夕方の南西の空で、木星と土星が並んで輝いています。
これは15日の夕方に撮影したものです。
下の明るいほうが木星、上が土星です。
50倍くらいの望遠鏡では、同じ視野の中に土星と木星が見えます。
小さくてわかりにくいですが、よく見ると土星の輪っかや木星のガリレオ衛星も見えます。
ふたつの星はこれからどんどん近づき、21日には0.1度(満月の5分の1)まで近づきます。
これは大きさや位置を合わせて作った予想図です。
こんなに近づいて見えるのは1623年以来397年ぶりだそうです。
太陽系の天体が動いているのを実感できる数少ないチャンスです。しばらくの間、夕方の南西の空から目が離せませんね!
(た)