発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

ジ10再塗装とステップ整備

2024年07月31日 | 猫屋線(改造)

ちょっと明るめになったが、

ジ2のブルーもなかなかいい、と言うことで、隣のくすんだブルーのジ10も再塗装することに。

 

ジ10の再塗装で厄介なのが、銀色に塗られた正面のグリル。

ここは1ミリ幅のマスキングテープ使用。

ジ2とは異なり、中央のクリーム色はそのまま使うので、車体下部と上部の部分だけブルー塗装。

同時に8号客車につけるラジエーターグリルが目立ちすぎたので、これも車体色のグリーンで再塗装。

そして塗装終了後の乾燥時間を利用して、あのステップを再整備。

元々、バケット電車から外したバケットを付ける気ではいたのだが、いざばらして、単端のステップにつけてみると、バケットの方が大きい(奥行きがある)。

しかもどうせつけるなら、奥行きをカットしたバケットを付けるだけなら、面白みがない。

と言うことで、

バケットを幅方向に3分割し、両サイド部だけ使い、中央部は運材車でも使ったあのチェーンで仕切りを表現することに。

チェーンが大きいけど、この際、そんなことは無視。

出来上がった感じ、なかなかいい雰囲気。

半時間ほどで乾燥終了。

で、この時点でようやく、正面下部の黒のスカート部にマスキング忘れしていたことに気が付く。

ラジエータグリルに、1ミリ幅のマスキングをすることに気をとられていたため、黒のスカート部にまでは気が付かなかった。

でも出来上がりを見ると、

ブルーのままでも、よさげな感じ。

くすんだブルーの時はあまり目立たなかったラジエーターグリルも、ブルーに塗り直してからは、がぜん輝くようになった。

車体同色にしたジ2のラジエーターグリルも、

車体から出っ張るものの、悪くない。

車体を組み立て、後面比較。

元バケットを付けたジ2(中央)は、その中央部をチェーン掛けにしたせいか、バケットカー=荷台の雰囲気が感じられない。

ジ10も、同様の構造にしよう。しかし8号客車の方は、、、。

しかしこのバケットを付けたために、困ったことも、、、。

そう、あのケースに収まらなくなっていた、、、。

ジ10号のステップをいじくるとともに、8号客車も、出現した廃材を使ってドレスアップ。

まず、8号客車で使うジ2の前面に、つけるはずのラジエーターグリルをはずし、グリーン塗装のまま、ジ2の前面になる方へ移植。そのままでは丸穴2つが残ってしまうので、足回りを8号客車に供出するため廃車にした2軸トラの側板を切り抜いて穴塞ぎに利用。こちらは黒塗装のままとした。また上部にヘッドライトの穴が開くので、バラバラにしたバケットのステー部を利用して穴塞ぎ。

そして8号客車は、切り落としたバケットの中央部を使い、貫通路塞ぎとして利用。同様に上の窓にも、貫通路が使えないことを示す、目隠し的な物を設置。職員輸送用だから、そこまでしなくてもいいのだが、廃材が余っていたのでつい、、、。

 

ジ10も、ステップドレスアップ。ジ2に比べ、チェーン部を若干広くとった。

これが出来上がり。

全部同じ形態だが、結果的に3者3様になってしまった。

8月から内装工事だな。

 

 


ジ2・8再塗装

2024年07月30日 | 猫屋線(改造)

最初の単端いじりは、塗装から。

気に食わないジ10の塗装をどうするか?と言う点も考えるうえで、まず客車に戻す8号と、緑塗装のジ2の再塗装に着手。

車体をバラバラにしたうえで、白色系で地色を消す。

一見同じようだが、客車化する8号の方は黄色で、ジ2の方は、ジ10のクリーム色に近いなんちゃらホワイトで塗装。

そのうえで、ジ2の方には、

ホハ3のブルーに近いと思われる、ブルーで再塗装。ホハ3に比べると、ジ10のブルーがいかにくすんでいるかが、お判りいただけるかと。

塗ったブルーをホハ3と比べると、

ちょっと明るめか。でもジ10と比べると、

断然こちらの方が、ブルーらしい。

8号客車の方は、お得意のなんちゃらグリーンで再塗装。

出来上がり。これを見た瞬間、緑塗装の8号客車の方、まんま三重交通やん、、、。

まさかまんま三重交通が出来上がるとは思ってもいなかった。これなら、緑1色に黄色帯塗装にでもした方が、職員輸送車としては、よかったかもしれない、、、、。ただ再度の塗装変更はせず、このまま使うことに。

