つれつれたれたれ

日常のことなどのんびり書いていきます。

少年兵 水木しげるが描いた島

2008-03-08 | 散歩



初年兵 水木しげるが描いた島》展に行ってきました。
京阪枚方市駅東口を出てすぐ。

サンプラザ3号館の5階、市民ギャラリーで3月12日(水)まで
開催時間は午前10時~午後6時(水曜は午後5時まで。木曜休館)。入場無料。

複製画ですが、水木先生が終戦直後に描いた作品24点が展示されておりました。
入ってすぐに、水木先生がお迎えしてくれます。
  

抑えた照明で淡々と展示してあり、BGMは『Merry Christmas Mr.Lawrence』
無料とはいえ、なかなか凝った展示です。
土曜日のせいか、お客さんの入りもなかなか。
堪能させていただきました


宿場町として栄えた枚方市は、明治に入ると兵器製造のまちに。
禁野(きんや)火薬庫では明治・昭和と2回の大爆発があったそうです。
昭和14年(1939)3月1日の爆発では、14時45分から始まった爆発は合計29回。
爆発による火災は3日正午まで続き、死者94名、負傷602名。
家屋の全半壊821。被災世帯4425の大惨事に(もっと多いという説もあり)。
これを忘れない為に、3月1日を枚方平和の日に制定したとか。
今回はじめて知りました。


もりでうまれたおんなのこ

2008-03-08 | 読書

『もりでうまれたおんなのこ』

今日はもりでうまれたおんなのこを。

《自分のこんなトコロが好き》といえる人は、いったいどれぐらいいるでしょうか。

自分にとって面白いことや楽しいこと、好きなことをした時。
おいしいものを食べたりした時。
がんばった自分をきちんと褒めた時。
そして、誰かに《好き》といってもらう時。
でも、それだけでは足りません。
そんな自分を受け止めることができて初めて
《自分が好き》
になるのだそうです。


「あなたはいいこ。だからわたしはあなたがすき」
女の子はみんなに言われます。
お母さんにも、ろばさんにも、ぶたさんにも、山猫さんにも。
皆、何かをした代わりにいってくれるのです。
でもある日、おんなのこは誰からも《いいこ》といわれなかったのです。
死んだお母さんの変わりに《いいこ》と言ってくれていた鏡が言います。
「だから わたしは あなたが きらい」
おんなのこは森へ逃げていきました。
そしてそこで・・・。

泣きました。
「なんて すてきな かみさまの プレゼント

この本が神様のプレゼントだよ
、畜生。
がんばっているあなた、読んでください。
一緒に泣きましょう

がんばっている人に推奨。