ベニマシコ KOWA PROMINAR TSN664ED+TSE14+SONY DSC-W1
2009.1.2.FRI
1月2日の今日、天気予報で長野県北部は雪!完全に雪の予報が出ていて昨夜寝るときにも「残念だけど明日は無理みたいだから午前中ゆっくり野遊び日記の原稿書きでもしようと思ってました。
朝6時過ぎに起きてカーテンを開けて外を見たら雪が降り始めたようで庭が白くなっていましたが7時にもう一回外を見たら明るい!!しかも雪は思ったほど降ってないし空を見たら青空の範囲が多い!
で、慌ててお餅を三つほど食べて準備して出発!長野滞在の最後の鳥見に行くことができました。セキレイのいる用水路の横の道を歩いているときに凍った路面に足を滑らせて思いっきりコケてしまった。強打したのはお尻だったので大したこともなく現場に到着。
ノスリの木をチェックしたが不在。しかたなく林道を歩き広場の手前まできたときにベニマシコの声が聞こえた。しかも複数!!慎重に近づいていきましたが声は遠のいてしまった。まいったなあとタバコを取り出して一服していると近くのブッシュで何かが動いた!とっさにモニターに入れるとベニマシコでした!群れは遠のいたと思ってましたが小さな群れが残っていたようで複数のベニマシコが見え隠れしながら採餌しながら移動していた。
距離も近いし、たまに止まってくれるので連写モードで何枚か撮れたのを確認できたのですが群れはさらに枝の被ったブッシュの方に移動し始めたので先回りして待ち伏せしましたが・・・やってきませんでした。
スタートしてすぐにベニマシコが撮れてニコニコ!そこから少し歩いて犀川の河原が見えるところでちょっと待ってると遠くにカワラヒワの群れがいて枯れたブッシュの上に止まっているのを撮っているとそこにシメも現れた!!しかしワンチャンスで、もうちょっとノンビリして欲しかった。
今日の狙いは林道奥にあるベニマシコポイントで粘る!ということでしたが結局何も出てきてくれず、仕方なしに林道を戻り行きにベニマシコのいたところもチェックしましたが鳥影はなく、ノスリポイントに戻って帰ろうかと歩き出してふと、広い河原の対岸にある大きな流木が見えるところでトビでも止まってないかな?と双眼鏡でチェックしたら流木の枝の抜こうに鳥らしきものが見えるような気がした。
どうせ枝だろ?とは思いながらデジスコのテレ端で撮影してチェックしたら何やら猛禽らしきのが止まっていた!!
本日のトリはこいつだ!と三脚担いで林道をどんどん戻り河原に降りれる所まで戻ってブッシュの陰から確認するとまだ居る!!
いきなり河原に飛び出したら、いくら対岸といえ奴はこっちに気が付いているはずだから飛ばれると思いブッシュの陰で抜けるところを探して証拠写真を押さえることにした。
鳥までの距離は50m以上あるしこの頃から雪が降り出してピントが撮り辛く何度も何度もピント位置を変えては連写してなんとか証拠写真は撮れたと確認して河原に出ていいポイントから撮影することにした。しかしそのまま出ていくのはリスキーなので三脚の足を詰めて短くして中腰の体制で河原に出て急いでモニターに捕捉してピントを食らわして一枚シャッターを切って、さあピントをもう一回微調整と思ったときには飛ばれてました・・・。
さすがは猛禽!あの距離でもきっちり分かっていたようです、モニターで確認したところコチョウゲンボウのようで、かなりの枚数を撮ったなかで3~5枚くらいがなんとか見れる?って感じでした。あとはブレたり雪にフォーカスがいってしまったピンボケが多かったようですが何とか残せてホッと安心しました。
今回5日間の長野帰省中に4回も鳥見ができまして撮った鳥はノスリ、コチョウゲンボウ、ベニマシコ、シメ、カシラダカ、カワラヒワ、オナガ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、キセキレイと種類はまずまずでしたが声と姿を見かけたアカゲラを撮れなかったのは非常に残念でした。
しかし実家から歩いて10分でこんなに面白いフィールドがあって毎日通うことができ、今年も最高な正月休みになりました。
いまからこんなことを書くと鬼が大笑いするでしょうが来年は真っ赤なベニマシコが撮りたいです(^^)v
コチョウゲンボウ KOWA PROMINAR TSN664ED+TSE14+SONY DSC-W1