自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

コナンドイルが参加した交霊会;死後に持ち越すもの

2023年09月18日 | 健全生活のために”死”の常識を反転
 
’老いても生きがいを見出せる’霊界からのメッセージ  
9月18日(月曜日)
*********************************************************
 
9月13日からの続きとして、お読みください・・・

では、死後の世界について、コナンが参加した霊界通信では
どんな情報を送ってきているのだろう?
コナンは記している:

死後のことについて、送られてくる通信は、楽しいこと
ばかりである。

人類のメッセージとして、これほど、重大な意味をもつものは
ないと私は考える。

いたずらに恐怖と幻想の世界へ閉じ込めてきた、おどろおどろ
しい想像の産物である’天国と地獄’などは、どこにも見られない” 

そして、コナンのスピリチュアル的解釈が、加えられた意見が
続く;
 
“死後に迎える生活が、幸せに満ち足りたものである、といっても、
その目的とするのは、自分の内部に滞在している霊的資質を発達
させることにある。”

死後も、魂は、その人のアイデンティティーを持ちつつ、
霊的資質を発達させるための精進が霊界で待っているという。
が、肉体次元の時より、それは、幸せに満ち足りているという
ことだから、苦悩の精進ではないことがわかる。

ドイルは、ここで、伝えたいこと・・それは、
”人は、死を迎え、地獄か天国へ行くという裁判にかけられる” 
という 地獄の存在否定と あの世は幸せに満ち足りている
のだという確信だろう。

ドリルは、霊体からのメッセージをいくつも体験して、
死後は、不滅の’魂’の存在と、三次元の現世とは、反対の価値観
を持つ異次元に、帰還できると、考えた。
 
たとえば、ドイルが霊界通信で受けたメッセージには次のような
ものもあった。

“地上で愛し合っていたものはいずれ再会する。
が、地上時代のような肉体関係はないし、したがって、出産は
ない。

強烈な親和力による、深い親密度を実感する。

地上で真実の愛を実感することなく終わった者も、霊の世界に
来て、遅かれ早かれ、霊的配偶者を見出す

幼くして他界した子供は、霊界で自然な成長をする。
それゆえ、たとえば、2歳の女の子の母親が、20年後に他界
して霊界入りした場合、22歳に成長した娘が迎えに来てくれる
という。”
 
愛する家族や、先に逝った友たちとの再会。
地上で真実の愛を知らない者でさえ、霊界では、新たな愛への
体験があるという。
これは、死が恐怖に満ちているのではなく、愛と安らぎの世界だ
ということがわかる。

ドイルは、”肉体の障害は、死後に持ち越さない”というメッセージ
を紹介している。
 
障害ある肉体をもって生まれてきた理由は、その魂が、むしろ
強靭な意思と強さを持っていたから~という解釈とともに。

つまり、そういうハードな身体状況を、”自分の今世の体”として、
敢えて自分で選んで誕生してきた魂は、それなりのハンディ
意義を 生まれる前から知っているわけだ。

その意義とは、ハードルの高い人生を送ることで、普通の身体で
生まれた人より、一層、高い霊的進歩を遂げることが可能になる
ということだ。
 
さて、私にとって、ドイルの霊界通信によって得た情報の中で、
特に、印象的だった言葉をご紹介させていただきたい。
それは、この人生で懸命に努力したり、苦労したりしながら
獲得(開発)した、資質(技能、能力、人格、など)は、
この世限りで終わりにはならないという、嬉しいメッセージ
だった。

“あの世にいけば、自我の成長度が容貌にあらわれる。
老人は、若返るのであるから、女性は老化による美の衰えを
嘆き必要はなく、男性は、体がいうことをきかなくなったこと
や、頭脳の衰えを嘆き必要はないわけだ。

あちらへ行けば、失ったものがすべて取り戻せるのである。”

とした上で、

“技術、文学、音楽、その他の才能は脳の産物ではなく、その
人間の自我の属性であるからには、死後、それを失うという
ことは、その人物の同一性を失うことに等しい。

つまり、全く、’別人となる’ことになる。
それはだから、あり得ない。
死後も、’個性が存続する’ということは、そうした才能も
存続していくことを意味する。”(引用以上) 
 
