ロードとクロスとメンテとブルベ。。。とスノボ

自転車のメンテナンスや改造に特化してみました。あとスノボも。

ホイールバランサー作成

2014-02-14 07:50:11 | テスタッチ トレミニヨン

ロードバイクのホイールは軽いです。
当たり前っちゃ当たり前ですね。
で、その重量の割りには直径は700mmもあるんですね。

家庭の洗濯機が脱水工程でガラコンガラコン言ってるのは洗濯物の重量が偏って綺麗な回転の妨げとなっているからで、自動車のホイールと同様にロードバイクのホイールも重心が偏らぬようバランスウエイトで修正してあげると振動の低減・加速と巡航速度アップ、また、回転ダレも少なくなるのが容易に体感できます。

市販品でもあるにはありますが、非常に高価だったりしますので誰にでも自作が可能なバランサーを作ってみました。

作業環境の整備


でました、塩ビの水道管。
またかよって声が聞こえてきそうです。
25mmの水道管の外径は約32mmでした。


各パーツを切り出します。


とりあえず仮組みしてパーツの精度を高めるための削りやケガキを入れていきます。
台座から立ち上がるパイプの先端に付いてる向かい合ったパーツ(チーズ→短管→エルボ)の間隔は130mmです。
高さは400mmほどです。

こんなパーツも作りました。
フロントハブ用パーツになります内部にストッパーが接着してあります。
先程の本体のハブの入る部分にも同様の処置がしてあります。


6200番台の汎用ベアリングです。
シールがあるものはフリクションが大きいので避けます。
価格は1個200円もしません。

ホムセンで5φのネジのシャフトと蝶ナット、ワッシャー、ナットを用意します。
全部で800円ぐらい。
シャフトは有効長150mmほどでカットします。


先端部分は蝶ナットとナットでダブルナットで固定してあります。
ワッシャーを通します。


こんな感じでベアリングを通してこのパーツは完成です。


本体の先端部分にフロントホイール用のパーツを固定するための蝶ボルトを取り付けました。
塩ビですので3.5mmの下穴を開けてねじ込めばネジ山は勝手に付きます。
チョット動きが渋めですが使っているうちに良くなるでしょう。
同じエルボの曲がりの部分に穴が空いています。
先程のベアリングパーツを収納するためです。


さぁ、これを使って実際にバランスを取ってみましょう



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