
身体とは? 2025/09/06
*************
前置き)
元ホンダの知的財産部長、久慈直登氏が ご自身が感銘を受けた
として、著書(1)の中で、ある本を紹介していた。
それは、”セツは語る”(*2)という本だ。
セツとは、地球ができる前から意識は存在していた、個性あるスピリット。
ある女性に憑依≪という言葉は適切ではないが、自動書記という形で
ロバーツと呼ばれる女性の身体を借りて、メッセージを残した≫して、
諸々の霊界・神界での”スピリチュアルな常識”を この本を通して、
語っている。
数回にわたり、彼女のメッセージをお送りしている。
ご紹介する言葉は、私のブログでも、何度もとりあげている話題でも
あり、共感の多いところでもある。
**************
今日のセツの言葉は、私たちの身体とは?に関してです;
”特定の形態をともなったエネルギー場。
その中に、あなた自身のどこに、自分自身というものがいるのか
突き止めることはできない。
それでも、あなたは、“これは私の身体”“私の名前”という。
あなたという個性を自分自身でも、自分の身体の中に見つけられない
となると、自分の身体の臓器や細胞を繋ぎとめている“自己自身”は、
どこにあるのか?(P172)
**************
開口一番の言葉:”エネルギー場である”という身体への定義。
物質そのものが、どんな物質として現れていても、本質は、エネルギー体
であるというほうが、あたっているかもしれない。
肉体は、確かに、物質である。
だが、仮に、この身体が、”エネルギー体”としても、”私という意識”
はどこに潜んでいるのだろう?
”あなたという個性を自分自身でも、自分の身体の中に見つけられない”
とセツも認めている。
反対に言えば、この身体の中に、”私”はいない~ということになる。
では、どこに?
答えは、私 とは、自分の”身体の臓器や細胞を、組織的につなげ”まとめ
ている、その働きの中にあるということらしい。
それは、次のセツの言葉から、わかる。
”自分の身体の臓器や細胞を繋ぎとめている自己自身”
これは、もう、”頭脳で考えている私自身”を越えている。
”本当の私”が、そういう役目をしているといわれても、ピンとこない。
なぜなら、そんな自分を意識できるはずもないのだから・・・
たとえば、”自律神経”は、自分の意志で動かせる、代物でない。
もし、心臓や他の臓器、ホルモンバランスや、免疫システムなどを
含めた、身体の、”意識が届かない働き” を、統括できる、自分を
意識できるのなら(面倒な文章で申し訳ないが・・)
セツのいうように、
それらを、”自分で完全にコントロール”できる自分自身を、自覚して
いたら、
病人で寝込む前に、ほぼほぼ、重症化することなく、改善して、医師の
負担もだいぶ、楽になるはずである。
ところが、”本当の私” というのは、そうは、簡単に知覚されない。
どこにあるのか?と問えば、
”その(魂本来の)自分の範疇” にあるというのが、セツの考える、
常識らしい。
魂本来の、役目と力、それこそが、自分が生きている生命力の原動で
私たちの本来の姿というわけだ。
もちろん、自然治癒力セラピー協会も、実は、その説を共有
している。
だから、この協会のブログの筆頭に副題として、
”自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます”
の言葉が添えられている。
本当の”自分”に、目覚めたいという思いがあるのだ。
つまり、”本当の自分を知る”ことは、その自分を意識することから始まる。
意識することは、それが、表現される第一歩となる。
表現が完全であればあるほど、健康体を維持する確率が大きくなるという
理屈になる。
だから、”本当の自分を知る”という意義は、健康管理の第一歩であると
いっても、過言ではないと、信じている。
これは、すでに、数日前のブログに書いた、最後のバラグラフに被る;
”魂は、神性の発端です”という、セツの言葉が答えのように感じる。
本当の自分を見出すためは、私たちの魂の声に耳を傾けることから、
始まるのだろう。
セツは、この言葉で、私たちの”魂”は、”神性(創造力)”と結びつく、
想像を超えた力を持つ 純粋なエネルギー体であると、言っている
ようだ。”
(”・・・・”内は、前回のブログから引用)
*************
1)
”最新科学とスピリチュアル” 2020年8月13日初版
著書/久慈直登
発行所/ナチュラルスピリット
”最新科学とスピリチュアル” 2020年8月13日初版
著書/久慈直登
発行所/ナチュラルスピリット
2)”セスは語る”~魂が永遠であること~
著者;ジェーン・ロバーツ
発行所/ナチュラルスピリット