 
このことが事実ならば、どんな状況になっても、いくつ
歳を重ねても、常に、人は生きがいを、見出すことに、もっと
一所懸命になるだろう。

死後も引き継がれていく、自分を磨くために、”向上心”と
”目標を、持ち続けていられるからだ。

ドイルは霊的徳性の資質について、次のようなメッセージを
受け取っている。

“無欲性と忍耐力、霊性に富むものは、地上と同じく、魂の
が高いということを示す。” 
 
そして、
”それは、霊界入りする以前の、地上での幾多の苦難の
体験によって、培われていることが多い。”

 苦労続きだ~とため息をついている人は 少なくない。
’いつまで、この状態が続くのだろう’と、経済苦、病苦、
不運を嘆いている人も多い。

が、それこそ、永遠に続くものではないということ。
そこで鍛えられた、強靭な忍耐力や理解力は、死後の
異次元の世界では、高く評価される、その人の徳性に
なるという。
無駄な労苦は、一つもないということだ。
 
参考)”The Vital Message by Arthur Conan Doyle ”(1919) 
Psychic Press Limited 23 Great Queen Street, London,
 WC 2B 5BB, England
本文(ドイル言葉)引用部分: 
”コナン・ドイルの心霊学” 新潮選書、コナン・ドイル著、
近藤千雄翻訳 1992



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ドイルの交霊会の真実性への意見

2023年09月13日 | 健全生活のために”死”の常識を反転


著名な科学者を交えた交霊会  2023年9月13日
**********************

ドイルが私たちに残した、スピリチュアル的な功績は二つある
と思う。
一つは、’魂の不滅説’であり、もう一つは、すべての宗教の基
にある、‘普遍的原理’ への提言だ。
 
*今日は、最初の、魂の不滅説について・・
 
ドイルは、多くの霊媒を通して、亡くなった魂と、霊媒
エクトプラズムを利用して交霊会で会った。
その時、亡くなっている霊たちは、現世で生きていた時の
肉体をまとっていた。
ドイルは、自らの著書(①)に、その実験時の、霊体写真を
公開している。
 
が、そのようなことを公言するには、はばかれる風潮があり、
科学的ではないと一笑された。
社会的知名度があればあるほど、その風当たりが強かった。

そうした偏見を少しでもなくすために、ドイルと、心霊学会
メンバー達は、当時の科学界の重鎮を占める学者達に、
ある誘いを もちかけていた。
自分たちの実験会に、彼らが、オブサーバーとして参加して
科学的実験であることを、証明してもらうためだ。
そして、その霊的実験の結果を共有してもらうために。

しかし、なかなか、快く応じてくれる科学者はいなかった。
 
ドイルは自著に書いている:
“ウィリアム・クルックス博士は、王位協会(英国学士院)
事務局長のジョージ・ストークス卿に、博士の研究報告書
を、協会機関紙に掲載することを頼んだ。
が、それを拒否されたので、ぜひ、一度自分の実験室へ
来て欲しいと要望した。
しかし、ストークス卿の。拒否する態度は変わらなかった”

 
しかし、なかには、霊的実験会の参加に応じた著名人たちもいた。
ドイルによれば、
“まじめに心霊現象を検証して、是認した学者は50名を超える。
その中には時代を代表する顔が少なくない。”(*1)
 
こうした実験会で行われる交霊は、’胡散臭い心霊現象’という
イメージは、当時も今も、あまり変わらないようだ。

これに関して、ドイルは次のように、語っている:

“その真実性の証拠を、どこに求めるのかといえば、それは、
その通信の内容を検証する以外には、なんの手がかりもない。

端的に言えば、霊媒が知っているはずがない、プライベートな
ことを述べていることが、最も有力な証拠である。
それをテレパシー説=霊媒が出席者の心の中から読み取って
述べた、などという、飛躍した説で、片づけるべきではない。
 
 さらに続けて・・

“スピリットからのメッセージの中に、自分たちの世界のこと
ばかりではなく、地上世界についての正確な情報も含まれている。

地上世界の事情に通じているものが、自分自身のいる【霊の】
世界について、間違ったことを伝えてくるということは考え
にくい。” 
 
と述べて、さらに続けている:

“無数の霊能者を通じて、届けられている情報に驚くほどの
共通点があるということである。

‘正真正銘’のレッテルを貼る、審査基準というものは、存在
していなくても、人間の常識的判断基準に照らしてみたとき、
そのすべてにかなっている。”

一方、すべての霊的実験会が、完璧ではないことも認めて
いる;
 