前から後ろからの図。やはりジ10も、ブルーで再塗装しよう。ただ8号客車に使うジ2の前面、ちょっとラジエーターグリルが、、、主張が強いな、、、。それに単端後部のステップも、ちょっとお化粧しないと。


単端いじり開始!

2024年07月29日 | 猫屋線(改造)

単端2両が手に入ったところで、この3両のいじくり開始。

左端の8号は、何度も登場しているように、電気機関車のおまけで付いてきた2軸客車をKATOのポケットライン動力で単端化したもの。

とはいえ、使い道にあぶれていた物を、森林鉄道建設を機に、客車編成の動力に使うことに用途(?)変更。そして、ジ2・ジ10が入ったことにより、その役目をこの2両に譲り、8号は再び用途変更。購入以来ほとんど放棄していた「2軸客車」として、運材車編成に組み込み、職員輸送用客車として、再整備することに。

車体側面の窓見付は、4両とも同じ。違いは、新しい単端2両が、動力ユニットの関係で(そうとしか思えない)、カプラー上部にステップらしき板がついていること。

2両の端単は(もちろん8号も)、妻面・側板ともバラバラになるので、再塗装や室内造形には何かと便利。

これを利用して行ったのが、最初の改造。

まず2両の端単は、運転席側とステップ付き妻面側を入れ替え、運転席から見て、ドアが後ろ側になるよう車体を反転させた。

そして運転席側妻面も、2号と8号で入替。ただ2号についているラジエーターグリルを、そのまま使うかについては、まだ未定。

このグリルを8号に付けた場合は、

こんな感じになるけど、ここまでする必要あるかな?

ちなみに、8号の妻面を装着した場合、最下部が、台車枠のカプラー取り付け枠に、0.5ミリほど干渉するため、素直に面一にはならない。

またジ2と動力ユニットTM02Rを比べると、一見すると収まりそうだが、猫屋線特有の細かな差異により、きちっとつかない可能性が高い。何よりもカプラーの位置が問題で、TM07R装着が前提で作られたあのステップが、TM02Rでは、全く邪魔。無理やりTM02Rを装着し、ステップ切断の改造をするぐらいなら、素直にTM07Rを使うほうがましか。

また妻面も、よく似た感じの、下津井のバケット電車ものも試してみたが、

肝心の側面固定や屋根板固定のやり方が全く違い、接着剤でのポン付け以外の方法はなかったため、これも見送り。

しかしバケット電車のバケットは、

ステップにつけて再利用させていただくことに。

ジ2号と8号客車は、このようにばらばらにし、塗装工程へ。

問題はこのジ10号。再塗装、した方がいいかな?

なお運転台位置を入れ替え、ドアを後ろ位置にしたのは、単なる思い付きではなく、RMライブラリーにあった記述が参考。

ジ10のベースになった、西大寺鉄道のキハ8・10は、なんと1両のボギー車を半分にして生み出された、2両の端単。

キハ8の方は、模型オリジナルのジ10の形状をしているが、キハ10の方は、ドアが後ろ寄りにある、私が改造したジ10の形状。さらに言えば、運転席からドアが遠いこともあってか、運転席脇には、ちゃんと乗務員ドアもある。さらにさらに、ステップのある反対側妻面、客室からステップへ出る入口はなく、見事な非貫通構造。うちの模型では、そこまでは再現しないが、、、。


夏の陣、終了。

2024年07月27日 | 猫屋線(購入)

一昨日の25日の夕方、和田山の模型屋さんから着信。

「え!?猫屋線、もうとどいたの?」と思って電話に出ると、「明日には間違いなく入りますから。ただつく時間が確定しないけど、、、」「わかりました、なら27日朝に行きますわ」。

どうやら、25日に問屋さんから出荷されるのを確認してから、いち早く連絡してくれたらしい。翌日着は確定しているものの、正確な時間までは未確定。宅急便で送ってくる以上仕方はないけど。

