フロントホイールを組みます。
今回はディスクブレーキ用のハブダイナモを使いますので、逆イタリアン組み。
スモールロードでも書いた「サルでも組めるイタリアン」のハブの左右を入れ替えれば良いだけです。
まずは下準備。
ネットでスポークカリキュレータは無数にありますので指示に従って計算しスポークを購入します。
左右で長さが変わる場合がありますので注意しましょう。
まずはリムのスポーク穴にオフセットがある場合はバルブ穴の左にオフセットされたスポーク穴がくるようにセットしてここを1番として1穴飛ばしで時計回りでナンバリングしていきます。
ナンバリングしてない飛ばした穴は反対のフランジから出たスポークが刺さる穴になりますから間違いにすぐ気づけます。
また、この手順はバルブ上空にスポークが走らないようにも対応しています。
今回使用するDTのRR440はオフセットはありませんでしたが、作業しやすいようにでしょうか?外側から見ると微かに穴が左右に振って空いていました。
画像の手前の穴は右に寄ってます。
奥の穴は左に。
つまり手前の穴から出るスポークは左のフランジにつながり、奥の穴は右のフランジにつながるのでしょう。
振れ取り台にリムとハブをセットします。
ハブダイナモには回転方向があります。
画像の右が進行方向になりますね。
「サルでも組めるイタリアン」方式で逆イタリアンにするにはハブを逆にセットすれば良いだけですので左右逆にセットします。
画像は自転車の右側面から見ています。
進行方向は画像の右になります。
ハブダイナモがひっくり返っていますね。これで正解です。
ホイールが組み上がった時にバルブとハブのロゴが揃っているとなんとなくカッコイイような気がするのでロゴの中心のフランジ穴に起点を設けます。
この起点から反時計回りに4穴戻ったフランジ穴にフランジの外から内側に向かってスポークを刺して1番のリム穴に刺さります。
ニップルを2回転ほどねじ込んでスポークを止めておきましょう。
スポークのネジ山には極少量のグリスを付けると良いでしょう。
1番のスポークが入ったら次は1穴飛ばしたフランジ穴に同様に外から内側にスポークを刺して3番のリム穴に刺さります。
外から内側に入るスポークはフランジ穴を1穴づつとばしながら全て奇数リム穴に刺さります。
全ての奇数リム穴にスポークが入ったら次のターンに移ります。
続く
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