“すべてが成功だったわけではない。
完全な失敗に終わったケースもある。
が、その失敗の数は、全体の割合からいえば、英国の
公衆電話の故障の回数よりも少ないといっても、過言では
ない。” 
 
ドイルは、
“これだけの事実を前にして、なお死後の存続を否定する
には、そうした事実を歪曲するか、無視するかのどちらか
でしかない。” とも述べている。




①”The Vital Message by Arthur Conan Doyle ”(1919) 
Psychic Press Limited 23 Great Queen Street, London,
 WC 2B 5BB, England
本文(ドイル言葉)引用部分: 
”コナン・ドイルの心霊学” 新潮選書、コナン・ドイル著、
近藤千雄翻訳 1992


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生まれ変わり一考(3)

2023年02月04日 | 健全生活のために”死”の常識を反転

”生まれ変わり”の”舞台”選択      2023年2月4日

********************************


1月30日では、生まれ変わる予定になった、Sが生前の行いを

裁かれたうえで、その点数にふさわしい’生’の設定舞台を

選択するところだった。

天使たちは、以下のような選択肢を、魂Sに提示する。

 

候補① 

肥満気味のドゥオルニュ夫妻。

人柄は優しく思いやりがある人間。

飲食業を営む。客があまり来ないので、子供として生まれてきても 

残り物しか食べさせない。 


得意料理はラングドック風シチューとシュークリームの

チョコレート仕立て。

残り物はこれになるので、子供として生まれれば、たちまち

のような肥満になること請け合い。

 

候補② 

ポレ一家。父親の職業は煙草や。父親はヘビースモーカーで

大酒飲み。


妻は読み書きができないが夫に対し従順。

夫は泥酔状態になると、家族の誰彼かまわず、暴力を振るう。 

ここに子供で生まれれば、‘革ベルトの鞭が雨あられのように

降りそそぐ’こと請け合い。

 

候補③ 

ド・スュルナック夫妻。上流階級。

スポーツ好きで若作り、常に流行先端をいく、友達感覚の夫婦。

夜遊びが派手で世界中旅している。 


ここに子供として生まれれば、好きことをなんでもさせて

くれるが、親が非常にエネルギッシュなのでそれと対照的

目立たず、引っ込み思案の子供に育つこと請け合い。

 

そういう子供になれば、親に嫉妬し、その後、親を憎む人生

を歩む。

親たちは自分たちの生活を楽しむことで手一杯で、お互い

愛し合っているので、子供への関心は薄くなる。


だから、子供として生まれれば、引っ込み思案、親を怨み憎み、

怒りっぽく気難しい子供に成長すること

請け合い。

親は60歳になっても若々しい対し、あなたは20歳ですでに

小さな老人のように老け込むだろう。 

自分の両親を憎むことを認めたがらないから、環境を、全世界

をあなた恨むようになる。

 

候補④ 

ゴムラン夫妻。老夫婦。

子供はできないので、体外受精技術によって、閉経した妻に

授かった子供として生まれる。 

あなたはこの家庭に思いがけない贈り物として迎えられる。

甘やかされ、大事にされ、あなたも、両親を愛し、崇拝さえする

ようになる。


あなたは彼らを愛するがあまり、家族の絆、殻から出られなくなる。

いつも家に閉じこもって、ほかのものに眼を向けることさえでき

ない。

母親を愛するあまり、どんな魅力的な女性すら、母親にはかなわない

信じ、どんな男性も自分の父親ほど、賢くて物分りが善い人

いないと思い込む。


両親は年寄りであなたが若いうちこの世を去る。

幼いあなたは孤児として残され、彼らが早く逝ってしまったこと

悲しみながら暮らしていく。

 

候補⑤ 

シルプール夫妻。

あなたが受胎しても生まれる前に離婚する。

あなたは母親に育てられる。

彼女には恋人ができるが、あなた嫌うようになる。

あなたのせいで恋人に捨てられないと母親は恐れ、あなたが泣けば

叩いたり、恋人が来ればあなたを戸棚押し込めたりするだろう。


別れた父親は、週末にあなたと会いに来るが彼もあなたより、

愛人たちほうを大切にする。

 

