岩切天平の甍

親愛なる友へ

コージロー一家

2007年11月24日 | Weblog

撮影コーディネーターのコージローは近所に住んでいて、六歳のイサトくんと、最近双子の女の子が生まれた。双子のベビーシッターを雇うと、大変なお金がかかるのと、おじいちゃん、おばあちゃんの楽しみも兼ねて、日本からご両親が手伝いに長期滞在されている。

フード・コープに月一回の勤務にでかけた時、散歩中の一家に偶然会った。親子三代、七人、幸せを絵に描いたよう、アラーキーの新書本に出て来る親子三代写真みたいだ。
カメラを持ち合わせていなかったので後日、写真を撮らせろと押しかけた。

男の子と歩き始めたばかりの双子の走り回る家の中はてんやわんや。みんなにこにこしながら後をおっかけて走り回っている。

家族写真を、特に小さな子供がいる場合、うまく撮るのはとても難しい。ほんのちょっとの間もじっとしていないし、七人もいると必ず誰かが目をつぶったりする。壁が白くて、クリスマス・ツリーのイルミネーションもあったので、ストロボはよして、ソフトなタングステン・ライトにした。が、それが間違い。シャッター・スピードも絞りも稼げず、さんざんな結果に。
写真屋さんって大変なんだなー。

窓際の柔らかな光の中で両方の乳房で双子いっぺんにおっぱいをあげている光景がとても良かったんだけど、ここに載せるのはちょっとと言う事で、非公開。お母さんはその写真がとても気に入って、コージローに引き延ばせと指示があったということだった。





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