「テラ・ドーム」日記

にしわき経緯度地球科学館「テラ・ドーム」でのできごとや、日本へそ公園内の自然、天文現象などを紹介します。

青少年のための科学の祭典丹波大会に出展

2018-07-29 18:33:36 | 日記

青少年のための科学の祭典に出かけました。行く先は丹波市。出展ブースは「火打ち石で火を起こそう」。テラ・サポートの皆さんは小学生から中学生、おとなまで6人。

10時開店。さっそくお客さん。あとは途切れる間もなく、午後4時30分までずっと体験希望者が続きました。

 

サポートメンバーさんのおかげでトラブルなく、閉店までばっちりうまくいきました。よかったのは、サポートの皆さんがとても充実した時間を持たれたことです。小学生もじつにみごとに技を伝えていました。

 

お客さんに楽しんでいただくことを楽しむ、この点をじゅうぶん体験していただいたように思います。

縄文時代に使われていたキリモミ式発火も大成功!

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【追記】①火打ち式発火道具をつくる特別企画! 8月21日(火)及び23日(木)の二日間です。対象は4年生以上で親子。 ②あなたもサポートメンバーになりませんか。対象は小学4、5年です。土曜日のちょこっとサイエンスの補助、イベント協力などで活動していただきます。くわしくは当科学館にお問い合わせください。

 


へそ公園、酷暑の自然

2018-07-24 17:23:19 | 日記

 昨日の最高気温は37.5℃。今夏の記録を塗り替えました。今日は36.5℃。これだけ暑いと、自然もたいへん。雨もまったくないし……。

シオカラトンボはエサを待ち構えていて、ときどき襲い掛かっていました。しかし、獲物が少ないので苦労気味。

 

ツチイナゴはフェンスをつかんで、太陽を浴びていました。大丈夫なのかなあ。

 

オオバコは水分を失っています。 

 

 

シロツメクサは枯れ気味。上を歩くとカサカサと乾いた音がします。

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ジャガイモの実生種子、明日からプレゼント

2018-07-13 18:23:56 | 日記

ジャガイモの種イモは本物の種子ではありません。あくまでイモです。本物の種子は、花が咲き終わった後に膨らんでくる実の中にあります。ジャガイモは種子植物のなかまで、トマトと同じナス科。それでミニトマトの実と似たしくみをもっているとお考えください。じつは、実の中に最大300粒ほどの種子が詰まっています。大きさはゴマ粒ぐらいです。

 

種子を植えると発芽します。種イモは“出芽する”といいます。これに対して、種子の方はあくまで“発芽する”です。夏は暑いために種子が休眠中で発芽しませんが、ごく簡単な方法で発芽を促す方法があります。

発芽すると、やがて小さなイモができかけるのを観察できます。シードポテトです。たいへん感動的かと思います。

 

 

この種子をご希望の方に差し上げます。わたしたちと一緒に育ててみませんか。お渡しするのは明日からで、受付で栽培説明書とともにお渡しします。申し訳ございませんが、郵送での対応はしておりませんのでご了承ください。

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ツバメシジミの産卵

2018-07-12 11:28:35 | 日記

またツバメシジミの産卵時期がやって来ました。

草を刈り取ったあとに,シロツメクサが伸びてきて花を付けいています。今朝のこと。そこにツバメシジミが産卵に訪れていました。

 

産卵行動は,見ているとそれとわかります。花ばかりを探して飛び回ります。

 

びっくりさせなければ,舞い上がることはありません。

 

うんと近寄っても大丈夫。

 

ほらっ,あとに卵がなんと二つも!

 

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ネジバナとチョウ

2018-07-08 13:42:05 | 日記

公園にはあちこちにネジバナの花が咲いています。小さな花列が右回りに、左回りに、あるいは真っ直ぐにと多様な姿を見せています。

そこには昆虫の姿があります。観察していると、チョウも訪れているのに気づきます。小雨が降る中でも、チョウは元気です。

モンシロチョウは花から花へと舞っていました。

 

ヒメウラナミジャノメも。

 

ベニシジミも。 

 

キチョウも吸蜜していましたが、写真に撮ることができませんでした。このほか、どんなチョウが来るのか見守ってみましょう。

チョウを含めた昆虫たちのお蔭で、ネジバナは種子をどっさりつくります。小さな小さな種子! この種子が落ちて、風で吹き飛ばされ、水で流されて分布域を広げます。ネジバナはまだまだ広がっていきます。

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