ただ、長所もある。あなたの心には、人生の復讐をしたいいう

欲望生まれる。

母親を思い出させるすべての女性を嫌い、無関心示すが、かえって、

それがあなたの魅力となり、多くの女性があなたに惹かれるよう

になる。 


女性のみならず、男性も憎む。

父親を想いだすからだ。

そのため、あなたは、彼らを支配したいと権力を渇望するように

なる。 

不幸な幼年時代を送る代わり富や名声を手に入れる。

(以上引用終わり)

 

さて、このリストを見ながら、とまどい、途方にくれる魂Sどんな

決断をしたのだろう。

迷える魂に、天使ガブリエルは次のように言う。

(以下引用)

“マイナス230点では、あなたのために用意できるカップルは

これだけだ。

太ったレストラン経営者夫婦、大酒飲みの煙草や夫妻、精力的

ブルジョア夫婦、子供を甘やかしすぎる年寄り夫婦、離婚した

意地悪夫妻、どれか選びなさい。


そうしないと、健康に不安をもって生まれる子供になる決断

しか残りません。・・・

第三世界に生まれ変わるという選択肢も残されている。

満腹になるまで食べることはできないが、高温の気候の

恩恵に浴することはできるかもしれない。“(引用終わり)

 

こうしてみると、どこまで本当の話かは論議の余地があるにせよ、

それなりに、あの世のフィクションとして読んでも、納得できる

気がした。

少なくとも、生まれ変わりとは、まだこの世で果たせなかった、

目的の’何か’を、引き続き、実現するために、娑婆世界へ戻ること

だと、わかる。

この世で果たせなかったこと・・それは何??、

一度死んで、こうして裁きを受けて客観的にわかることも

あるだろうし、なんとなく、生きている現在、心奥では

気づいている人もいるだろう。

 

いずれにしても、自分の短所・長所を含めて、環境や教育

に生まれながらにして、左右されている部分は否めない。

そうした事も、もしかしたら、生まれ変わる前の”魂”が

わかっていて、親や環境を、選んできたのかもしれない。

だとすれば、現在の自分を分析して、悩んだり、苦しん

だりする前に、それも、自分が克服できるための

ハンディーと、割り切って、”魂”的立場から、今

生きている人生舞台を眺めるゆとりが必要かもしれない。

そして、その演出家は、私であり、その主役はもちろん、

であると思えば、誰のせいにすることなく、舞台の筋書き

を自分なりに納得できるようにしようと、前向きな創作意欲

出てくる可能性があるのだろう。

 

 

 引用箇所(*1)~“タナノート” 

ベルナール ヴェルベール、

日本放送出版協会、1996

 

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生まれ変わり一考(2)

2023年01月31日 | 健全生活のために”死”の常識を反転

輪廻転生を終えるための、人生点数は?   2023年1月31日

***************************

1月27日からの続きです。

***********************

これまで)

亡くなって死後の世界に来たSが天使の前で、生前の行いの

良し悪しの点数をつけられていた。

それによって、次の生まれ変わり予定条件が変わる

ようだ。

今日は、彼の、生前良かった行いを、認めて加点される

ところから、始まる。

R:“そうはまだ言っていない。

定期的に病院で献血したので、加点20点。

高速道路で炎上しかかった車から運転手を助けたので

得点50点。

古着を棄てる代わりに、エマオの会(恵まれない人

たちへの支援団体)に寄付として 送ったので得点10点。

S:“私が死んだ時のこともお忘れ

なく・・・”以上は本引用)

 

これは作り話のように見えるが、タナノートによると、

幽体離脱してきた著者が、あちらで、こうした話

見聞きしてきた記録ということだ。

閻魔さまはいないが、天使たちが生前の行いを記録につけて

点数がつけられるところは興味深い。

その魂は 交通事故に巻き込まれて死んだ。

以下、本文を引き続き引用;

 

G “そう、あなたは、追い越そう飛び出してきた

トラックが目の前に現れたとき、とっさに前にいた自転車

を避けようとして、横のプラタナスの木に激突

したのだったね。

この2台のトラックの運転手たちは あなたのすぐ後ろで

自分たちの裁きを待っている・・

今回ばかりはあなたも良い判断したのを認めよう。

10点の加点。

自転車だけでなく、プラタナス避けていたら、もっと得点

を得たかもしれない。”

S “なんだって?!”

