて生活している。
一人ひとりが、より高い波動を出すことを心掛けて
行けば、その波動は周りの人の心に届く。
一人ひとりがこうして、より良い波動で行動を社会を
変えるだろうし、波動科学の応用が 実現された社会も
さほど遠くない未来に来るような気がする。