クハを改造した勢いで、中間車(サハ?ホハフ?)も改造した。
電動車+付随車(+付随車)編成が、軽便鉄道では当たり前だと思っていたが、下津井や越後交通などでは電動車(+付随車)+制御車による編成も記録されており、特に下津井では、貫通ホロも装備されていた。
電車編成を3連にするか、2連(+1)の編成にするかは、迷うところではあるが、とりあえず3連が組めることを前提に、中間車(ホハフ)を改造ずることに。
そうはいっても外観はあまりいじれない。
気に入っていた赤屋根を普通の丸屋根に交換、戸袋窓を桟をカットして1枚物のすりガラスに変更。
下段だけすりガラスに変更したクハと比べると、1枚物の方が、見栄えがいい感じ。
一方デハの方は、前面が取り外せるので、運転台を付けるには、具合がいい。
車体側下部についている前面パーツ受けが、床下の浮き上がり(車体めり込み)を防ぐため、窓ガラスパーツは、アクリル板でしてもよかったのだが、面倒なのでそのまま使用。
ただ前面窓は、アクリル板に変えて運転台機器が取り付けやすいようにした。
こちらも戸袋部は桟をカットした1枚物で。
ただ座席は車体取り付けとし、窓ガラスパーツの床下抑えの出っ張り部分に接着。
車内を覗くと、こんな感じ。
座席を床板に付けたのは、クハ(右)だけで、デハ(上側)・サハ(ホハフ)(左)は車体取り付け。
サハ(ホハフ)の床板は、窓ガラスパーツが床板抑えになっているため、これをアクリル板に変えると、車体が床板にめり込んでしまう。
またクハ・サハの車輪は、当初考えていたスポーク車輪をやめ、TT03Rの車輪をマジックで黒くしたものを使用。
これはTT03Rの車輪があまりにもたくさん余っていたからであり、気動車部隊との区別する意味もある(ことにしておこう)。
そしてカプラーは、電車部隊用としたKATO・Nカプラーを採用、ただしデハは前後でカプラーを変え、パンタグラフ側は、気動車部隊と同じピン式を採用。
こうすることにより、
こんな編成も走れる。
下津井のバケット電車自体が、貨車もけん引していたそうなので、気動車線からの直通運転という設定もできる。
ゆえにこういう編成を組むときに前面となる側には、明確にわかるように、
「直通」の看板を取り付けた。
これが電車編成として使う場合。デハはピン式(受け側)装備なのに対し、残り2両はNカプラー。デハの反対側は、Nカプラー。
電車編成を組む場合、この「直通」の看板がある側にあと2両が続く。
まだ試運転はしていないが、このバケット電車、ちょっと気にいったかも。
カプラーを前後で変える手法、電気機関車にも使えるな、、、。