M “その通り。

ただひたすら葉を茂らせて、道に日陰を作ることを

望んでいた若いプラタナスだった。

この木をあなたは真っ二つに折ってしまったのですからね。

この次は自転車もプラタナス避けて 側溝に突っ込む

ことですね。

おそらくそうすれば、車に火がついて、焼死することに

なっただろう。

火で死ぬことはここでは非常得点が高いのですよ。

S “?・・むごたらしい死だからという意味で?”

R “いや、苦しみが大きければ大きいほど、死は殉教

に近くなります。

焼死の場合、100点の得点になる。”

S “‘この次に’と今おっしゃいましたが、それはどういう

ことで?”

G “輪廻転生のサイクルを終わらせるために、前の生で

生きてきた得点は600点必要です。

さて、あなたの今までの今回のでの得点はマイナス230点。

それほどひどい点数ではないが・・”

M “特に人間としてはそれでも193回目の転生だということを

考えれば・・

あなたを別の体に送り返すしかありませんね、 

次回の試験ではマイナス230点なんて、ひどい点

をとらないよう、頑張ってください。

S “別の体!?”

M “別の生のこと、これからあなたが選ぶ人生のこと。”

S “自分の人生を私が選ぶのですか?”

G “勿論。人は常に、自分の選んだものが自分に還ってきて

いる。”

M “私たちは、あなたのようなに奉仕するためにここに

いるのです。

あなたの成長を助けるために存在している。

あなたの転生はあなたにとって良いように改心できるように、

用意されている。”

R “そう、私たちはあなたに、今回の生で犯した過ちを改める

機会を与えるのだ。

新しい生の最初に持っていく切り札というハンディーキャップ

を、まず、選びなさい。

マイナス230点ではどんな生が選べるのか、調べてみよう。・・・

ここにリストがある。 

未来の両親になる候補のリストだ。”

(以上引用)

死んだ魂は こうした反省を呼び起されて、点数がつけられ

その点数次第で次のステップが 決まってくるという

仕組みらしい。

その天使ラファエロが提示した、リストにかかれているのを

見ると、次のような選択肢が用意されていた。

続きは2月4日に。

 

 引用箇所(*1)~“タナノート” 

ベルナール ヴェルベール、

日本放送出版協会、1996

 

***************************************

 

 

 

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生まれ変わり一考(1)

2023年01月27日 | 健全生活のために”死”の常識を反転

転生する前に、次の人生をどうやって設定するか?    2023年1月28日

**********************************

夫が他界して早4か月。彼の魂は生まれ変わる

のだろうか?

それとも、モクシェといわれる、輪廻解脱に至り、この世

での為すことは終わり、次のステージに、向かって

いるのだろうか?

輪廻転生は仏教だけの話かと思ったら、クリスチャンの

スピリチュアルな人たちはそれを信じているし、

シャーロックホームズの産みの親、コナン・ドイル氏

は晩年、その研究に没頭し霊体を呼ぶ出す会合に出席

している。

神道の”ホツマツタヱ”の中でも、ヤマタノオロチの魂は、

イワナガ姫に生まれ変わり、スサノオノミコトヤマト

タケの命に生まれ変わったと記述がある。

 

最近は、死後の世界を否定せず、普通に存在すると感じられる人

たちが多くなっているようだ。

それは、現実に 勇気をもって臨死体験者がそのことを本に

しているからだろう。

そうした体験記を読むと、誰もが生まれる際には、自分から、

’今生の親を、選び、舞台設定を。あらかじめ、決めて生まれてきた

ということが、わかる。

それが、理解できたら、現在の境遇が悪くても、こんなになった

のは環境のせいだとは、責めることはできないし、この生での

意義を全うすることが、次の生につながるということも

わかるだろう。


むしろ、永遠に変わらぬ”私”の”魂”が、”何か”の目標に到達する

ために選んできた人生なのだから、直面している困難や、想定外

で理不尽に見える不幸にも、”必ず乗りこえる”という自信と

自覚が、湧くだろう

**********************

今日はフランスの科学ジャーナリスト、ベルナール ヴェルベール

の本からそうしたことに関する、興味ある話をご紹介したい。

彼自身、幽体離脱をして、他界に赴き、見聞きしてきたことを、

本にまとめている

 

 以下著書から(*1)・・・ 

登場人物: 大天使ガブリエル、ミカエル、ラファエル、 

死んで今度生まれ変わりを予定している魂をSガブリエルを

ラファエル、ミカエルをM略する。

 

(死んで生まれ変わり想定の魂)

“ここはどこです?”

