先週末、フラッと行ってきた水間鉄道。
前に行ったのは10年以上前だったが、その時点でも電車はすでに東急ステンレスカーに変わっていた。
接続駅が南海本線の貝塚という、今となっては近代化から取り残された感のある駅。
阪和線でもそうだが、岸和田・東岸和田が高架駅になり近代的な再開発がされているのに比べ、貝塚は阪和線ともども地平駅。橋上駅にはなっているものの、前後の泉大津・岸和田・泉佐野が高架化されているのに比べると、見劣りがする感じ。
この貝塚へ行くルートは、阪和線東羽衣経由で。
結局阪和線に最後まで残った4ドア車が、205系0番台。
東海道山陽緩行線→阪和線→東海道山陽緩行線→阪和線ときたのが、阪和線生え抜きの1000番台を差し置いての4ドア車の最終ランナーに。
3月改正での引退はすでに発表済みなので、あとは1000番台の後を追って奈良へ行くかかどうか。
そういえば奈良へ行った1000番台、とんと動きがないが、3月改正以降の再登場になるのかな。
で、羽衣支線に残る103系。
3月改正でこれも223・225に置き換わる。
で、高架になった南海羽衣駅。
阪和線の貧弱な高架駅を見慣れた目にとって、ホームが広い!
ただ、従来の改札を通ってここまで来るには、ちょっとした迷路。工事中なので仕方はないが、完成すると、そこそこの大きな駅になりそう。
右側の建物・高架線が、阪和東羽衣駅。もうちょっとどうにかならんかったのかね、この接続。
南海貝塚駅の裏口から発着する感のある水間鉄道貝塚駅のたたずまいは、昔と変わりない。
御多分に漏れずここもワンマンカ運転のみ。ドアの開閉は、貝塚と水間は全ドア開閉だが、途中駅は、先頭車の中ドア(乗り口)、前ドア(降り口)のみ。
寺院風の水間駅の駅舎は、健在。
でここから、以前は行ってなかった水間観音へ。
駅に戻り、駅に入ってくる電車を録ろうと線路沿いに歩いていくと、次の駅まで行ってしまった。
このまま電車に乗り、さらに先の森駅を目指す。
この駅へ来たのには、訳がある。
水間鉄道の弱点の一つに、阪和線との接続が全く考慮されていないことがある。
この両線、交差はしているもののそれぞれの駅は、全く我関せずの位置にある。
10年ほど前に来たときは、阪和線の駅までトボトボ歩いて行ったのだが、今回ちょっと下調べをして、水間から阪和線東貝塚に抜けるバス路線を発見。これを使ってみようとしたもの。
水間からこの森までは、鉄道に並行して走るようなので、ここまで来た。
この路線の色が、バスの車体色になっているようで、わかりやすそうに見えるが、ちょっと不安。
おまけにバス時刻が、
1日4本!
同じような時刻に2本走っているように思えるが、これはそのルートによるもの。
つまり東貝塚方面行は、水間方面からきてまず、森駅前(A)→森住宅前→森駅前(B)というルートをとるため。
写真の時刻表があったのは(B)の方の停留所。
これが(B)の停留所、奥の横断歩道を右に曲がると森駅、踏切を渡って(A)の停留所がある位置関係。水間から来たバスは、まず(A)の停留所に寄った後、森住宅まで行き、そこからこの(B)の停留所に来る、というルート。
ただこんな所で待っていても、本当にバスが来るのか5分前でも不安ではある。でもほぼ定刻通りにやってきた。
これが東貝塚駅前。青いャ塔`ョが、乗ってきたバス。こんなバスでもICOCAが使えるのは、もはや当然の時代か。このバスを待っている人がいるのには、驚いた。
ちなみに東貝塚駅は、左側住宅のさらに奥にあり、駅前だと思って降りると面食らう。
これが東貝塚駅。駅前広場なぞはなく、ャ塔`ョが入れても、方向転換が難しい。
東貝塚~水間ルートは、バス時刻をしっかり確認していかないと、使うのは難しいのが、玉に瑕。水間へは素直に南海乗り換えで行くのがよさそう。ただ帰りは、バス時刻さえしっかり確認しておけば、使えるか。
南海はロングシートでしたが、阪和線は転換クロスで帰ってこれました。