元々26日は、午前中に歯医者に行く用があったので、「27日の朝に行きます。」と返事。入荷を待っていただけに、問屋出荷の時点で連絡をもらえたのは、うれしい限り。

で、今日、予定通り行ってきた。

これの中身は、

KATOのビスタカーセット、A+B+Cと、Cのみの2セット。

そして、

待望の猫屋線単端セットと、車輪関係。

最後に先日ついでで発注した、

相変わらずの山の木セット。糊は必要だと思うが、今更広葉樹の大は、、、。ま、丸太としての使い道はあるけど、、、。

ビスタカーの中身は、

このビスタカーは、末期タイプなので、実際に見ていたタイプ。行き先板も「奈良」や「橿原神宮前」が入っており、10年以上前のレジェンドコレクションに比べると、より身近な感じか。

青地に黒文字の名古屋・鳥羽は、名伊特急のものか。

さらにA+B+Cの3重連セットには、

V9運転の最後を飾った、「さよなら」ヘッドマークもついている。

レジェンドコレクション時代に、この3重連を再現しようとしていた人にとっては、もうちょっと早く出てほしかったな、と言う一品。

編成中間のサ10200も、スナックコーナーの有無が作り分けられているという凝りよう。

今は、猫屋線で手いっぱいで、9ミリレイアウトの方はご無沙汰状態だが、そのうちに9ミリも復活させよう。

で、期待していた単端。

共に西大寺鉄道タイプらしいのだが、今までの単端と異なり、動力ユニットを変えたせいか、車体形状に大きな変化が。

車体後部に飛び出た、ステップなのか荷台なのかよくわからない、この出っ張り。しかし裏から見ると、

まぎれもなく、カプラーを隠すための覆い。

この覆いがないと、

かなりカプラーが飛び出る感じに。

もっとも実車の世界では、西大寺鉄道のキハ8・10には、この部分に荷台(ステップ)がある写真があるため、これをどう使うかは、ユーザー次第と言うことか。

ただ最大の問題は、

写真撮影すれば、問題がないように見えるこの色。しかし現実はもっと淡く、青い塗料が少なかったんと違う?と言いたくなるほど、青みが薄い。

これは再塗装せないかんか? しかしこの暑さでは、再塗装しながら中毒になりそう、、、。

さてこれで、森林鉄道関係の車両が、出揃ったな。


ドレスアップ完了(運材車)

2024年07月25日 | 猫屋線(改造)

運材車に載せる丸太を増やし、映像で見る森林鉄道らしくなったところで、最後のドレスアップ改良。

ダイソーで半年ほど前に買った、手芸用品のチェーン。ええ年したおっさんが、100均の手芸用品コーナーを、目の色変えてあさっているシーンなぞ、変人以外の何物でもないが、猫屋線のドレスアップの為なら、気にしない。

で、このチェーン、使い道はと言うと、

運材車の立棒(セリだったか、タテリだったか、、、)の上部を結び、丸太が落下しないようにするもの。多分これと同じ構造のやつは、今でも運材用のトラックで使われているはず。

で、このチェーン、このままだと金色がまぶしいので、茶色に塗装。

ガンダムマーカーで塗ってもいいのだが、意外と塗りずらいので、ヨーグルトのカップにマーカーのインクを数滴入れ、それにチェーンを浸すようにして塗装。

出来上がったのが、左側。丸太の上に、チェーンがかかっている。

縦棒の上部には、小さな穴が開いているが、そこにチェーンのわっかを通すなど、至難の業なので、縦棒の上部でチェーンと接着剤止め。

チェーンと縦棒の接着位置がずれると、おかしな光景になるので、この位置合わせが、結構手間がかかる。

チェーンが金色のままだったら、わかりやすいのだが、ブラウン塗装した後は、ちょっとわかりずらい。が、雰囲気は大変良くなった。

森林鉄道を本気で再現しようとするなら、運材車だけで10両編成ぐらい組まないと雰囲気は出ないが、そんなことまでは出来ないので、ここはこれぐらいで我慢しよう。

さて、週末には、単端が手に入るかな?