~ミカエル

“魂のオリエンテーションセンター。

私たちはこれから、あなたの送った

生を量(はかり)にかける。“

~ラファエル

“裁判のことだ。

あなたの行いを裁き、地球での

輪廻転生のサイクルを終わりに

できるかどうか、あなたの人生を

審査して判断を下す”

“私は善良な人間でした”・・“とがめられることは何もない

はずです。 

結婚して 三人の子供をもうけ死ぬ前に家族に莫大な遺産を

残してきた。 

:“奥さんの話がでたが、私の手元にはあなたが彼女をよく泣

かした事実がある。

あなたは不貞を働いて・・・子供の話もでたが、あなたは

本当に彼らの面倒を見たのかね?

彼らが生まれるときでさえ、休暇をとり、出かけようとしていた。

出張を口実に彼らの夜泣きの世話から逃げていた。

奥さんがあなたにそばにいて欲しいと思うときは

いつもあなたは彼女一人にしておいた。

両親の話をしよう。

あなたは、年老いた両親を設備の悪い老人ホームに預け、

せいぜい、一年に一度しか会いにいくことがなかった。“

S:“私の親は我がままなのです。

私は仕事で本当に忙しかった。”

:’あなたの両親は わがままなあなたを育ててくれた。

あなたは、子供時代、よくお漏らしをし、泣き、わめき、

だらしなくよだれを始終たらし、きちんと立っていられない

子供だった。

それでも、二人はあなたの気まぐれを我慢する忍耐力は

あった。”

:“なんでも、仕事のせいにしていますね。

あなたの秘書の話をしましょうか?”

S:“そのことも知っているのですか?”

:“ここでは私たちはすべてを承知している。

すべてを理解しすべてを計上しなければならない。

両親の話に戻せば、二人は本当にあなたに会いたがっていた。

施設に入って、あなたに会えなくなったことを嘆いていた。

老人ホームでは 面会客は多ければ多いほど、そのお年寄り

に対して職員の面倒見が良くなる。 

顧みられないお年寄りは、結局、誰からも愛されない人間と

思われるものだ。 だから粗末に扱われる。“

S:“そうはいっても、私はかなり、両親に贈り物を送り

ましたよ”

:“いつもあなたは物質的に考える。あなたの両親は贈り物

など欲しがっていなかった。ただ、あなたにそばにいて欲し

かったのだ。

奥さんや子供たちがそうであったように。”

S:“それはちょっと・・・?

二人ともあのホームにて、そんなに不幸だったとは思えない。 

会いにいくたび、はっきり言ってましたよ、’万事順調’だって。”

:“二人とも、あなたを愛していたから、あなたに罪意識を

持たせたく なかったから、そう言っていたのだよ。

今までの話を聞いてマイナス260点だ。”

S:“待ってください。わたしだって、下界で善い

事をしてきたんです。”

:“例えば?”

S:“工場をたてて、失業者を雇い、彼らの家族を養い

人々の生活を、よりよくする製品を造って社会に貢献

しました。”

:“あなたの工場は あの地域一帯を汚染した。”

:“しかも、あの労働条件で。

そのために労使間に絶え間ない紛争の種を創りだした。

あなたは、双方を対立させて、すべてを壊してしまいましたね。”

S:“経営の合理化のために労使を区別することは、現代の

経営法則ですよ。”

G:“工場経営に関して減点60点。

まだある。

S:“今度は何ですか?”

:“一生に侵した、がらくたのような罪。

周囲の者を傷つけた嘘、8254件。

やや卑劣な行為、567件。

きわめて卑劣な行為、789件。

タイヤで踏みつぶした小動物、

45件。

さらにあなたは選挙でいい加減に投票した、家の財産を使って

ギャンブルに手を出した、

音のうるさい車に乗った・・・”

S:“私はそんなに下劣きわまりない人間でしたか・・

 

このようにして死後の世界に行ったSの魂は、彼の人生をすべて

知り尽くしている、天使たちにその行いの点数をつけられる形で

’裁判’は続く。

何のために?

彼の成長のために、次に生まれるべき環境の選択が、その点数に

よって天使からオファーされるために::

 

 

続きは次回に・・・

 

 引用箇所(*1)~“タナノート” 

ベルナール ヴェルベール、

日本放送出版協会、1996

 

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